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必読:携帯電話裏々事情

ケータイ業界の動きを読む~ドコモ・au・ソフトバンク・ウィルコム

裏事情:未成年者のアクセス制限・フィルタリング

2008年01月30日 | 携帯電話(ケータイ)全般
今日、行きつけの中華料理屋でお昼ごはんを食べながら、雑誌でケータイに関する記事を読んで、う~んなるほどと納得しましたので、少しご紹介します。

今年に入って、未成年者の新規契約の場合、ケータイのWEBへのアクセス制限を携帯各社が実施しました。これも総務省指導のもと、未成年者を犯罪などに巻き込まないためにという大義名分で、これには私も賛同する者の一人です。もちろん抜け穴は確かにあって、完全ではありませんが、ある程度効果は期待できます。

その時、各社ともずいぶんと早い対応でおかしいなと思っていました。以前なら実施に向けては、携帯各社が異論を唱えたり、あるいは足並みが乱れたりというのがよくある話なのですが、今回ばかりは即答YESで全社が賛同し、短期間で実施となりました。これほどまでに、携帯各社が世の中のことに理解ある会社ではないんですがね。

このすばやい対応には実は、事情があるようなのです。
携帯で利用するWEBサイトは、当初は公式サイトの利用が中心で、そこで発生する月額会費やコンテンツ利用料などもパケット通信収入以外の重要な収入源だったのです。ところが、この1年~2年はモバゲ~などに代表されるように、勝手サイトの利用率が上がり、公式サイトの利用料収入が伸び悩んでいるようなのです。携帯各社の言い分としては、携帯のインフラを使っておきながら、勝手サイトは利用料金で儲けていながら、携帯電話会社には一銭もお金を払わないのはどうもおかしい。まさにタダ乗りしてるのは「けしからん」ということで、勝手サイトの締め出しに掛かり始めたというのが、どうやら実情のようでもあります。

特に未成年者のパケット利用頻度は高く、また会費や利用料金を払うのも、10代の若者が多いのが現状なのです。この締め出された部分を、今度は携帯電話会社の推奨の安心サイトとして提供することで、もう一度お金が携帯電話会社に落ちるような枠組みに切り替えたということのようです。

こう考えると、ホワイト学割でソフトバンクが1万サイト以上を公式サイトとして括り直し、子供たちに安心して使えるとして提供することで、パケット利用率を高め、一部の有料情報のサイトでチャリンチャリンと小銭を稼ごうとしているのも何か納得できてしまう話になります。

世の中は色んな思惑が交錯しながら成り立っているんだなとつくづく思わされました。



マクドナルド控訴らしい

2008年01月29日 | Weblog
うちの会社は飲食関連ではないにせよ複数の店舗を運営し、当然店長という立場の人間を置いています。店長には従来は残業代を認めていたが、最近では基礎賃金を3万円~4万円アップし、管理職として残業を認めないようにしたところです。もちろんそれ以外に店長手当ては別途評価により何万円かを支給します。

店長からすれば、過度の残業を行えば疲れがたまり良い仕事ができないから休めと本部から注意を受けるし、残業をほとんどしないようであれば、基礎賃金を上げてもらったから申し訳ないと思い、自分の賃金に見合った労働調整をしているように思います。これがいいのか悪いのかは良くわかりませんが、労使間の信頼関係が根底にあるように思います。

今回の判決でマクドナルドは控訴したとの記事をみかけましたが、判決理由として経営者と一体的な立場ではないという部分がどうも理解に苦しむところです。マックのように1700店の直営店舗の店長が、会社の経営に一体的な立場で経営参画をすることなど不可能なことで、部長や役員ですらワンマン社長のもとでは一体的な経営などされていないのに、一店長にそのようなものにものさしをあてて判断することは、とてもナンセンスだと思います。

深夜あるいは24時間営業するお店は、店長の労働負荷は大変なものだと思います。原告の人は、毎日15時間を越える労働を行い、年間休日も10日程度であったとのことです。(真偽は不明)このような労働は、例え管理職の部長や役員レベルでも許されるものではないと思います。健全でないことは誰の目に見ても明らかな異常ぶりだと思います。

店長が管理職にあたるかどうかなんて、それぞれの会社の賃金体系や考え方があり、それを一律に店長は管理職には当たらないという言葉の一人歩きの方が怖いと思います。世の中には、店長でお店の経営・運営に責任と誇りを持って働き、会社からしかるべき処遇を受けている人もたくさんいますからね。

労働法制として月に4日以上の休日を与えることは、人間の健全な生活を守るためにも、しっかり支えなければならないと思います。そういう意味で、マクドナルドのような逸脱した労働環境は、改善されなければならないと思います。

落とし穴ありホワイト学割(ソフトバンク)

2008年01月25日 | ソフトバンク(SoftBank)
ホワイト学割に落とし穴(裏)はあるのか?結論はあります。ホワイト学割についてググってみると、今回のホワイト学割は落とし穴(裏)はないとの記述があまりにも多いですね。ホワイト学割を私は応援したいし、ソフトバンクは業界のおかしな所にいつも風穴を開けてくれるキャリアだから大好きです。

人間は自分にとってのいい所(都合の良い情報)だけを受け取って、思考停止状態でそれ以上を考えようとしない傾向を持っているようです。だから、契約してからこんなはずじゃなかったとクレームを言うお客様があまりにも多いし、もちろんショップスタッフにも思考能力と言う点でかなり個人差があるのも現実で、マイナス情報を伝え切れないでいる販売員もいます。私は思います。マイナス情報を伝えた上で、お客様にあったプランや機種選びのお手伝いができるようになって欲しいのです。

ホワイト学割で100%恩恵を受けられる人もいれば、そうじゃない人だっています。3年間基本料無料0円という言葉だけが一人歩きをしてしまい、購入する機種によっては、新たなクレームを生むようなことが少しでもなくなって欲しいのです。お客様が騙され、あるいはそんな説明を聞いていないということで、不信感を募らすこと、今後は避けたと思っています。

基本料金無料にウソはありません。しかし、新スパーボーナス加入による割賦契約になった場合、お客様が毎月支払う金額が予定した金額と違ってくれば、当然不信感となります。やっぱりな。あーあ、騙されたんだと思うお客様がこれ以上出ないようにしたいと思っています。それがたとえ一部の人が対象であってもです。

ソフトバックユーザーは、単独利用の人もいれば、ダブルホルダー(携帯2台持ち)の人もかなり多くいます。無料通話部分を目当てに利用するからです。もちろん、有料通話やパケット通信などをある程度利用するような場合なら、利用料金から特別割引を満額控除してもらえますが、利用料金の支払いの少ない・・・すなわち料金発生が少ないあるいはほとんどない場合が心配なのです。利用料金と購入機種の選定を間違うと基本料無料の恩恵が少なくなる(無くなってしまう)人が必ず出てきます。そこをきちんと説明できるようになっておかないといけないし、ユーザーも自分の利用目的を考えて機種選びをしなきゃいけないと思います。

これ以上書くと、以前のブログの繰り返しになるので、詳しくは過去記事を読んでください。

http://blog.goo.ne.jp/googoomobile/e/69bfa6bfab17b460134b38c19612e61c

http://blog.goo.ne.jp/googoomobile/e/0b31add59a78f811959eb18bb6f48a14

長生きの秘訣は夫婦喧嘩・・・死亡率最大格差5倍

2008年01月24日 | Weblog
夫婦2人がともに怒りを抑えると答えた組が、ぶち切れて夫婦喧嘩する組に比べるとなんと死亡率の差が5倍に上ったとの研究成果を発表。

今日当たり、日頃のうっぷんを晴らすために、夫婦喧嘩でもやろうかな?なんて思ったりしましたが、ケンカの後の後遺症の方が私には大きいかも・・・。むしろそのストレスでさらに加速的に寿命が縮まりそうなので、やっぱりやめとこ。


長生きの秘訣は夫婦喧嘩?=米国の研究(時事通信) - goo ニュース

衝撃的!!ホワイト学割基本料3年間無料を考える

2008年01月24日 | ソフトバンク(SoftBank)
久しぶりに衝撃的な発表でした。少し頭を冷やして冷静さを取り戻すことができました。

冷静になった所で、以前ソフトバンクの割賦販売制度が始まった頃に少し触れたことがありますが、なぜ基本料金0円でビジネスが成り立つのでしょうか?ひょっとして、また何か裏があるんじゃない?と疑う人もいると思います。
私は正直疑っています。(私の悪い癖)

そこで、今回発表のモデルの種明かしです。少々、裏があるというか簡単な落とし穴があります。全員が落とし穴に落ちる訳ではありませんので悪しからず。

仮に基本料金が0円で、ベーシックパックの315円を払っていれば、すなわちメールも通話もしなければ、待ち受け専用的に使えば315円で支払いが済んじゃいそうに誰しも思いますよね。通話もソフトバンク同士なら夜9時まで無料な訳だし。しかし、ホワイトプラン加入の前提条件は、何だったか覚えていますか?

これが解れば、ソフトバンク通です。
そうそう。割賦販売(新スーパーボーナス利用)が前提なのです。この割賦販売時の特別割引制度がミソなのです。もし利用料金の支払いが315円で終わってしまったら、特別割引は315円しか受けられなくなり、満額の特別割引を受けられないので、その分、割賦での端末支払い額が減らない現象を生みます。言い換えれば、ソフトバンクの基本料金980円は、どの道、特別割引実施で回収できないものになってしまっているから、無料にしてもそれほど痛くもないというところでしょうね?

このようにさほど収入に響かないのに、「学生なら3年間基本料金が無料になる」というこのインパクトだけは、なぜか正直とても大きいのです。なかなかの戦略のだと思いますね。ましてやこれから、合格、入学、卒業シーズンで学生の動きが活発になる季節なので、かなり市場の評価を得るものと思います。

あと気になるのが、2月からの割賦価格や特別割引額がどう変更になるのか?です。あまり変動は無いだろうと予測しますが、この価格設定については、2月の値付けを見守りたいところですね。これらは、基本料金を無料とする前提の調整弁としても、収益を調整できる機能を持っていますので・・・200円や300円ぐらいは簡単に上げ下げできてしまいますからね。

基本料金が無料になれば、割賦代金の支払いが増加してしまう両建て状態になっているシステムであると思います。皆さんはどう評価しますか?

ウィルコムさんに一言

2008年01月23日 | ウィルコム(Willcom)
ウィルコムさんは、年末12月は何とか純増になり、また次世代免許も決まり将来はとても明るいのかもしれませんが、2010年まで今の顧客数が維持出来ているのかどうかとても心配になります。

24時間ウィルコム同士通話無料・メールもタダ・・・ものすごくいいサービスをやっているんだけど、知名度や話題作りが今ひとつですよね。まあこれはこれでしかたないことでしょうが、最近はとにかくソフトバンクが話題をさらう傾向になっていて、少しマズイのでは。

今の月額・定額プラン2,900円も良いけど、この際月額3,980円ぐらいで通話もメールも、さらに+ネット接続もコミコミのプランとか出したらどうなのかな?学生限定でもいいから、何か対抗策が要るんじゃないかな。

PCの世界では、今じゃ動画・ブロードバンドの時代なんだから、ウィルコムの端末でパケット通信をアホほどしたって、データ処理量はPCとは比べ物にならないぐらいわずかなものでしょ。とにかくネットつなぎ放題(PC接続除外)で、全部コミコミで3,980円のプランぐらい出して欲しいものですね。

別に現行の定額プラン2,900円にオプションでつなぎ放題がなんと1,000円なんていう謳い文句でもいいから。このままだとちょっとヤバイですよ。PCのデータカードからのデータ通信のパケット量に比べたら、パケット単価換算で考えれば、1,000円もらえたら十分でしょって言いたい。要検討を。

噂・・・ソフトバンク既加入の学生向け割引プランは4月~

2008年01月23日 | ソフトバンク(SoftBank)
ソフトバンクのホワイト学割の注目度はかなり高まっているようですが、すでにソフトバンクのホワイトプランを利用しているユーザーは、ホワイト学割にプラン変更ができません。ホワイト学割は、2月1日以降の新規加入のユーザーが対象ですから。

うちの下のちび(子供)は、ソフトバンクを持たしてるのだが、出来ればホワイト学割がいいのだが、どうやら無理っぽい。ソフトバンクの孫社長が「ソフトバンクは学生さんの味方で、学生さんが高い携帯電話料金を払うために、アルバイトをしなきゃいけないなんておかしい」と言ったとか。だから学生さんのためにホワイト学割を出すことにしたんだ・・・とのこと。真偽の程はわかりませんが、もし本当ならとても好印象を与える発言であることは間違いないですね。

また、すでにソフトバンクを利用してもらっている学生さんのためにも、4月には学生向けの新しいプランを出すとも言ったらしいが、現段階では詳細情報は皆無ですね。宣伝上手な孫社長だから、100%そのまま信用することも出来ないが、少なくても月額数百円レベルの話かもしれないが、お得になるようなプランが出ることを期待しましょう。

ホワイト学割 vs ホワイトプラン

2008年01月22日 | ソフトバンク(SoftBank)
ホワイト学割 vs ホワイトプランの支払額比較

ホワイト学割は基本料金が無料だから980円分お得になるであろう考えるのは単純すぎます。昨日の投稿記事のあと、機種によってどうなるのだろうと思い、表を作ってみました。

ホワイト学割 vs ホワイトプランの機種別支払額対比表
(通話通信の支払い料金が0円の条件での試算)



注目は黄色のセル列です。ホワイトプランとホワイト学割の支払額の差額になります。ご覧の通り、高機能機種(発売後新しい機種など)は割賦支払額も多い代わりに特別割引額も多く設定されています。しかし利用料金が少なすぎて、特別割引が満額控除されないので、支払の差額(黄色の列)が全く発生しない機種が多く存在します。(差額0円)一方で、低機能機種は割賦支払額が少ないために支払総額が大きく低減することになることがわかります。

小学生低学年の子供なら、高機能機種を持たせることも少ないので、割賦支払額の少ない(=特別割引が低い)機種であれば、基本料金980円分が無料となることで、かなり節約できることがわかります。とは言え、通話通信を行えば、その分は当然支払い総額全体は増加するのは当たり前の話ですけど。


ホワイト学割・・・基本料金が3年間無料

2008年01月21日 | ソフトバンク(SoftBank)
下記プレスリリースの発表内容です。

ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、社長:孫 正義)は、学生(小学生~専門学校、大学生)向け新割引サービス「ホワイト学割」を、2008年2月1日(金)から5月31日(土)まで販売します。

「ホワイト学割」は、大好評の「ホワイトプラン」(月額基本使用料980円/月)に「パケットし放題」(定額料1,029~4,410円/月)と「S!ベーシックパック」(315円/月)、ホワイト学割向けポータルサイト「コンテンツ学割クラブ」をセットにしたサービスで、加入から3年間は「ホワイトプラン」の月額基本使用料が0円/月、「パケットし放題」の定額料が0~4,410円/月になり、さらに情報料無料(通信料のみ)で使えるコンテンツを集めた「コンテンツ学割クラブ」がご利用いただけます。

サービス詳細は以下のとおりです。

1.サービス内容(セット)
「ホワイトプラン」月額基本使用料:0円/月(新規加入から3年間)

「パケットし放題」定額料:0~4,410円/月(新規加入から3年間)

S!ベーシックパック月額使用料:315円/月

なお、ホワイト学割向けポータルサイト「コンテンツ学割クラブ」は、2008年3月1日(土)からご利用いただける予定です。

[注]
※ 新規加入から3年経過後は、自動的に通常の「ホワイトプラン」「パケットし放題」となります。


2.加入条件
契約者または使用者が学生であり、当社指定の必要書類を提出すること。
(店頭販売の場合、学生ご自身の来店が必要)

携帯電話機購入を伴うソフトバンク3Gサービス新規契約時に、同時に申し込むこと。

3.申し込み受付期間
2008年2月1日(金)~5月31日(土)



[注]
※ 本サービスにおける学生とは、小学校以上で連続12カ月以上の就学期間を要し、かつ入学・卒業が年2回以下で固定されているなど、当社が指定する条件を満たしている学校に在籍するお客さまを指します。


ホワイト学割のソフトバンクモバイル詳細WEBサイト
http://mb.softbank.jp/mb/special/students/index.html


ケータイブログユーザーって案外多い

2008年01月19日 | Weblog
今日、意外にも驚いたことがケータイでブログを読むユーザーって結構多いんだということを改めて感じました。自分のアクセス数やPVって結構気になるものですが、ブラウザ種別って今まであまり意識してなかったのですが、昨日の内訳は↓下のような感じになっていました。

まあ、携帯電話のことをネタにブログを書いているせいもあるのかもしれませんが、EzWeb44.DoCoMo34とかオペラはウィルコムからかな?なんて思ったり。

ブラウザ----------------カウント
InternetExplorer 6.x----309
Googlebot---------------116
InternetExplorer 7.x ----53
EzWeb--------------------44
Mozilla------------------36
DoCoMo-------------------34
はてなアンテナ-----------18
Netscape 4.x-------------16
Safari--------------------5
Opera---------------------5
Netscape 7.x--------------2

よくわからないのがGooglebot116です。これってグーグルの検索エンジン用のクローラー巡回だと思うんだけど。なんで数値が116もあるのか意味が良くわかりませんね。まあ多くても少なくてもいいんだけど、とにかくケータイブロガーが多いことを実感した本日でした。

ケータイでこのブログを読んで頂いている方、どうもありがとうございます。

ウィルコムEメール絵文字変換対応

2008年01月18日 | ウィルコム(Willcom)
ウィルコムのEメールの絵文字がやっと携帯各社とやり取りができるようになります。(ソフトバンクは除く。春頃に対応予定)

サービス開始:1月22日からサービススタート予定

対応機種:
WX320KR/WX320T/WX321J /WX320K/WX220J/WX220JZ/9(nine)/WX310K/WX310J/AH-J3003S/WX310SA/WX300K/AH-K3002V/AH-K3001V/AH-J3002V/AH-J3001V/Advanced/W-ZERO3[es](WS011SH)
esは春ごろ?

特に設定も不要で、今まで通りにメールをすれば、絵文字はこんな感じで携帯各社とやり取りされるようです。





ウィルコムの良い所は、24時間ウィルコム同士なら通話無料だし、メールも無料でやりたい放題ですが、メールユーザーからすれば、今まで絵文字が携帯とやり取りできなかったのは、購入時のブレーキになっていた部分もあると思いますから、かなり前進だなとおもいます。

ケータイ購入割賦と一括どちらが得か?

2008年01月17日 | 携帯電話(ケータイ)全般
ソフトバンクに続き、ウィルコムそしてドコモと携帯電話端末の購入に各社が割賦販売を導入し、いずれも大きな成功を収めているようです。割賦とは端末代金を月々に分散して利用料金に併せて支払っていく方法です。

一般に割賦すなわち分割ローン支払いでは、金利が発生するのが当たり前のなのですが、携帯電話業界の端末購入の分割ローンには、金利が全く付きません。だから、ケータイ購入時に頭金が0円なら、手軽に新しい機種を買い求めやすくなるというのは、ある意味当然の結果と言えます。

これは行動経済学的に十分立証されている考え方です。金利が掛かっても(支払い総額が増えても)分割で支払う人がいるのに、金利が掛からないなら、多くの人は目先の大きな支出を避ける方を選好する可能性が断然高くなるものです。金利が掛からないというだけで、何か得したような気分になります。実際金利が掛からない事は、物価上昇率の分だけお得になるのも事実ですし。

ドコモの905シリーズの(割賦販売のみ)販売が好調で、機種の力によるものか?それとも割賦販売のためなのかははっきりしませんが、割賦販売が好調の後押しをしていることは間違いないようです。

そう考えると、割賦販売制度を導入していないのはau(KDDI)だけとなりますが、将来どうなっていくのでしょうかね?総務省のモバイルビジネス研究会の最終答申を受けて(後押しをもらって)最大手ドコモが割賦を導入したかのようにも伝えられていますが、これは端末と料金の分離を目指した答申案であるにも関わらず、割賦なら月々料金がさらにいくら安くなりますよと、相変わらず端末と料金をリンクさせる販売手法で、本質的な部分(分離プラン案)では全く改善がされていないと思いますね。

私が提案したい方法は、auのシンプルコースのようなものにこそ、端末購入の割賦販売方法をセットすることが大切だと思います。シンプルコースだから、料金の割引を今さらリンクさせる必要はない。ただし、端末が一括現金買取で4万円とか5万円と高額になるから手を出しにくい。だからこそ金利負担のない割賦購入方法が必要となって来る訳です。金利が掛からない割賦がなぜ消費者に受け入れられるのかという必然を理解しているなら、auはシンプルコースにもっとシンプルに割賦販売制度を導入すべきだと思いますね。

そうなれば、消費者にとってわかりやすい、そして購入しやすい分離プランが実現すると思いますが。今後auが、割賦にどう取り組むのかを2008年の楽しみにしたいと思います。

そうそうもう一つ。2008年に各キャリアに期待したいことは、パケット定額の上限額設定の値下げ競争になって欲しいですね。どのキャリアも同じように4,000円ぐらいのところを堅守して、ここには全く手を入れていないでこの数年来てますからね。なんとかココを崩して欲しいものですね。このあたりは、SBの孫さんに期待ですね。

2007年12月MNP出入グラフ ソフトバンクが逆転

2008年01月16日 | MNP(番号ポータビリティー)
そうそう、12月のMNPの出入グラフの更新を忘れていましたので、アップします。
こんな感じのグラフになりました↓。



実数値でもトレンド線形の傾向線でも、ソフトバンクがauを逆転している様子がわかります。ドコモの線形も上向きのままです。

こういう熾烈な競争は消費者的にとっては、競争が促進されていいんだけど、販売代理店への手数料を絞っての競争だから、本当にタマランです。10月-12月の四半期では、3ヶ月連続の経常赤字にでした。ヤバイ


今年の目標(抱負)

2008年01月16日 | Weblog
そうそうやっと今年の目標が決まりました。
昨年の目標は
①書籍50冊を読む
②英会話の勉強をする
③ダイエット10kg
でした。どれも目標達成ならず。まあ、いい加減な人間であることは自分自身が一番良くわかっていることだけど。

結果↓
①は約40冊で終わりました。
②英会話は今もがんばって続けています。
③5kg程度で終わり

あと、少し前より上達したことは、エクセルのVBAのプログラムが少し書けるようになったことです。

今年の目標はと言うと
①5kgのダイエットをすること
②TOEICの試験にチャレンジして、700点以上を目指す
③中国企業との取引を始めることにチャレンジする(仕事上の話)
④サーフィンを若い頃に戻り再開する。ボトムターンがしっかり出来るようになる。(非常に低次元のレベルですが)

さて2008年はどうなることやら・・・(カメのようにコツコツやるという意味)





ドコモ705発売で巻き返し。ケータイ春商戦の行方??

2008年01月16日 | 携帯電話(ケータイ)全般
今年初めての記事投稿です。
年末年始は何かとバタバタしていて・・・言い訳

携帯業界も特に年末から年始に掛けてこれといった動きも無く、TCA発表の数字も特筆するようなこともありませんでしたね。最近はau失速なんてキーワードにこのブログもヒットしているようで、少なからずそう感じている人も多いんだな~なんて思ってます。

1月も後半戦に入りました。
ドコモについては12月よりは今月になり端末供給量が少し緩和されてきた感じですが、2月から本格的にに出荷を増やしそうな話もチラホラありますね。これは705iシリーズの発売で7X系のラインナップが充実することもさることながら、11月から出荷を絞って端末奨励金支払い分をかなり節約(貯金)できた様子です。11月~1月前半までは、専ら割賦中心で売っていた訳だし。
ちなみに705の販売価格は、905より割賦月額で500円ぐらい安く設定をするような話を聞きました。24ヶ月では割賦総額で12,000円安ぐらいの価格設定ということになるのでしょうか?そうなると2月3月の数字は、かなりドコモの巻き返しが印象的になりそうですが、果たして??

これを迎え撃つauは、フルサポートコースの追加キャンペーンで端末値下げやポイント付与(6,000ポイントプレゼントなど)や、さらに春向け新商品でドコモとの回線数の差を縮めたい様子です。なんせ全国3,000万回線突破という大台突破の大目標がありますから、この目標をクリアするためには、あらゆる手を尽くしてくるであろうと思います。