++ 生活メモ(育児奮闘編再び) ++

男の子二人を持つ母です。子育てとエンジニアの仕事頑張ってます。

体外受精メモ3

2006-11-15 | 体外受精
私の病院のARTの妊娠率詳細をゲットしました。

妊娠率25%って言ってたのは、体外受精のことだったんですね。
顕微授精も含めての値だとばかり思っていました。


ART(生殖補助医療)全体 22.0%
 IVF (体外受精)   25.5%
 ICSI(顕微授精)   18.4%

グレード別
 グレード1の場合     38.7%
 グレード2の場合     32.2%
 グレード3の場合     20.2%
 グレード4の場合      5.9%

ARTによる多胎率     16.8%
  

あと、基本的に戻す胚は1個だそうです。私の勘違いでした。
十分に多胎の危険性を認識した上で2個戻しも可能とのこと。


確かに、双子になることで母体にも赤ちゃんにも負担がかかります。


それから、1個戻すのと2個戻すのでは妊娠率は違うらしいのですが
2個と3個では妊娠率はほとんど変わらないそうです。

なので、3個戻すのはあまり意味がない…。


3個着床して、産むならともかく、減胎を考えていたりするのであれば
3個戻すべきではないと考えます。


また、研究室に話を聞いてきたのですが
受精卵のグレードは受精3日目まで卵子の質によるらしいのですが
4日目以降は精子の質も関わっているらしいとのこと。


新たな発見です。
(といっても、別にどうしようもありませんが…

体外受精メモ2

2006-11-09 | 体外受精
■体外受精スケジュール(アンタゴニスト法)■


1.前周期の高温期に入ってからすぐホルモン剤(プラノバール)の
内服を開始します。一週間内服します。卵巣の状態を整えるものだそうです。

※ プラノバールは保険適用

飲み終わって3日くらいで生理が来ます



2.周期5日目にエコーを行い、もし卵胞が残っていたら、針をさして
取り除きます。もちろん麻酔をしてから行います。
この日から卵胞刺激ホルモン(パーゴグリーンやヒュメゴン)の注射を
打ち始めます。

注射開始から3~4日で卵胞チェックします。

卵胞が15mmくらいになったら、採卵するまで毎日セトロタイドを自分で
お腹に注射します。セトロタイドの注射はHCG注射する当日まで行います。
卵胞をチェックし十分に発育していなければ、注射が追加されます。
卵胞が十分に発育したら採卵日を決定します。

※卵胞刺激ホルモンは保険適用ができません。自費で150単位3,500円前後です
一週間くらい注射を行うので35,000円くらいかな?

※セトロタイドは保険適用がないため、自費で一本7,500円くらいするそうです
3~4日くらいセトロタイドの注射を行うので、30,000円…高い



3.採卵日の前々日の夜中午前0時頃に胎盤性性腺刺激ホルモン
HCG(プロファシーなど)を注射します。
注射後、30~36時間以内に採卵します。
この注射を打つと、37時間後に排卵されることが最近の研究で
分かったそうです。



4.採卵の日は朝から病院に行きます。採卵は麻酔を打って行います。
私の病院では採卵後、5時間安静です。同時に、精液も取ります。
処理した精子と卵子を合わせ、受精させます。夕方に退院します。
抗生剤とホルモン剤の内服があります。



5.採卵後、3日目に移植を行います。移植後、15分ベッド上安静です。
私の病院では多胎を防ぐため、戻すのは基本的に1個までとなっています。
日本産科婦人科学会では、3個までと決められています。

※どうしても2個戻してって云えば戻してもらえるらしい

私は2個戻す予定です。(って、2個も戻す受精卵があればいいけど…)

着床しやすくするため、この日からホルモン剤(プロゲストン)の内服をします。

※ 体外受精の費用は基本が30万くらいです。
  たくさん受精卵ができたら凍結したりするのでもうちょっとかかります



6.採卵後16日目以降に尿検査により妊娠しているか確認します。



計算してみたのですが、
実際かかる金額は注射とかも込みで42万円くらい…

50万くらい用意しておいた方がよいと言っていた看護婦さんの言葉通りです。

体外受精メモ1

2006-11-03 | 体外受精
■体外受精スケジュール(ロング法)■

1.高温期に入って一週間くらいしてからGnRHアゴニスト製剤
(ブセレキュア又はナサニール)を点鼻し始めます。1日3回両鼻に噴射します。
これは、FSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)を出さなく
するもので、これをしている内は卵胞が何cmになっても排卵しないそうです。
HCGの注射をする日まで噴射し続けます。

私の病院では
ブセレキュア :10,000円
ナサニール:18,000円 です。

1本で2週間くらいもつようですね。

ロング法では3週間くらい使用するようですから、
1回につき、1本半は必要ですね。



2.周期5日目から卵胞刺激ホルモン(パーゴグリーンやヒュメゴン)を
1週間打ち続けます。卵胞が十分に発育していれば採卵日を決定します。
卵胞が十分に発育していなければ、注射が追加されます。



3.採卵日の前々日の午前0時頃に胎盤性性腺刺激ホルモン
HCG(プロファシーなど)を注射します。
注射後、30~36時間以内に採卵しますよ。
この注射を打つと、37時間後に排卵されることが最近の研究で
分かったそうです。



4.採卵の日は朝から病院に行きます。採卵は麻酔を打って行います。
私の病院では採卵後、5時間安静です。同時に、精子も取ります。
処理した精子と卵子を合わせ、受精させます。うまく受精するといいですね。
夕方に退院します。



5.採卵後、3日目に移植を行います。移植後、15分ベッド上安静です。
着床しやすくするため、ホルモン注射やホルモン剤の内服をします。
私の病院では多胎を防ぐため、戻すのは2個までとなっています。


日本産科婦人科学会では、3個までと決められています。
妊娠率を上げるために昔は10個とか平気で戻していたそうです。
多胎になった場合、法律的に産むか、中絶するかどちらかしかないのです。
しかし、どうしても中絶したくない人のために数減らしの減胎をしている
病院があるそうです。減退については賛否両論があるようですね。



6.採卵後、16日目に尿検査により妊娠しているか確認します。



って、これ、自分の予習のためのメモです。