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必読:携帯電話裏々事情

ケータイ業界の動きを読む~ドコモ・au・ソフトバンク・ウィルコム

法人向けiPhoneのパッケージ商品の提案

2008年08月27日 | ソフトバンク(SoftBank)
先日、SBさんにiPhoneの販売促進に法人向けプランと商品のパッケージ化をお願いしてみました。どうせiPhone余っているんでしょとばかりの勢いで、ダメもとですから。企画が実現するなら、500セットは仕入れしますよとはいってはみたものの・・・・さてさて?

要するに「音声用の廉価の端末+iPhone」のセット販売です。
セット購入での料金設定は、
①基本:Wホワイト1980円プラン
②パケット定額(2台セットで)上限5,000円ぐらいまで。
にして欲しい。

2台セットの割賦総額は10万円ぐらいで、割賦の特別割引設定は、セットで月額3,000円(24ヶ月で約7万円割引)程度を希望してみました。となれば、実質負担の端末代は、セットで3万円以内で収まるぐらいなら、需要は有りそうです。法人の業務系アプリケーション端末として、利用用途が広がりるし、できれば簡易のアプリケーションも同時に提供して欲しいとお願いしました。

当然のことながら、iPhoneをダシにして音声系の端末販売ができれば、法人なので音声ARPU収入が得られますから。それに電話番号を2台分発行できるので、純増数にも貢献しますからね。

実現するととてもうれしいです。


iPhoneの販売失速・・・iPhoneの今後

2008年08月18日 | ソフトバンク(SoftBank)
iphoneの販売に急激にブレーキが掛かっています。ソフトバンクショップでの扱いシェアも10%程度と言ったところでしょうか?

iPhoneに機種変更をしようかと発売前には考えていた私ですが、結局のところそのままの状態です。iPhoneに買い換えるには、犠牲になる部分も正直あり、今一歩踏み出せない感じですね。発売前から、最初に1ヶ月だけは売れるだろうけど・・・2ヶ月目以降は販売が失速すると思っていたので、驚くようなことではありませんが、今後のiPhoneの販売を盛り返すには、どうしたらいいんでしょうかね??

MNPなどの乗換が難しければ、2台目端末として利用するのもいいですが、そうなると元々1ヶ月の支払いが7,000円ぐらいある人だと、さらにiPhone分が上乗せされて、ランニングの維持費が馬鹿にならない金額になります。だから2台目としても利用しにくいというのが正直なところです。それなら、iPodやiTouchを購入する方が安上がりな気がしますから。

SBユーザーの私としては、こうなって欲しいです。
すでに、パケット定額で既設の利用回線がある人は、同一名義でiPhoneを購入した場合、パケット定額料金の支払を不要としてもらえるとうれしいです。もし無料が困難なら、せめて1,000円ぐらいにして欲しいですね。ホワイトプランの月額とiPhone専用のパケット定額1,000円ぐらいなら、2台目として十分持てる金額だと思いますね。だから、こういうプランが出来れば、この恩恵を受けようと思ってMNPで3Gの端末への乗換が促進されて新たな加入者獲得ができるし、+iPhoneの分がそれに上積みされることになるので、1ユーザーあたりの獲得収入を底上げできると思います。要するに1回線あたりのARPUを上げることも大事だけれど、1ユーザーに2回線を持ってもらい、回線あたりARPUではなく一人ユーザーあたりの利用料金を高める(支払料金額)ことに、iPhoneを駆り出すのも面白いと思いますが、いかがでしょうか?(2台目利用なら、通話なんてできなくてもいいですし。)

たぶん、iPhoneの累計販売台数は、25万~30万台ぐらい?ではないのかなと想像します。100万台以上の販売を目指すなら、今のままだと、これから1年掛かっても無理だと思います。

iPhoneが欲しいと思っている潜在ユーザーは、おそらく数百万人程はいるとおもいますが、乗り換えるには犠牲が大きいし、かと言って2台併用利用では、料金がたまりません。これを解決できれば、iPhoneの未来もまた拓けてくると思います。是非、実現をお願いしたいものです。

iphone 電話機能ロック解除方法

2008年07月11日 | ソフトバンク(SoftBank)
iphoneを手に入れたら・・・

iphoneを手に入れても、すぐには電話として通話ができません。普通、ケータイ電話を購入したら、すぐに使える状態で受け取りますが、iPhoneの場合は自分で電話機能(ロック解除)をセットアップしなければなりません。

ソフトバンクの3G用のUSIMカードとは異なり、iPhone専用のUSIMカードを受け取ります。

手順としては、
①USIMカードをiPhone本体に差し込みます。
②パソコンでインターネットからiTunesバージョン7.7をダウンロードして、そのソフトを起動(ダブルクリック)して展開します。ダウンロード↓
http://www.apple.com/jp/itunes/download/
③iTunes7.7のインストールが完了したら、付属のUSBケーブでパソコンとiPhoneを接続します。
④自動的にiTunes7.7が立ち上がり、デバイス機器としてiPhoneを認識して、電話機能のロック解除の処理が始まります。(15秒~20秒程度)
⑤ロック機能解除で、やっと電話として利用できるようになります。

という作業をユーザーが自分でやらないといけません。言い換えると、ココに書いてあることがわからない人は、iPhoneは買っちゃダメです。ちゃんと理解できる人が購入してくださいね。


iphone購入の注意事項

2008年07月09日 | ソフトバンク(SoftBank)
iphoneの購入を考えている人へ

iphoneは今までのような普通のケータイではありません。基本は自己責任で・・・自分で意思決定して、自分でキチンとデメリットを覚悟のうえで購入しましょう。
とにかく勝手が違うことがたくさんありますので、心の広い人のみ限定でiphone購入可です。

<基本的な注意事項>
・店頭でのアドレス帳のデータ転送はできないので、各自自分ですること
 (付属CD-ROMソフトにて、ご自身でパソコンで転送)
 ということで、パソコンを持っていることが前提条件です。

・ご購入後は自分のPCよりitunesへの登録作業が必要
(itunesへの登録は、クレジット決済のみ)
 itunesへの登録完了後、すべての機能が使える。

・日本仕様の今までのケータイとは明らかに異なるので、わがままは厳禁。


<機能面の注意事項>
・メール送受信共に、ただ友メールの対象外。お金が掛かる。
 (送信先の方(相手の方)にちゃんと伝えておくべし)
・MMSは使用できない(絵文字不可・デコレメール非対応)
・相手の方が迷惑メールの受信拒否等をしている場合は、ドメインの許可が必要。
・iphone用のEメールアドレスが、翌日発行となる場合もある。
 (ソフトバンクケータイのアドレスのドメインとは異なる。)
・送受信メールの自動消去機能はなし。
(SMSは相手先ごとの一括消去になる。個別消去はできない。)
・送受信合計200件まで保存可能。(サーバーには5000件まで保存)
・動画/明るさ/撮影モード/ズーム/撮影サイズ等の設定の機能はなし。
 (撮影後、アルバム内でズーム閲覧が可能)
・カメラは裏面一箇所である。
・Bluetoothによるメモリ等のデータ転送はできない。
・Yahoo!ケータイのご利用はできない。(携帯専用サイトを閲覧できない)
・回線の状態によっては、大容量のデータをやりとりするの特定のサイトにて、
 通信制限がかかる場合がある。
・パケット定額フルの価格は固定となる。
 (アクセスインターネット等一部の通信に関してパケット定額フルの対象外となる。)
・サイトによっては表示が対応していない場合がある。
・赤外線/おサイフケータイ/外部記憶メモリ/位置なび/簡易留守録/ワンセグ/キーロック/ などの機能はない。
・留守番電話(i)加入者様には、着信お知らせ機能は通知されない。
・発着信記録は一括削除のみ。(1件ずつ個別削除はできない。)

<故障・修理などの保証とアフターメンテについて>
・保障期間は、1年間。
・Appleが提供するApple Care Protection Planへの加入が可能。
(APP加入は保証期間内であれば可能です。それ以降のご加入はできない)
・加入後に送付されるAPP登録証は大切に保管しておくこと。
・解約時に期間を満了していない場合は、返金が出来る場合があるらしい。
 (詳細不明、詳しくはAppleコールセンターへ問い合わせするべし)
・盗難/紛失に対する保証はなし。
 電池パックについては、2009/07/11から対応となる。
・電池パックは本体に内蔵されていて、電池パックのみのご購入・交換はできない。
・保証期間内であっても、機種の状態によっては修理が有償となる場合がある。
・電話帳や音楽等すべてのデータに関しては、保証の対象外。
(自分でバックアップをこまめに取っておくこと)
・itunesに接続できない場合はiPhoneテクニカルサポートセンターに。
(その後の問い合わせにつきましてはAppleコールセンターにて対応)
・サポートに関しては、90日に1件までは無償
(保障期間内のみ。2件目からは有償)
・有償の電話サポートはクレジットのみで受付となる。
(itunesへの登録はクレジット決済のみ)

追記:
ちなみに半年ほど前に、子供iPodの修理問合せのため、コールセンターに電話したら、受話口で約40分程待たされて、腕がだるくなってあきらめた。後日子供が自分で1時間近くねばって、やっとオペレーターと話しができた。もうコロゴリさんでした。

こんなにややこしいなら、予約キャンセルしようかな。やっぱ普通のケータイがいい。



iPhone2年間の支払総額約20万円也のマイナス思考

2008年06月23日 | ソフトバンク(SoftBank)
iPhoneの販売価格と契約方法が発表になりましたね。
端末の自己負担実質額は、8Gバイトで23040円(月額負担960円)になります。
16GBで34,560円とのことです。

購入条件としては
・980円(ホワイトプラン月額基本料)
・960円(端末月々負担料24回の場合)
・5,985円(パケット定額フル利用料)
・315円(Sベーシックパック月々)
合計8,190円の契約が必須になるとのことです。

そうすると24回(2年間)の支払い最低金額は、8,190円×24回=19万7,760円となります。

端末約2万円で、月額980で利用できるなんて、そんな甘い契約は出来ないみたいですね。とは言え、全く当たり前の普通の金額ですね。おそらく月額7000円~8000円ぐらい毎月料金を払っていることを基準に考えれば、2年間の総支出額は20万円ぐらいにはなるので、さして驚くような金額ではありませんけど。

私のほぼ予測範囲内の販売契約内容になった感じですが、甘い期待をしていた人からしたら、前評判より少し裏切られた感じでしょうか?個人的には、私は欲しい。やはり買いかなって思っています。


iPhone発売価格2万円ってほんと??

2008年06月12日 | ソフトバンク(SoftBank)
昨日、何人かの人とiPhoneの件で話しをしたら、どうやらソフトバンクブランドで発売するというのが、濃厚だなんて話しで持ちきりだった。端末も2万円程で販売されるということで、私にはもう全く理解できない。

ジョブズが何を考えているのかなんて、鼻からわかるわけがないが、ここまで私の予想と食い違ってくると、自分のマーケティングのセンスの無さに悲壮感が漂ってくる。

もし2万円で販売されたら、従来のソフトバンクブランド機種はほとんど売れないし、iタッチやiPodの価格との整合性・バランスなんて全く取れないわけで、本当に意味不明な話しが巷にあふれている。自分のいいように解釈すれば、この2万円説は頭金2万円を意味しているのかな?なんて思ったり。

頭金2万円・割賦総額5万円ぐらいならソコソコ売れるだろう。iPhoneの発売で、ソフトバンクが一番怖れているのは、飛ばし携帯・割賦の踏み倒しである。頭金0円なんて設定にすると、タダでiPhoneを手に入れて、割賦は当然最初から踏み倒すつもりで、何店舗もまわり買いあさって古物商(中古販売店)などに売り飛ばされるのがおちだ。だから、頭金0円なんてしたら大変なことになるので、頭金設定はしっかりされるはずだと予想します。その設定額2万円が一人歩きして、iPhoneは2万円らしい・・・なんて話しが広がってしまったのかな?なんて。

とにかく、今はっきり言えることは、価格は全く未定ということです。

iPhone販売方法解らず・・・

2008年06月11日 | ソフトバンク(SoftBank)
iPhoneの販売価格と販売方法について、ソフトバンクに問い合わせてみましたが、今の所全く情報がないということでした。発売まであと1ヶ月という急な発表でうれしいさと驚きが一杯で、とてもワクワクします。

先日の記事では、ディズニーモバイルのようにMVNO方式になるんじゃないかなんて書きましたが、全くわかりません。iPhoneを一つのメーカーとしてソフトバンクブランドとして販売するんじゃないですか?なんて話しもありましたが、単なる端末メーカーとして扱うなんて、私には考えられません。

またiphoneのオプション契約で、ストレージサービスも準備されているようですね。20G容量で年額5,800円、40Gで9,800円ということです。ハードディスクの単価はデバイス機器で1Gあたり20円~30円ぐらいの感覚なので、少し高めといった感じですが、外出先でもWEBサービスとして共有・同期が出来ることを考えれば、この価格帯になるのかもしれませんね。1ヶ月300円でも年間3,600円になるので、やっぱり商売としては、これぐらいだろうななんて思います。ストレージサービスの市場価格としては、安い方だと思いました。

個人的には、今一番欲しい端末はやっぱりiPhoneです。昨日もMACユーザーの知り合いの人から、早速予約したいんだけど・・・なんて電話が掛かって来ました。やはり、関心度はものすごく高そうですね。何よりも、私の今の端末はSBでもう2年ぐらい使っているから、機種変更したくて、正直ムズムズしてます。



勝因・・・ソフトバンク「iPhone」獲得

2008年06月05日 | ソフトバンク(SoftBank)
「iPhone」の国内販売権は、ドコモ優勢なんて一頃ささやかれていましたが、やっぱり最終はソフトバンクになりましたね。孫社長がボーダフォンを買収した直後に、アップルと業務提携の契約を結び、その後ソフトバンクショップでiPodなどが販売されるようになりました。

2年前、アップルとソフトバンクで業務提携までしながら、さすがにドコモに販売権を渡すことはないだろうと思ってましたけどね。ジョブズ氏と孫さんは旧知の仲ですし。(もっともそんな義理人情が通用する業界でもないですが)

だいたい、ソフトバンクのロゴマークをみれば、あの色使いやデザイン性からアップルをかなり意識しているというか、孫さんのアップルへの憧れみたいなものがあることを強く感じます。

将来の孫社長の野望は、国内での携帯シェアの50%を超えることですが、その次には、ソフトバンクブランドの携帯を全世界に販売することでしょうね。アップルの製品のように、世界マーケットにソフトバンクブランドを展開することだと思います。孫社長の頭の中で考えていることは正直わかりませんが、孫さんはそういう人だと思います。

今回「iPhone」の国内販売権獲得の最大理由は、ソフトバンクが、すでにディズニーモバイルで、MVNO方式でサービスを提供している実績がきっと高く評価されたものと思います。アップルの方針としては、機器だけを供給する気はなく、基本料金・通話料・パケット通信などの収入のすべて要求していたはずで、こうなれば、ドコモ・auの芽はないと考えられます。すでに実績があることが、何よりも説得材料になったと思いますね。ソフトバンクの戦略は、とてもしたたかで、ディズニーさえもダシに使った訳ですよね。

ところで、「iPhone」販売のインパクトってどれくらいあるんでしょうかね。「iPhone」発売から1年以上経ちますが、全世界での販売累計台数は350万台なんて言われています。1,000万台ぐらいは行っているのかと思ってたら、たったの350万台ですよ。そう考えると、国内販売は年間100万台も行かないかもしれません。携帯1億ユーザーの日本で100万台と言えば、たったの1%に過ぎません。数字上のインパクトより、むしろブランドイメージアップの効果、それが大本命かもしれません。そして、さらには「iPhone」上で提供するWEBサービスとして、何かを考えている可能性もありますね。

関心所としては、「iPhone」のテレビコマーシャルを早く見てみたいです。

落とし穴ありホワイト学割(ソフトバンク)

2008年01月25日 | ソフトバンク(SoftBank)
ホワイト学割に落とし穴(裏)はあるのか?結論はあります。ホワイト学割についてググってみると、今回のホワイト学割は落とし穴(裏)はないとの記述があまりにも多いですね。ホワイト学割を私は応援したいし、ソフトバンクは業界のおかしな所にいつも風穴を開けてくれるキャリアだから大好きです。

人間は自分にとってのいい所(都合の良い情報)だけを受け取って、思考停止状態でそれ以上を考えようとしない傾向を持っているようです。だから、契約してからこんなはずじゃなかったとクレームを言うお客様があまりにも多いし、もちろんショップスタッフにも思考能力と言う点でかなり個人差があるのも現実で、マイナス情報を伝え切れないでいる販売員もいます。私は思います。マイナス情報を伝えた上で、お客様にあったプランや機種選びのお手伝いができるようになって欲しいのです。

ホワイト学割で100%恩恵を受けられる人もいれば、そうじゃない人だっています。3年間基本料無料0円という言葉だけが一人歩きをしてしまい、購入する機種によっては、新たなクレームを生むようなことが少しでもなくなって欲しいのです。お客様が騙され、あるいはそんな説明を聞いていないということで、不信感を募らすこと、今後は避けたと思っています。

基本料金無料にウソはありません。しかし、新スパーボーナス加入による割賦契約になった場合、お客様が毎月支払う金額が予定した金額と違ってくれば、当然不信感となります。やっぱりな。あーあ、騙されたんだと思うお客様がこれ以上出ないようにしたいと思っています。それがたとえ一部の人が対象であってもです。

ソフトバックユーザーは、単独利用の人もいれば、ダブルホルダー(携帯2台持ち)の人もかなり多くいます。無料通話部分を目当てに利用するからです。もちろん、有料通話やパケット通信などをある程度利用するような場合なら、利用料金から特別割引を満額控除してもらえますが、利用料金の支払いの少ない・・・すなわち料金発生が少ないあるいはほとんどない場合が心配なのです。利用料金と購入機種の選定を間違うと基本料無料の恩恵が少なくなる(無くなってしまう)人が必ず出てきます。そこをきちんと説明できるようになっておかないといけないし、ユーザーも自分の利用目的を考えて機種選びをしなきゃいけないと思います。

これ以上書くと、以前のブログの繰り返しになるので、詳しくは過去記事を読んでください。

http://blog.goo.ne.jp/googoomobile/e/69bfa6bfab17b460134b38c19612e61c

http://blog.goo.ne.jp/googoomobile/e/0b31add59a78f811959eb18bb6f48a14

衝撃的!!ホワイト学割基本料3年間無料を考える

2008年01月24日 | ソフトバンク(SoftBank)
久しぶりに衝撃的な発表でした。少し頭を冷やして冷静さを取り戻すことができました。

冷静になった所で、以前ソフトバンクの割賦販売制度が始まった頃に少し触れたことがありますが、なぜ基本料金0円でビジネスが成り立つのでしょうか?ひょっとして、また何か裏があるんじゃない?と疑う人もいると思います。
私は正直疑っています。(私の悪い癖)

そこで、今回発表のモデルの種明かしです。少々、裏があるというか簡単な落とし穴があります。全員が落とし穴に落ちる訳ではありませんので悪しからず。

仮に基本料金が0円で、ベーシックパックの315円を払っていれば、すなわちメールも通話もしなければ、待ち受け専用的に使えば315円で支払いが済んじゃいそうに誰しも思いますよね。通話もソフトバンク同士なら夜9時まで無料な訳だし。しかし、ホワイトプラン加入の前提条件は、何だったか覚えていますか?

これが解れば、ソフトバンク通です。
そうそう。割賦販売(新スーパーボーナス利用)が前提なのです。この割賦販売時の特別割引制度がミソなのです。もし利用料金の支払いが315円で終わってしまったら、特別割引は315円しか受けられなくなり、満額の特別割引を受けられないので、その分、割賦での端末支払い額が減らない現象を生みます。言い換えれば、ソフトバンクの基本料金980円は、どの道、特別割引実施で回収できないものになってしまっているから、無料にしてもそれほど痛くもないというところでしょうね?

このようにさほど収入に響かないのに、「学生なら3年間基本料金が無料になる」というこのインパクトだけは、なぜか正直とても大きいのです。なかなかの戦略のだと思いますね。ましてやこれから、合格、入学、卒業シーズンで学生の動きが活発になる季節なので、かなり市場の評価を得るものと思います。

あと気になるのが、2月からの割賦価格や特別割引額がどう変更になるのか?です。あまり変動は無いだろうと予測しますが、この価格設定については、2月の値付けを見守りたいところですね。これらは、基本料金を無料とする前提の調整弁としても、収益を調整できる機能を持っていますので・・・200円や300円ぐらいは簡単に上げ下げできてしまいますからね。

基本料金が無料になれば、割賦代金の支払いが増加してしまう両建て状態になっているシステムであると思います。皆さんはどう評価しますか?

噂・・・ソフトバンク既加入の学生向け割引プランは4月~

2008年01月23日 | ソフトバンク(SoftBank)
ソフトバンクのホワイト学割の注目度はかなり高まっているようですが、すでにソフトバンクのホワイトプランを利用しているユーザーは、ホワイト学割にプラン変更ができません。ホワイト学割は、2月1日以降の新規加入のユーザーが対象ですから。

うちの下のちび(子供)は、ソフトバンクを持たしてるのだが、出来ればホワイト学割がいいのだが、どうやら無理っぽい。ソフトバンクの孫社長が「ソフトバンクは学生さんの味方で、学生さんが高い携帯電話料金を払うために、アルバイトをしなきゃいけないなんておかしい」と言ったとか。だから学生さんのためにホワイト学割を出すことにしたんだ・・・とのこと。真偽の程はわかりませんが、もし本当ならとても好印象を与える発言であることは間違いないですね。

また、すでにソフトバンクを利用してもらっている学生さんのためにも、4月には学生向けの新しいプランを出すとも言ったらしいが、現段階では詳細情報は皆無ですね。宣伝上手な孫社長だから、100%そのまま信用することも出来ないが、少なくても月額数百円レベルの話かもしれないが、お得になるようなプランが出ることを期待しましょう。

ホワイト学割 vs ホワイトプラン

2008年01月22日 | ソフトバンク(SoftBank)
ホワイト学割 vs ホワイトプランの支払額比較

ホワイト学割は基本料金が無料だから980円分お得になるであろう考えるのは単純すぎます。昨日の投稿記事のあと、機種によってどうなるのだろうと思い、表を作ってみました。

ホワイト学割 vs ホワイトプランの機種別支払額対比表
(通話通信の支払い料金が0円の条件での試算)



注目は黄色のセル列です。ホワイトプランとホワイト学割の支払額の差額になります。ご覧の通り、高機能機種(発売後新しい機種など)は割賦支払額も多い代わりに特別割引額も多く設定されています。しかし利用料金が少なすぎて、特別割引が満額控除されないので、支払の差額(黄色の列)が全く発生しない機種が多く存在します。(差額0円)一方で、低機能機種は割賦支払額が少ないために支払総額が大きく低減することになることがわかります。

小学生低学年の子供なら、高機能機種を持たせることも少ないので、割賦支払額の少ない(=特別割引が低い)機種であれば、基本料金980円分が無料となることで、かなり節約できることがわかります。とは言え、通話通信を行えば、その分は当然支払い総額全体は増加するのは当たり前の話ですけど。


ホワイト学割・・・基本料金が3年間無料

2008年01月21日 | ソフトバンク(SoftBank)
下記プレスリリースの発表内容です。

ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、社長:孫 正義)は、学生(小学生~専門学校、大学生)向け新割引サービス「ホワイト学割」を、2008年2月1日(金)から5月31日(土)まで販売します。

「ホワイト学割」は、大好評の「ホワイトプラン」(月額基本使用料980円/月)に「パケットし放題」(定額料1,029~4,410円/月)と「S!ベーシックパック」(315円/月)、ホワイト学割向けポータルサイト「コンテンツ学割クラブ」をセットにしたサービスで、加入から3年間は「ホワイトプラン」の月額基本使用料が0円/月、「パケットし放題」の定額料が0~4,410円/月になり、さらに情報料無料(通信料のみ)で使えるコンテンツを集めた「コンテンツ学割クラブ」がご利用いただけます。

サービス詳細は以下のとおりです。

1.サービス内容(セット)
「ホワイトプラン」月額基本使用料:0円/月(新規加入から3年間)

「パケットし放題」定額料:0~4,410円/月(新規加入から3年間)

S!ベーシックパック月額使用料:315円/月

なお、ホワイト学割向けポータルサイト「コンテンツ学割クラブ」は、2008年3月1日(土)からご利用いただける予定です。

[注]
※ 新規加入から3年経過後は、自動的に通常の「ホワイトプラン」「パケットし放題」となります。


2.加入条件
契約者または使用者が学生であり、当社指定の必要書類を提出すること。
(店頭販売の場合、学生ご自身の来店が必要)

携帯電話機購入を伴うソフトバンク3Gサービス新規契約時に、同時に申し込むこと。

3.申し込み受付期間
2008年2月1日(金)~5月31日(土)



[注]
※ 本サービスにおける学生とは、小学校以上で連続12カ月以上の就学期間を要し、かつ入学・卒業が年2回以下で固定されているなど、当社が指定する条件を満たしている学校に在籍するお客さまを指します。


ホワイト学割のソフトバンクモバイル詳細WEBサイト
http://mb.softbank.jp/mb/special/students/index.html


ソフトバンクのホワイト家族24の抜穴

2007年07月28日 | ソフトバンク(SoftBank)
ホワイト家族24の新しいプランの投入で好調を維持するソフトバンクですが。
6月の携帯電話の販売概況としては、5月に続き純増数ではソフトバンクがかなりいい数字を残しただろうと想像します。ソフトバンクに反感を覚えるユーザーもかなりいますが、ジワジワとソフトバンクはその勢力を拡大していますね。割賦販売や特別割引などの制度も、かなり認知され始めてきていますし。

さて、ホワイトプラン月額980円が登場して、夜9時までならソフトバンク同士は通話無料・・・ユーザーの話では、夜9時~が一番長電話をしたい時間帯なのにという不満があり、今ひとつ評価が良くなかった感はゆがめないが、ホワイト家族24の登場で様相が少々変わりつつある。家族(ファミリー)なら、24時間通話が無料になるわけだが、本当に家族間で利用しているのか?という点である。

簡単に言ってしまえば、あなたがもしソフトバンクユーザーでファミリーを組んでいるとして、新たにもう一台新規でホワイト家族24を契約して、それを大好きな恋人に渡したら、月額980円で24時間通話無料のホットラインになってしまうわけです。どうやら、そういう使い方ってありなんだと、ユーザーが気づき始めている様子。おそらく全国レベルでは何万台という新規がそういう利用を前提に売れている可能性もあると思ったりしますが・・・。何もソフトバンクユーザーでなくても、今利用しているドコモやauの携帯はそのままで、新たにソフトバンクで新規2台契約を作れば言い訳ですし。ホワイト家族24申し込みの審査を超厳しくしないのも、キャリアとしてその抜穴を黙認(提供)する方が加入回線獲得には有利になる訳です。知ってますか?ホワイト家族24は最大10回線まで申し込みが出来るんですよ。10人家族って?この少子化の時代にいますか?そういう利用のされ方を予め想定しているって言うのは、言いすぎでしょうか?

昔、auが学割という基本料金を半額にするプランを投入したとき、中学生の子どもの名義で契約はするものの、その携帯は実のところ親が利用していたなんてケースがかなり存在していたんですよ。実際に家族の誰が利用しているかまではわからないので、キャリアは黙認せざる得なかったし、むしろそういう利用のされ方によって回線数が増加していくのであれば、それはそれで家族丸ごと囲い込むことができるので、黙認するメリットはあったわけですね。

ウィルコムやソフトバンクの通話無料サービスで、携帯2台持ち(ダブルホルダー)が確実に増えてきています。私の場合、特に長電話をしたい相手もいないし、長電話ってあまり好きじゃないから、どうでもいいでんすがね。





ソフトバンク盗難端末の闇流通

2007年05月29日 | ソフトバンク(SoftBank)
この数ヶ月、とりわけソフトバンクのアクオス携帯910SHや911SHの盗難事件が急増している。組織犯罪グループがあるのではと疑いたくなるほど頻発している。もちろんドコモのFOMA端末などが狙われるケースもある。

910SHや911SHなどは、SIMロックを外す外さないということではなく、電波帯域がそもそも日本国内にしか対応していないのに(GSM圏は不可国内利用に限定されているが)、すでに数千台規模に達している盗難端末を国内でどのようにさばいているのだろう。

ネットオークション(某大手)などでは、未使用新品として大量のソフトバンク端末が出品されている。携帯電話販売に携わる者として、これだけ大量に新品端末が出回ることは考えられない。販売代理店の仕入れ価格は6万円台~7万円台(一台あたり)と高額だから、ショップが横流しすることはあり得ない。また解約機の流出にしてもユーザーの購入価格を下回るオークションの落札価格になっているので、一般ユーザーによるとは考えにくい。(オークション価格15,000円~18,000円ぐらい)

また、盗難事件の発生の数日後にオークションの出品数量が急激に増加している点なども考えると、もしかしてと勘ぐりたくなるものだ。

上述のように、販売店の仕入れ価格が高額ということは、同時にソフトバンクの販売店に対する卸価格には、それ相当の利益が含まれていることになる。従ってソフトバンク本体から見れば、盗難事件が多発しても被害の負担者は販売店で腹は痛まないし、ショップは新たに商品を仕入れしなくてはならなくなり、むしろ卸売り販売数量が増加し、儲かってしまう。さらに盗品をユーザーが利用する場合、当然販売店に支払う端末補助の手数料は不要となるし、割賦販売の特別割引をユーザーに対して行う必要もなくなる。またオークションの手数料収入にも繋がるし、一石三鳥四鳥みたいなおかしなことになってしまっている。

こういう盗難品の流通の背景を知ると、ソフトバンク本体からみれば、盗難を防ぐ(抑止)動機も薄く野放し状態になっている。系列のオークションサイトもほとんど野放し状態である。

携帯電話会社に対して言いたい。
盗品端末は絶対に利用できないよう、製造番号によるアクセス認証をきちんと行って欲しいし・・・。さらに、そのような盗難品が流通することに対する抑止・防止策をしっかり講じて欲しいと強く望みます。




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