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必読:携帯電話裏々事情

ケータイ業界の動きを読む~ドコモ・au・ソフトバンク・ウィルコム

au割賦vs フルサポート・・・どっちがお得?

2008年06月04日 | au(エーユー)
auが割賦販売を始めるにあたり、今回の新シンプルコースの料金と従来のフルサポートコースでの契約とを比べて見ることにしました。

au割賦vs フルサポート・・・どっちがお得?

(いつもこういうワンパターンの比較ですいません)

まずは、下の表をご覧あれ。どちらも最安プランを選択。
上段は、新シンプルコースのプランSS。
下段が、従来のフルサポートでプランSSを契約した場合で、いずれも家族割と誰でも割に加入することを想定して、携帯電話を家族3名が購入する場合の月額のコストを比較してみた。なお、比較するにあたり、フルサポートで購入する携帯電話の本体代金は、24ヶ月で償却することして月額コストとして参入してみた。

結論としては、微妙に105円シンプルコースのプランSSで購入する方が安いが、正直な感想としては、ほとんど大差がないというのが結論ですね。というか、差が出ないよう、上手にauさんが料金タリフを作ったというべきでしょうか?





ほとんど差がないのであれば、割賦などローン契約の好き嫌いの個人的な感情は別にして、頭金なしで分割支払いで(しかも金利0%)なら、消費者的にはうれしいのではないでしょうか?

ガソリンの値上がりや食料品から雑貨に至るまで、昨今の値上がり続きの状況では、お客様の財布のヒモは固くなるばかりですからね。少なくとも、財布から万札がなくならないのは、ちょっとうれしいです。


au割賦販売6月10日~

2008年06月03日 | au(エーユー)
auは、 W61Sの発売を皮切りに、夏モデルを対象に6月10日より割賦販売制度を導入することを発表しました。噂通り、「シンプルコース」で購入する場合を対象に12回と24回の分割払いを選ぶことができます。

シンプルコースで選択できる新料金プランで、最も安価な「プランSSシンプル」で「誰でも割」に入ると(2年利用)月額基本使用料が980円(無料通話1050円分、通話料21円/30秒)になります。選べるプランは全部で7種類

引用参考

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0806/03/news033.html


個人的には、割賦を導入すると聞いて少々批判的な感情もありましたが、導入メリットがあるような印象にうまく仕上げてくれたと思います。点数を付けるとしたら、88点といった感じで、まずまずの合格点だと思います。

評価できるところとしては、
①シンプルコースでの契約を対象としたところ
 (シンプルコースで契約する場合、端末代が高くなるからこそ、割賦にする意味がある)
②従前のシンプルコースに単に乗せるのでなく、料金改定をして新しいプラン体系を作ったところ

あと、実際の販売価格がどうなるか?シンプルコースの建前は、フルサポより21,000円高い訳ですから、フルサポで2万円する機種なら、シンプルでは4万円ぐらいになりますね。仮に48,000円の割賦総額となった場合、24回支払いで月々2,000円の割賦になり、最安のSSシンプルを選べば(誰でも割加入)、基本ベースでは2,980円の支払になります。支払総額が48,000円の機種といえば、従来の価格から言えば、中上位機種に相当するので、その支払いが2,980円とはなんだかお得感があるような感じます。

さらにフルサポのプランSSとの料金差額は▲910円ですから24ヶ月では21,840円となり、24ヶ月をさらに超えて長期利用するなら、メリットは大きくなります。こうなると、上位機種(高価格帯)の購入の場合なら、今までのフルサポより割賦になった分だけ、買換え初期費用(頭金0円)とかなら、随分と買い安さが増す感じがしますね。逆に、廉価機種(低価格)なら、割賦で毎月1,000円ぐらいになる価格設定があれば、月々は2,000円の支払になるわけで、割賦期間が終了すれば、月々は980円の支払いでいいことになる。
なかなか魅力的だと思いますね。フルサポよりシンプルの契約数の方が多くなりそうだ。

故障・保証のサポートに関しては、まだ確認できていないので、また確認でき次第感想があれば、記事を書きたいと思います。




災害への備え・・・KDDIの「災害時ナビ」・「帰宅支援マップ」

2008年05月27日 | au(エーユー)
昨日の記事投稿のあとに、災害時に携帯電話を有効活用できる方法はないのかな?ということで、KDDI(au)から新たにこんなサービスが提供されます。これは大震災で交通機関が壊滅的な打撃を受けた場合、会社から家に帰るためには、徒歩で帰らなければならないわけです。通勤時間が1時間掛かる人なら、一体何キロの道のりを歩かなければならないか?考えただけでもゾッとします。しかもビルや家屋は倒壊していたり、場合によっては夜間に暗闇(電気が通っていない)の中を、歩いたことも無い初めての道を帰ることになります。

もちろん携帯電話は通話できない状態です。そんなとき、少しは役立ちそうなのが、「災害時ナビ」と「帰宅支援GPSマップ」です。携帯の基地局はダウンしてしまって携帯の通話・通信が出来なくても、衛星(GPS)との通信はできるわけです。自分の位置を地図上で確認しながら、目的地(自分の家など)まで迷わずたどり着くことができますし、地域の避難所もマップ上に表示されるので、一時的に避難所に身を寄せて待機することもできます。地震の場合は、大きな余震などが続いたりすると、外を歩き回るのも危険なことですから。安全な避難所で身の安全を確保することも大切になります。

そういう訳で、下記にサービス内容を紹介します。

KDDIプレス情報
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0521a/

1. 2008年度避難所マップの提供について(1) 提供内容
1) 「避難所マップ」の情報を更新
日本全国の広域避難所や主要道路、駅などに加えて「緊急指定病院」を追加した地図データを用意しました。
2) 視認性の向上
海および湖を水色ポリゴン追加により陸海の境界線が見やすくなりました。
(2) 提供方法
「災害時ナビ」サイトトップの「避難所マップダウンロード」からダウンロード。
〈アクセス方法〉
EZトップメニュー → カテゴリ検索 → EZサービスで探す → ナビ→安心サポート → 「災害時ナビ」
(3) 料金
無料
※ 別途、パケット通信料がかかります。
(4) 提供開始日
2008年5月22日 (木)


●2. 「帰宅支援マップ」の無料お試し版の提供について(1) 提供内容
「災害時ナビ」の有料地図「帰宅支援マップ」の無料お試し版を、毎月1日から5日 (注) の期間でダウンロードが可能です。「帰宅支援マップ」の無料お試し版は、ダウンロードから5日間ご利用いただけます。これにより、勤務地から自宅までや、勤務地から家族であらかじめ決めた集合場所までなど、お客さまひとりひとりに合わせたオリジナルのマップをご利用いただくことが可能です。
注) 1月を除く。
(2) 提供方法
「災害時ナビ」サイトトップの「帰宅支援マップ」からダウンロード。
〈アクセス方法〉
EZトップメニュー → カテゴリ検索 → EZサービスで探す → ナビ → 安心サポート → 「災害時ナビ」
(3) 料金
無料
※ 別途、パケット通信料がかかります。
(4) 提供開始日
2008年6月1日 (日)
参考: 「災害時ナビ」対応機種ほか

au割賦販売情報・・・第2弾です

2008年05月16日 | au(エーユー)
au割賦販売情報ですが、

まだ詳細はわかりません。噂では、シンプルコースを対象として、導入は2008年夏モデルの新機種の購入の場合に、割賦契約が出来るようになるらしい・・・となぜかドコモの人から聞きました。

仮にもしシンプルコースを割賦の適用対象にするのであれば、それはベストの選択だと思います。端末代金がフルサポートコースより2万1千高い訳ですから、4万円5万円の端末の支払いを割賦に出来るのはとても魅力的です。

でも、「誰でも割」でフルサポートコースの契約をすることを考えると、シンプルコース自体にはあまり魅力がないので、シンプルコースの割賦契約率がどれくらい高くなるのかは、全く予測がつきません。

今の料金体系なら、私はやはりフルサポートコースを選んじゃいますね。

でも割賦導入に併せてシンプルコースの料金改定があり、月額1,000円が値下げになって500円ぐらいになるとしたら、絶対にシンプルコースの割賦で買うんだけど・・・。もしくは、フルサポート金額の2万1千円が値下げになって1万5千円以下になるような改定があった場合も、シンプルコースに魅力が出ますね。

このように一番ユーザーが騙されやすい体系は、シンプルコースを値下げして、フルサポートとの端末価格差をさらに圧縮し、全体の端末価格を1万円ぐらい値上げされた時ですね。そうすると、一気にシンプルコースの割賦販売に流れが傾くと思います。

最終どういう形になるのかは、良くわかりませんが、楽しみにしましょう。なんせ割賦導入はauが最後のキャリアなので、一番良い状態で導入をして欲しいものですよね。

auも割賦販売準備の様子

2008年05月12日 | au(エーユー)
auも割賦販売を始める準備が整いつつあるようです。
詳細は全く不明ですが、6月頃から始まりそうな感じですね。割賦契約になると2年間のしばりが強くなって、買換えサイクルが長くなる傾向にあるので、販売現場としては、ちょっと困ります。そうなることを避けるために、同じ2年しばりでもフルサポートコースが出来たと思うんだけど・・・。

フルサポートコースとの関連を考えると、ドコモやSBとは少し違った要素を入れてきて欲しいもんですね。詳細は今週末か来週中にははっきりしてくるとは思いますが。


auも無料通話スタート(3/1~)

2008年02月21日 | au(エーユー)
auも無料通話を3月1日~からスタートするようですね。
詳細情報をまだ確認できていませんが、無料通話対象は家族割加入の家族間通話と企業向けには、法人割加入回線(同一請求内)などが対象となるようです。

まあ、家族で長電話する機会は少ないけど(単身赴任などの方には便利かも)、特に法人向けの社内通話のコストが削減できるメリットは大きいですね。会社の社用ケータイも個人持ちで、一部会社から補助をもらっている社員って結構多いですが、これを機会に法人名義ケータイにして、通話を無料にしてしまう方が、会社の支出コストは下がるかもしれないです。

au 携帯値上げ シンプルコースの対比グラフ2

2007年10月17日 | au(エーユー)
昨日のグラフについて100分未満をもう少しわかりやすくということでしたので、150分までになってしまいましたが、作りなおしました。また、シンプルコースを選択した場合は、端末代金の自己負担額が21,000円増えるので、これを仮に24ヶ月利用した場合の端末自己負担分を月額コストと考えた線形を追加で入れてみました。月間通話分数が30分~80分はとにかく入れ替わりが激しいですね。グチャグチャな感じです。要する大差ないよということになっちゃいますがどうでしょうか。






auシンプルプランの試算グラフ

2007年10月16日 | au(エーユー)
参考までにauのシンプルプランのSとLについて、シミュレーションのグラフを作ってみました。大体はあっていると思いますが・・・
パケットやオプション利用料金は含まず、基本料金と音声通話部分の比較で、比較対照は、WINの従来プランを誰でも割で利用した場合のグラフです。






ということで、話題性はありましたが、端末代金は2万円高?になるシンプルコースを選ぶメリットは殆んど感じませんね。営業担当も、シンプルコースの方がお得になる料金体系だと、端末の流通数量(販売数量)が今後低迷していくので、基本的には、シンプルコースは割高になるような設定になっているみたいなことを言ってました。シンプルコースがお得感がある料金って言うのは、月額500円ぐらいで1分10円ならお得な印象になります。ただし、ポストペイド方式で月額500円なんていうのはビジネス的にはまずないだろうな・・・何千億円も基地局整備に投資するインフラ産業で、顧客管理や請求管理・回収リスクを考えると採算が合わないですね。だって電気や水道の公共料金のの基本料金ですら、1500円ぐらいはしてるんですから。今回の件は、とりあえず総務省向けのポーズっていうことでしょうかね~。


auシンプルコース1分当たり10.5円がミソ

2007年10月16日 | au(エーユー)
auのシンプルコースの新料金プランが話題を呼んでいるが、NTTドコモも良く似たようなコースを準備しているようです。10月26日に中間決算発表があるようなので、プレリリースも間近です。

ところでauのシンプルコースのプランLの通話料1分当たり10.5円は通話メインで1万円以上使うような高額利用者にはお得なプランだと思いますが、1分あたり10.5円という課金方法が私は気に入らないですね。レートとしては30秒5.25円と同じなのですが、30秒課金でないところが腑に落ちないのです。(プランSでは30秒課金なのにプランLでは1分課金に変えている)

例えば、通話して相手の携帯が留守電で着信した場合、何もメッセージを残さないで切る場合、料金が5円になるのか10円になるのかの違いは大きいし、同様に61秒~89秒の通話の場合でも、20円となるか15円で済むのかの違いも大きいのです。決してこれはauだけでなくどの携帯電話会社も同じようなことですが、ユーザーは良く見ています。こういうところで、会社の考え方というものがわかりますね。良心的にやっている会社なのか、それとも安いように見せかけてズル賢く儲けようとしている会社のか?企業の姿勢が問われる部分だと思います。



auの失速気味・・・ソフトバンク純増5ヶ月連続1位

2007年10月09日 | au(エーユー)
ソフトバンクが5ヶ月連続で純増数で1位になりました。もちろんSの自力によるところは認めますが、auが情けないですね。こうなることは1年前から推測できていたことですし。そこが数字の恐ろしさという奴ですかね。

いい数字っていうのは、結果という数字を生み出す理由っていうものがあるはずなんですが、最近のauっていうのは、その根源となる所がやや疎かになってきているような感じです。根源が薄れつつある中で、過去の良い財産の恩恵を受けているだけです。何か最近は結果の数字ばかりを追いかけ始めているように感じますね。

この過去1年間で言えば、auってスゴイ。ワクワクする感じっていうのがほとんどありませんね。2年~3年前の貯金でメシを食ってる感じすらしますが・・・そうなれば、当然Sに負けることになります。Dが浮上するのは2010年以降のような気がします。このままでは、2010年までに、auが辿ったように次はSが浮かれてしまって間違った方向に行きそうで怖いです。自戒・謙虚さが無くなってしまうことは業界の悲劇ですし、ユーザーがその被害を受けることになるからとても不安です。Dが2010年以降に再浮上する根拠なんてものはありませんが、おそらく今Dは自戒をはじめ謙虚になり始めているだろうなと想像するからです。業界各社の胎動周期みたいなものです。企業も所詮は、人間がオペレーションしている以上、落とし穴にハマってしまうようですね。


au値上げ報道 ポイント改定早見表

2007年10月06日 | au(エーユー)
auの端末2万円値上げ報道で、結構心配になっている方が多いと思いますが、値上げの対象は新設のシンプルコースの場合の話で、従来タイプ(名称が新たにフルサポートコース)場合、11月12日以降に端末購入をした場合に従来より2倍以上のポイントが貯まります。それがどれくらいお得なのか、簡単な早見表にしました。

そして「解除」という概念が、回線ではなく端末についてくることがポイント。携帯電話端末の継続使用期間がどれくらいであるかが重要となります。



①まず12ヶ月間のポイント蓄積数


これを見ればポイント貯まるペースがどれくらいスゴイかわかりますよね




②12ヶ月時点で解約などする時に貯まったポイントを充当した時の支払解除料金

貯まったポイントを解除料に充当したとき支払う金額がこんな感じです。7000円ぐらいが平均の人が12ヶ月目に解約すると8150円の解除料なります。15000円ぐらい使う人だと解除料450円です。2年契約ですが、この場合高額利用者はもうほとんど解除料金が掛からない水準になっています。


③13ヶ月目~24ヶ月までの累積ポイント数



④13ヶ月目~24ヶ月目に端末利用をやめる場合(解除する場合)の解除料金


上表6段目の月額8000円平均の人だと13ヶ月目で解除料が0円になっています。1年端末を利用したので、償却が終わったというかたくさん料金を払ってauに貢献したので無罪放免っていう感じですね。さらに一番右下のセル、平均15,000円の利用者の24ヶ月目では、無罪放免のうえさらにポイントが19,350円貯まっているので、機種変更の時にこの金額分ポイント値引きしてもらえることになります。
25ヶ月目なら2年超過なのでさらにアニバーサリー200Pと無事故1000P加算ですから、2万円以上ポイント値引きしてもらえる訳です。

たくさん使う人は今までよりさらに優遇、利用頻度の少ない人は今まで通りそれなりに・・・って感じでしょうか。


au値上げ報道:解説第2弾!!

2007年10月05日 | au(エーユー)
今回のauの新プラン投入で、従来プランの改訂も大幅に行われる訳ですが、新プラン開始11月12日以降、ユーザーにとってどんなメリット・デメリットが起こるのでしょうか?(対象は11月12日以降に端末を購入した人が対象です)
11月12日~購入の場合、解除料金の設定はデフォルト2年設定になります。
今回の改訂のミソは、解除料金対象期間が2年縛りであるにも関わらず、極端に言えば、半年で縛りが無くなる人・1年で縛りが無くなる人など、ユーザーの利用状況に応じて変動していく仕組みなのです。最終的には最長2年では必ず縛りから開放されます。

発表後の初期の印象としては、現行の店頭での販売価格は実質的に当分の間ほとんど変わらないだろうと思います。あくまでも2万円値上げの対象はシンプルコースを希望した人のみが対象ですから。従来からのプランを選択する人には大きなデメリットは少ないと思います。(おそらく従来プランの選択率は98%以上でしょうね)。
総体的には、11月12日以降に端末を購入した人のポイントの付与率が大幅にアップするので、真っ当なユーザーにとってはメリットの方が大きいと思います。
また最大メリットを享受できるのは、月額の支払いが1万円を超えるヘビーユーザーの場合で、ポイント付与率がなんと7%なので最大の恩恵を受けることが出来ます。

・端末の利用頻度が高い=高ARPU=端末の傷みが早い=買い替えの必要性が高い=端末割引が大きい
・端末の利用頻度が低い=料金支払少ない=端末が傷みにくい=買い替えの必要性少ない=端末割引が少ない

という公式が前提になります。

ということで、逆に改定により不利益を被るユーザー層は、1年ごとに解約新規で端末をコロコロと変えていくユーザー層です。今までなら、年割など年間縛りが解けたタイミングで、1年ごとに解約新規で端末をコロコロと変えていたユーザーにとっては、1年後でも解除料金が発生しますのでデメリットになります。これは、利用料金が少ない、あるいは端末利用期間が短ければ、当然ポイントの貯まる量も少ない訳です。解除料金に貯まったマイレッジポイントが充当できたとしても、当然貯まったポイントで相殺仕切れない場合が発生し解除料金を支払うことになります。

今回の改定を簡単にまとめると、2年間での解除料金額の設定は期間変動+蓄積ポイント連動になります。

ちなみに、中古機の持ち込み新規・機変でシンプルコースの利用はできません。
それと、11月12日以降にシンプルコースでない方(フルサポートコース・・・従来型)で端末を購入した人が、将来解除料金の縛りから解かれたときには、シンプルコースへの変更が可能になります。端末割引分の支払責務を果たしたユーザーだから、その後はご自由にということでしょうね。

au 端末値上げの裏事情

2007年10月05日 | au(エーユー)
総務省主催 モバイルビジネス研究会の提言を受けて・・・

顧客の端末購入価格の公平性確保と不透明な料金体系の是正の取組み

元々携帯電話は、1台4万円~6万円ぐらいする高価な商品であるが、お客様が支払う基本料金や通信料金の将来収入を見越して、携帯電話会社が販売価格を割引して提供する販売奨励金モデルを主軸として、安く販売してきたきた背景があります。

何が不公平なのか?
例えば半年や1年という短期間で契約を解約して、改めて新規で契約すること(俗に言う解約新規)で、端末を安く購入することができます。これは上述の通り、携帯電話会社が販売奨励金により端末を値引きして提供している仕組みで起こっており、その値引きの原資は、お客様の支払い料金によるものであり、ある特定の一部の利用者に端末割引が繰り返し何度も使われているという不公平を是正するものです。推測ですが、このようなユーザーは全キャリア合計で年間で約100万人ぐらいいるのではないでしょうか?

逆に携帯電話を短期間で買い換えることなく2年~3年と長期に渡り端末を利用し続けるユーザーからみれば、買い替え頻度が少ないために、自身への端末割引機会も少なく、割引の特典が少ない結果となっています。端末の短期利用者のために、間接的に自身の支払い料金が使用されているとも言えるのです。

不透明な料金体系とは?
料金については金額は明示されているものの、元来その実体は、端末代が安くなる代わりに、その安くなる分を将来に渡りユーザーが料金として端末割引分を月々料金で支払うという構造を持っています。すなわち、月々支払い料金に含まれている端末代金のユーザー負担分が曖昧であるという総務省指摘です。
料金に端末代金を含むことで、海外料金と比較したときに、日本の携帯電話料金が高いと言われる温床となっているのが現状ですから。よって、端末代金と料金を明確に区別される料金プランが用意されるべきであるということになります。実際に明確に区分する場合、利用料金は、現行より安く設定されるが、従来利用料金に含まれていた端末割引のユーザー負担分がなくなるので、店頭での端末代は大幅にアップすることになります。ただこの分離プランを選ぶかどうかは、あくまでも利用者の選択に任す仕組みで運用されることとなります。

疑問:なぜこんな早い時期に分離プランの導入に踏み切ったか?

総務省モバイルビジネス研究会によるとりまとめ提案が発表されたのは、ほんの2ヶ月程前で、分離プランについての期限は2010年度中とされていた。まだ3年もあるのに、発表からわずか2ヶ月で、KDDIが導入を発表する理由は何か?

1.2010年までとは言いながら、なるべく早く導入を発表し、少しでも分離プランの市民権を得たいと考えた。

2.ソフトバンクに4ヶ月純増1位を奪われ焦っている。ホワイトプランに対抗する新プランの投入で、ソフトバンクの好調にいくらかでもブレーキを掛けさせたい狙いがある。

3.8月~誰でも割(初月からイキナリ基本料金半額)の投入で、最安プランでの
実質基本料金は、すでに1,000円未満となってしまい、今更分離プランの投入を行っても収益に及ぼす影響はほとんどないと考えた。

4.ソフトバンクの割賦契約の導入により、ソフトバンクから締め出された短期解約者(不良ユーザー)が流入してきており、収益の圧迫要因として確認され、早急にその対策の必要性に迫られていた。

5.今回の発表によりポイント付与についても大幅改訂になります。従来の2%還元付与が最低4%最高7%の付与率となります。例えば、毎月利用料金の支払いが1万円の利用の場合、月額ポイントの付与率は7%と非常に高額ポイントとなります。(破格です)
もし2年間端末を利用する場合ですと、毎月700円分のポイントが貯まる訳ですから、24ヶ月で16,800円分のポイントになりますので、機種変更価格が非常に安くなります。この破格のポイント付与率により、高額ARPUユーザーを取り込み効果が期待できます。

まあ、考えれば切がないので、今日のところはこの辺で・・・。

久しぶりの記事投稿でした。

au HaRu割 キャンペーン延長・・

2007年04月02日 | au(エーユー)
auのHaRu割キャンペーンが好評につき期間延長・・になりました。
当初3月31日までということで展開してましたが、5月6日まで延長です。

応募懸賞関係は4月1日からリセットが掛かっていますが、割引特典などは3月の延長で来てますし・・・

これって広告表示法に引っ掛からないのかな?
3月末までだからと消費者の購買心理を煽っておいて、好評だからと延長するのは良くないような気がします。
3月末に慌てて・無理して契約したお客様が怒るよね。

コンプライアンス遵守は言うまでもなく、さらに倫理観や道徳観のセンスもこれからは大事だから。騙された・裏切られた感にならないように願いたいものです。

法的な判断・解釈は様々でしょうが、とにかく誤解を招かないように期間延長という言葉は出さない方がいいのではと思ったりします。