杏子の家は自分の家の近くで、
2階の窓からすぐ見える所に住んでいた。
自分は、夏になると窓を開けていることが多く
流れ星が多く見られる時には
夜空を見ながら眠っていた。
杏子の家の窓にふと目をやると
今まで明るかった部屋の灯りが消え
杏子も眠るんだな、と思った。
そして、きっと同じ夜空を眺めているんだろうな…
と思った。
幾つもの流れ星が放射状にみられ、
キラキラと輝く星たちをいつまでも眺めた。
明日はどんな一日になるだろう…
幼なじみの杏子も付き合い始めた沙織も
同じ夜空を眺めていた。
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