長崎市が、今月9日に行われる平和祈念式典にイスラエル大使を招かなかったため、駐英大使が不参加を表明したことに続き、G7が強く反発し、抗議の書簡を長崎市長あてに送った。
長崎市長がパレスチナに対するイスラエルの攻撃に反対を表明した措置だろうが、平和式典なのだから、むしろ全ての国に参加を求める方が理にかなっている。
7月から、北海道千歳基地、青森三沢基地、茨城百里基地で日米、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン軍が、東アジア有事を想定した共同訓練を行っている。
各国のロシアーウクライナ戦争、中東戦争などへの支援疲れが見えているが、東アジア有事の際の欧米諸国のわが国防衛に対する支援は絶対に必要だ。
長崎市が現実に背を向け、狭い視野に立って行った今回の措置は、有事の際の日本への支援から遠ざかる口実をG7に与えてしまったように見える。
むしろ、ロシアも含め多くの国を招待すべきだったのだ。
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