++ 生活メモ(育児奮闘編再び) ++

男の子二人を持つ母です。子育てとエンジニアの仕事頑張ってます。

夫婦以外の精子・卵子

2008-12-14 | 不妊治療
夫婦以外の精子・卵子使った体外受精容認へ…生殖医学会方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081213-00000028-yom-sci

前進しましたね。

特に卵巣がなくて、子供を諦めていた人
精子提供してもらって人工授精でなかなか妊娠できなかった人には
朗報ではないでしょうか。


人工授精は、精子を取り出し、人工的に子宮に注入する方法。

体外受精は、精子と卵子を取り出し、体外で受精させた
受精卵を再び子宮の中に戻す方法。

人工授精は、
男性因子では勃起障害、射精障害、精子の数が少ない、運動率が低い場合
女性因子では子宮頚管粘膜液が少ない、抗精子抗体がある場合
有効とされてます。

今まで日本では
人工授精の場合には夫以外の精子を提供してもらうことが可能でした。

なのに、体外受精の場合は夫以外の精子を提供してもらうことも
妻以外の卵子、夫婦以外の受精卵を提供してもらうことも出来ませんでした。

なんで人工授精ではいいのに体外受精ではいけないんだろ??

と、今までの制度では矛盾を感じていましたが
これで矛盾がなくなったにしても賛否両論はあるかもしれません。

第三者の(兄弟、姉妹でない、全くの他人からの)精子や卵子の提供の場合
もしかしたら、血の繋がった兄弟で恋に落ちて
結婚し子供を作る可能性もゼロではないのです。

今までの精子の提供では
第三者の提供者の素性は教えてもらえなかったのですが
今後はどうなっていくのでしょうか。

それから、生まれてきた子供が血が繋がっていないこととか
そういうこと話すとかどうするのかとか
子供のことを考えているのかとか
そういう問題もありますね…

でも、それは今まで可能だった、夫以外の精子提供による人工授精もです。

今までに始まった問題ではありません。

やる、やらないはその人が選ぶことになりますが
なんにしても、選択肢が増えるということは良かったと思う。

私だったら…やらないと思うけど
そういう悩みを持っていない私が駄目だとかおかしいとか
いっていいものかどうか…。