寺社の正面に樹木や大石などがある寺社は多いようです。自然物が多いので、自然崇拝との関係もあるのかも知れませんが、大事な神仏を正面で守るという、守護的な意味合いもあったのではないかとも思われます。ご紹介する中には神社もありますので、本堂という表現はまずいと思うのですが、お許しください。
長福寺(塩崎町1135)
本堂の正面には、大石とコケを配した石庭があります。右斜めに行く参道は山門に通じています。この写真は、鐘楼にのぼって撮りました。
八幡神社(高田町440)
この神社では鳥居と杉と神社が一直線になって見えます。この様子はみごとです。水戸では数少ない八幡神社の一つです。
吉田神社(開江499)
拝殿の前には樹齢300年というサカキをはじめ何本かの木が茂っていて、さらにその前には遷座記念碑が建っていて、参道からはよく拝殿が見えません。遷座記念碑は、常磐自動車道建設に伴い、社殿が境内奥に移ったために建てられたようです。
厳島神社(木葉下)
この神社の前には、子安観音の石像や樹木、神社お札などがありました。この厳島神社は、江ノ島から勧請され、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀っているそうです。
桂岸寺(松本町13-19)
桜は少し右に寄っているようで、桂岸寺では、参道中央にある固定された車止めが正面のようでした。結解の表示であるともいえるような気もしますが…。
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