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必読:携帯電話裏々事情

ケータイ業界の動きを読む~ドコモ・au・ソフトバンク・ウィルコム

◆ポータビリティー(MNP) チープな対策にがっかり

2006年09月02日 | MNP(番号ポータビリティー)
各社のナンバーポータビリティー(MNP)への取組があまりにもチープすぎる。落胆ですね。

キャンペーンでポイント付与2,000円分とか・・・

こんなこと小学生でも考えるぜ

(小学生の方がもっとアイデア一杯かもしれないのに、ごめんね)

もっと真剣に対策考えろよ。どこの会社がどうこう言うつもりはないけど。

3社全部だ。・・・語気が荒くなってきている 冷静に・・・


まんまとauさんにやられましたね。

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今回のMNPの各社の発表をゲーム理論的に推論してみた。

ゲーム理論を活用したかどうかはわからないけど、もしauさんが戦略的に仕掛けた結果なら、

MNP商戦の予備戦としては、auさんの勝ちですね。

ゲーム理論的に、auさんが巧みだったのかもしれない。どんな議論がau社内でされたかは、わからないが、

auさんの思惑通りに他2社が引っ張られた形になったと思う。

具体的には、まず最初に報道発表し、主導権・方向性・流れを作ったこと。

(普通なら、最大手のドコモさんが最初になるだろうに・・・)

チープな内容で決定し、他社が追随(横並び)しやすいように仕掛けたこと。

すなわち、各社で取組格差がつきにくいように仕掛けたこと。

これらは結果、MNP開始後にさらにauに有利になるような事ばかり。

万が一、他社が思惑通りに引っ張られなければ(特にボーダフォンを警戒)、

MNP開始直前2日間ほど前に再度発表内容を訂正する準備(保険的な施策)

のネタは用意していた可能性は大だね。

さすがauさんですね。あっぱれだ。

でも、ひょっとして・ひょっとして、かすかな期待として、ボーダフォンがさらにauさんの裏をかく戦略を立てていたとしたら・・・

今はあえて横並びのありふれたチープな内容で発表しておいて、MNP間際に大ドンデン返し的なこともあり得る。

そういうことができる会社がソフトバンクという会社だから。

(すでに会社のオペレーションにそういう傾向が見受けられるますから)


以上、あくまでも、私の勝手な推論で、MNP前を楽しんでいます。


みなさんは、今回の3社の発表をどう思われましたか?

わずか3社で独占される10兆円産業とも言われる巨大携帯業界ビジネス。

こんな巨大な産業にあって、もしこの発表のままMNPに突入なんてことになったとしたら、

あまりにお粗末なMNPへの取組ですね。

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