今日、行きつけの中華料理屋でお昼ごはんを食べながら、雑誌でケータイに関する記事を読んで、う~んなるほどと納得しましたので、少しご紹介します。
今年に入って、未成年者の新規契約の場合、ケータイのWEBへのアクセス制限を携帯各社が実施しました。これも総務省指導のもと、未成年者を犯罪などに巻き込まないためにという大義名分で、これには私も賛同する者の一人です。もちろん抜け穴は確かにあって、完全ではありませんが、ある程度効果は期待できます。
その時、各社ともずいぶんと早い対応でおかしいなと思っていました。以前なら実施に向けては、携帯各社が異論を唱えたり、あるいは足並みが乱れたりというのがよくある話なのですが、今回ばかりは即答YESで全社が賛同し、短期間で実施となりました。これほどまでに、携帯各社が世の中のことに理解ある会社ではないんですがね。
このすばやい対応には実は、事情があるようなのです。
携帯で利用するWEBサイトは、当初は公式サイトの利用が中心で、そこで発生する月額会費やコンテンツ利用料などもパケット通信収入以外の重要な収入源だったのです。ところが、この1年~2年はモバゲ~などに代表されるように、勝手サイトの利用率が上がり、公式サイトの利用料収入が伸び悩んでいるようなのです。携帯各社の言い分としては、携帯のインフラを使っておきながら、勝手サイトは利用料金で儲けていながら、携帯電話会社には一銭もお金を払わないのはどうもおかしい。まさにタダ乗りしてるのは「けしからん」ということで、勝手サイトの締め出しに掛かり始めたというのが、どうやら実情のようでもあります。
特に未成年者のパケット利用頻度は高く、また会費や利用料金を払うのも、10代の若者が多いのが現状なのです。この締め出された部分を、今度は携帯電話会社の推奨の安心サイトとして提供することで、もう一度お金が携帯電話会社に落ちるような枠組みに切り替えたということのようです。
こう考えると、ホワイト学割でソフトバンクが1万サイト以上を公式サイトとして括り直し、子供たちに安心して使えるとして提供することで、パケット利用率を高め、一部の有料情報のサイトでチャリンチャリンと小銭を稼ごうとしているのも何か納得できてしまう話になります。
世の中は色んな思惑が交錯しながら成り立っているんだなとつくづく思わされました。
今年に入って、未成年者の新規契約の場合、ケータイのWEBへのアクセス制限を携帯各社が実施しました。これも総務省指導のもと、未成年者を犯罪などに巻き込まないためにという大義名分で、これには私も賛同する者の一人です。もちろん抜け穴は確かにあって、完全ではありませんが、ある程度効果は期待できます。
その時、各社ともずいぶんと早い対応でおかしいなと思っていました。以前なら実施に向けては、携帯各社が異論を唱えたり、あるいは足並みが乱れたりというのがよくある話なのですが、今回ばかりは即答YESで全社が賛同し、短期間で実施となりました。これほどまでに、携帯各社が世の中のことに理解ある会社ではないんですがね。
このすばやい対応には実は、事情があるようなのです。
携帯で利用するWEBサイトは、当初は公式サイトの利用が中心で、そこで発生する月額会費やコンテンツ利用料などもパケット通信収入以外の重要な収入源だったのです。ところが、この1年~2年はモバゲ~などに代表されるように、勝手サイトの利用率が上がり、公式サイトの利用料収入が伸び悩んでいるようなのです。携帯各社の言い分としては、携帯のインフラを使っておきながら、勝手サイトは利用料金で儲けていながら、携帯電話会社には一銭もお金を払わないのはどうもおかしい。まさにタダ乗りしてるのは「けしからん」ということで、勝手サイトの締め出しに掛かり始めたというのが、どうやら実情のようでもあります。
特に未成年者のパケット利用頻度は高く、また会費や利用料金を払うのも、10代の若者が多いのが現状なのです。この締め出された部分を、今度は携帯電話会社の推奨の安心サイトとして提供することで、もう一度お金が携帯電話会社に落ちるような枠組みに切り替えたということのようです。
こう考えると、ホワイト学割でソフトバンクが1万サイト以上を公式サイトとして括り直し、子供たちに安心して使えるとして提供することで、パケット利用率を高め、一部の有料情報のサイトでチャリンチャリンと小銭を稼ごうとしているのも何か納得できてしまう話になります。
世の中は色んな思惑が交錯しながら成り立っているんだなとつくづく思わされました。