宝物。

ひとり言など

博士の愛した数式・天地明察…

2012-11-04 13:22:08 | 映画
”√ ”は、どんな数字でも自分の中にかくまってやる実に寛大な記号。 


”素数 ” (自分と1でしか割りきれない数…たとえば、1,3,5,7,11,
13,17…など)は、”独立自尊 ”でりっぱな数。


常に数字のそばから離れようとしなかった博士。


自然な繋がりを生んだ ” 1 ” 杏子。


最後に大人になって数学の教師になった、”√ ”が生徒に言った言葉…

” 夜空に光る一つの星の美しさ

野に咲く1輪の花の美しさを

感じることの出来る豊かな感情を

育ててください… ”




囲碁を仕事としながら星と算術を愛する男、安井算哲。


暦のズレを案じながら病に倒れた建部昌明。


どんな難問もたちどころに解いてしまい、”化け物のごとき才能”と称えられた関孝和。


両手で地球を包む ” i ” 村瀬えん。


斜め前に座っていた白髪のメガネをかけていた人は、

最後の”えん”の言葉をキラキラ光る目で”うんうん”と

頷きながら観ていた…