ほとんどの神事は、「夜明けの晩」(7月7日午前1時頃)に行うことが常であり、
祭は7月6日の夜から7月7日の早朝の間に行われる。午前1時頃には天頂付近に
主要な星が上り、天の川、牽牛星、織女星の三つが最も見頃になる時間帯でもある。
全国的には、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることが一般的に行われている。
短冊などを笹に飾る風習は、夏越の大祓に設置される茅の輪の両脇の笹竹に
因んで江戸時代から始まったもので、日本以外では見られない。
「たなばたさま」の楽曲にある五色の短冊の五色は、五行説にあてはめた五色で、
緑・紅・黄・白・黒をいう。中国では五色の短冊ではなく、五色の糸をつるす。
「たなばたさま」
笹の葉さらさら
軒端に揺れる
お星様きらきら
金銀砂子
五色の短冊
私が書いた
お星様きらきら
空から見てる