宝物。

ひとり言など

流星群…

2018-07-16 22:09:36 | 白と黒

杏子の家は自分の家の近くで、

2階の窓からすぐ見える所に住んでいた。

 

自分は、夏になると窓を開けていることが多く

流れ星が多く見られる時には

夜空を見ながら眠っていた。

 

杏子の家の窓にふと目をやると

今まで明るかった部屋の灯りが消え

杏子も眠るんだな、と思った。

そして、きっと同じ夜空を眺めているんだろうな…

と思った。

 

幾つもの流れ星が放射状にみられ、

キラキラと輝く星たちをいつまでも眺めた。

 

明日はどんな一日になるだろう…

 

幼なじみの杏子も付き合い始めた沙織も

同じ夜空を眺めていた。


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