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水戸の見て歩き

水戸の女人講中 石像(9)

2019-07-04 20:09:10 | 水戸

香積寺(こうしゃくじ 渡里町111)
 稲荷坪(坪は、村内の小集落の単位)女人講中という地蔵講メンバーが、文化4年(1807)に建てたらしい、宝珠を持った地蔵です。

 

仏陀院(栗崎町1685-1)
 文化11年(1814)とある子供の小さな手も彫られた子安観音です。下通女人講中十九人 同七人 同五人とあり、3つの講が共同で建てたように見えますがどうでしょう。仏陀院には一時、後に六地蔵寺の住職になった恵範がいたそうです。

 

香積寺(渡里町111)
 文政13年(1830)、女人講中とある子安観音です。これは上の香積寺にある地蔵とは違った坪の講中が建てたようです。

 

河和田1(セイコーマート(河和田1-1513-43)のある信号を西へ約100m)
 女人講中十人、天保5年(1834)とある子安観音です。頭のかぶり物が頭巾のように少し変わって見えます。

 

加倉井町(三所神社(加倉井町1162)の南西約200mにある共同墓地)
 松山坪女人講中、嘉永3年(1850)とある子安観音です。

 

遠木共有墓地(水野石材(中原町1220-1)近く)
 上部が欠けてしまい、しかも前面の表面が剥がれてきてしまっている子安観音です。石造物は当然のことながら風化してゆくものなので、こうなる前にもっと映像などで残しておくべきなのでしょう。

水戸の女人講中 石像(8)


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