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ケータイ業界の動きを読む~ドコモ・au・ソフトバンク・ウィルコム

◆オシムサッカーと仕事・ビジネス

2006年08月31日 | ビジネス全般
オシムサッカーと守破離(シュハリ)を考える

オシムサッカーを基点に仕事・ビジネスの捉え方を今日は書いてみます。

オシム監督 なかなかいい感じですね~ 期待大です。

考えるサッカー

瞬時に判断するサッカー

しっかり走るサッカー

普段から考えること⇒試合中には考えられない⇒だから条件反射のように瞬時に判断・行動するためには

日頃から訓練が必要になるのでしょうね。

オシム流サッカーとジーコサッカーの違いって何かな?って最近自分なり思ったこととして、

企業活動における部下育成方法や権限委譲などについつい結びつけて考えたりします。

ジーコが高い技術を持った一人一人のプレイヤーの自主性を尊重したようですが、ワールドカップでの結果は惨敗でした。

果たして自主性を尊重するすばらしさの裏側にはどれほどの大きなリスクがあるのだろう?

自主性って言葉の響きはものすごくいいんだけど、何かおかしいと思うことが度々あります。

オシムさん、過去の日本サッカーの型を破ってください。自主性なんて言う前に、オシム流サッカー哲学を徹底的に教え込み、

鍛え、訓練して欲しいと思います。走るという基本の大切さを叩き込んで欲しいものです。



自主的に物事を考え行動できる人って何割ぐらいを占めるのかな?

おそらく少数派になるでしょうね。全ての人が自主的に行動してくれるようになる事は、理想ですが、

現実との乖離があまりにも大きいですよね。世の中には名監督・名コーチ(企業コーチング者含む)はたくさんいますが、

誰でも名監督・名コーチになれるものではありません。

少なくとも私は自主性を重んじた名監督や名コーチにはなれません。

特に若い社員や部下に自主的に好き勝手やらせてたら、思うように業績が上向かず失敗したな?と思うことはありませんか?

企業は毎月月次収支結果により業績を検証します。部下が成長しているかではなく、業績がどうだったのか?

企業では、短期的な業績結果に着目・評価されることが多いのが現状ですよね。

だからこそ、余計に部下育成の難しさを実感します。

だったら限られた時間・期限のなかで、会社が求めるよりよい成果を出すためにどうしたら良いのだろうか?

当然スタッフ一人一人の成長なくしては、実現しません。

私はオシム流サッカーが、サッカーの最も単純な基本を大切にしているのではと思いました。

基本を身に付けるための訓練は本人の自主性主体ではなく、何度も何度もやらせる・経験させる・繰り返し訓練することで、

基本が身についていき、やがて成果に近づくことができる。

基本が出来ていない人に自主性という言葉の響きの良さだけでやらせても、

会社が求める成果が出せるはずもない。当たり前・基本の大切を痛感しています。

2年ほど前のセミナーで「守・破・離」(シュハリ)というフレーズを学びました。

「守」とは学び・真似ること
「破」とは学び・真似てきたことからどこかに自分らしさや特徴を見出すこと
「離」完全に自分しかできないオリジナリティーを確立すること


絵の世界でピカソの絵をみて、何がすごいのか未だに私は理解できませんが、そんな彼も若いころは、

りんごや手のデッサンに明け暮れていた時期はあったと思います。(中学の美術の授業でよくりんごや手を描きました)

これが「守」です。

その訓練を重ねていくうちにどこか彼らしさみたいなタッチが現れ(「破」の世界)

やがて彼の独創的な技法や表現が生まれ(「離」の世界)

あの訳のわからん絵になったということです。

「離」の世界の最前提となるスタートは「守」です。

基本の大切さをもう一度見直してみたいと思っています。

若い社員の将来の可能性は十分にありますが、人間としての基本・社会人としての基本・商売としての

基本・接客対人能力の基本・商品知識の基本などありすぎて何から手をつけていいやらわかりませんが、

基本が身についていないところからは、やはり何も生まれない。



あなたの部下は「守」の水準?

それとも「破」?「守」のレベルを脱して「破」のレベルになると、自分を試してみたくなるものですよね。

いろんなことにチャレンジしたり、誰かの評価を強く意識し始める。この時に自主的行動が多くなり、促進される。

そんな成功や失敗の中から多くのことを学び成長するのかな~

思春期の頃のまさに育ち盛りと言った感じでしょうね。



もう立派に「離」の領域に到達した人は?

「離」のレベルなら、独立・自立も可能の水準でしょうね。

だからと言って成功する保証なんてどこにもありませんが・・・



オシム流サッカーから随分飛躍した話になってしまいました。すいません。

オシム流サッカーが必ず「守破離」だとは言い切れませんが、何か共通するものがあるような気がしています。




◆ボーダフォン 割賦販売本格化?

2006年08月30日 | ソフトバンク(SoftBank)
【割賦販売は通用するか?】

ボーダフォンが販売手法に割賦販売導入のテストマーケティングを実施している。

賛否両論であるが、9月より本格導入が濃厚になりつつあるようだ。

テストマーケティングとは言うものの、マーケティング結果のフィードバックが代理店に届いていない。
お客様の反応はどうだったのか?
集計・分析結果はどうだったんだろう?
東京本部主導でかなりのハイスピードで展開が進んでいる。異常な速さだ。
これがS流の仕事の進め方なのか?
全国の支社・支店・代理店の存在なんかまるで無視しているかのような進め方だと感じる。
危機感を感じずにいられない。

IT業界とは違うんだ~

と叫びたくなる。

事業展開のスピード感・意思決定の速さは、多くの企業において学ぶ所は多い。
しかし・・・あまりにも絶句!!

割賦販売の手法の導入は、業界において画期的だと思う。
従来の販売モデルを構造的に覆すようなインパクトがあるのは事実だ。
携帯電話機を購入するのに、数万円のローン契約を店頭で結べば、短期間利用解約者の端末コミッションの支出分を
債権(ローン残債回収)回収することで収益性を高めることができる。
企業収益に対してプラス効果が期待できる。

今までタダに近いような携帯電話の端末機の購入に数万円のローン契約を結ぶ。
消費者ががこの変化を理解できるのだろうか?受け入れられるのか?
出来れば、お客様には十分な選択肢が与えられることを切に願う。

また将来的に価格の表示についても、従来にはない展開方法も可能かもしれない。
最新機種も含め全てのラインナップを0円で表示することが可能だ。
もちろん、但し書きに特別契約の方・・・云々は入るだろうが。
とは言え、見た目の0円表示のインパクトは大きいはずだ。

簡単に言えば、ローンの頭金ゼロ円という意味になるのだが、携帯電話業界においてローンの概念がお客様に無いため
従来の0円の受け取り方で情報を認識してしまう可能性も出てくる。

錯誤効果を生み出す結果となる。その時に店頭において、正しくお客様に説明がなされるのかどうかは不明だ。

割賦販売による特別契約は、企業業績にプラスとなるとするならば、代理店やショップに対するオペレーションは
割賦販売で特別契約を出来るだけ多く獲得するよに方向付けされてくる。
インセンティブが与えられるかもしれない。
そうなるとお客様への説明は、割賦販売有利となるようなセールストークとなり、お客様の正常な選択判断を誤らせる
危険が発生する。

顧客にとって有利か不利かの判断材料が正しく提供されるように強く望みたい。

割賦販売導入は、手持ちのお金の持ち合わせがなく、支払を割賦にしたいという顧客のためのものであって欲しい。
あくまでもお客様のためのサービスであれば、大賛成である。

しかし現実は???

割賦販売手法導入の大儀として、若年層・高齢層など低所得層の携帯電話利用が進む中で、
割賦販売によるイニシャルコストの低減で、少しでもお客様に購入してもらいやすい環境を提供するんだ。

言い方・表現方法で、随分と伝わり方・受け入れ方が変ってくると思う。
少なくても私はそうだ。

スピード感はズバ抜けているが、代理店・ショップオペレーションはまだまだだと思った次第です。

◆ブログ奮戦記Vol.2

2006年08月30日 | Web2.0検証
ブログ奮戦記Vol.2

おはようございます。

前回のブログ奮戦記では、ブログを始めたきっかけやアクセス数を伸ばしたいという

単純な動機について書きました。

ほとんどアクセスがなかった私のブログに数十人の方からアクセスがありました。

当面の目標は100人/日の人に読んでもらえるようになりたい。

そんな目標が私の中に芽生えました。

人気のあるブログの定義は?良くアクセスがあるってどれくらいのアクセス数だろう?

そんな疑問を持ちながら、1日1個以上の投稿を続けました。

さて、その後のアクセス数はどうなったと思いますか?

前回の報告では




そして・・・驚きの結果!!



なんと1,000人以上の方に見ていただけました。


エッ~!! 自分でも本当に驚きです。(ガッツポーズ)

これはどう考えてもおかしい。ブログに記事投稿をきちんとやろうと決意してから、

わずか数日での出来事でしたから。
(少し自慢みたいになりごめんなさい。でもやっぱりおかしい)

当然金曜と土曜の夜は、ネット利用者が多くなる曜日なのは、前もって予測もついて

いたから、ある程度アクセス数が伸びるとは思っていましたが、まさかこんな結果になるとは。

目標100件どころか・・・目標を大幅にクリア。

さらにビックリしたのは、ランキング順位がいきなり54位と表示されていたことでした。

これがブログの凄さのゆえんなのか?

数人の方からトラックバックやコメントが来ていました。

処理の仕方が良くわからない。これを処理したらどうなるんだろう?少々不安ながら・・・

この時トラックバックの仕方を勉強しました。

そうか、このトラックバックを承認すれば、その人のブログへのリンクが張られる訳だ。

そのとき、俺も他の人のブログを読んで、バンバンとトラックバックを申し出れば、もっとアクセスが

伸びるんだろうな・・・でもそれって・・・迷惑に思われることはないんだろうか??

何か悪いことをするような気が、自分の心の中に少しあるというか・今一歩勇気が・・・

色々考えて・・・

今はトラックバックを貼ってもらうことを考えるんじゃなくて、できるだけ記事投稿を続けていくことで、

もう少しがんばろうと思った。

自分のブログ記事を楽しみにしてくれる人を多く作ることがやっぱり一番大切なことだから。

もう少し他の人のブログを読んでみて、みんなどんなことを書いているんだろう?

いろんなブログを読んで気が付きました。

文章を書くときは、一行ずつ行間を空けるようにした方が読みやすいということを学びました。

文字の大小の強調がある方が見やすいかも?フォントタイプの設定を部分的にするよう練習をしました。

他の人のように画像を挿入するのもわかりやすいかもしれない。

こんな初歩的なことすらまともに出来ていなかったと反省した。



さて、本来ブログ開設の動機となったWEB2.0についての検証だが、ここまでお読みいただいた方、

そんなこと今さら何?と言う方が大多数ではあると思うが、振り返ってみたい。

ホームページでは、如何により多くの方に情報を提供するのか?ページを見てもらうのかが重要となる

場面がある。SEO対策がもてはやされる理由も納得だ。

ホームページ開設には、多くのお金や労力が掛かっている。商店・企業ではホームページ開設による

事業展開や収益を目論む。しかしそれらホームページへのアクセスはあまり期待できない。

手っ取り早く、楽天やYahooなど大手のショッピングサイトを活用することの方が余程近道かもしれない。

そこには、お客様すなわち商品購入意思を持った人が集まるからだ。

しかし、もし自力で自分のホームページへ集客が出来ればこんなことにもならないだろうが、

それを実現するためには、SEO対策力が求められ、外部に依頼すればかなりのコスト発生となり、

自分でやるにしてもかなりの専門知識が必要となる。

メジャーな検索エンジンでは、既に上位に表示されるホームページは固定的となっており、閉塞感を感じずにはいられない。

もちろん最近では、有料のスポンサー広告枠に表示させることで、自社ページを見させる仕組みが検索エンジサイトにより提供されている。

しかしこれも見方によっては良し悪しである。

自ら同業の競合サイトが並ぶスポンサー枠に表示を行う事は、さらに厳しい競争にさらされることになるからだ。

そこでブログによる集客手法の有効性について考えが及ぶわけだが、わずか数日で1,000人以上のアクセスが、

もし将来的に2,000人とか3,000人さらに・・・そう考えると何かが変わる可能性を感じずにはいられない。

今あなたは、私のブログを読んでいる。

ブログには、ホームページとは違う人を引き寄せる力があると思う。

次の目標は、1日当たり2,000人の方に訪問してもらうこと。

手段・方法は色々思い浮かぶ。次のステージに向かう中で、何かを発見して行きたいと思う。

何かを見つけたら、またブログ投稿します。



◆WEB2.0 ブログで体験検証レポート

2006年08月29日 | Web2.0検証
ブログ奮戦記

ブログ奮戦記を書くことにします。

決してパソコン初心者と言うわけではないが、ブログについては全くの初心者です。

そんな私のブログが、どういう軌跡をたどって行ったかを考察するのも面白いかもしれないと思っています。

そしてWEB2.0を実体験することで、何かに気が付いていければと思っています。

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  ブログ奮戦記
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7月下旬に初めてブログを始めてみようと思い、gooさんでブログ開設のエントリーをした。

ブログの画面の使い方やトラックバックなるものの意味も全くわからず放置・・・

そもそもブログに興味を持ったというか、自分でも一度やってみようと思ったきっかけはというと・・・

Web2.0なるキーワードがやたら気になったからである。

色々調べて行くうちにAjaxという単語も気になってきた。

WEBで検索したり、本屋で書籍を読み漁ったり・・・

わかったような・・・

でもやっぱりわからない。

核心に迫れない。

Web2.0なる概念の現象を生み出しているものの一つとしてブログの存在を知った。

ブログの存在はHTMLの知識がない人が、サイトのヒナ型を利用して、そこそこ見栄えのするサイトを開設

できて、自分の日記のようなものを簡単に公開できるサービス程度に思っていた。

自分の日記を公開して何が楽しんだろ??

単なる自己満足?

え~い。まずは経験してみなきゃわかんないよなということで始めてみることにした。


はじめてブログに自分の記事投稿を行ってみた。

自分の記事をログアウトしてブログ検索をしてみた。

おーちゃんとブログ検索に引っ掛かっているじゃん。(心の中でニンマリ)少しうれしかった。

しかも一番上に表示されている・・・新着順表示なので当たり前の話だが。

何日かしてアクセスカウントをチェックしてみると、少しは見ていてくれいる人はいるようだが、期待するほど

のものではなく愕然(ションボリ)。なーんだこんなものか?ブログしたからなんて大して見てもらえるわけは

ないんだと思った。再度自分のブログを検索をしてみた。全く検索表示されないではないか?

2ページ目・3ページ目・4ページ目・・・・全く見当たらない。

そうだ。新着順だから、検索結果の順位がどんどん時間を追うごとに下がっていくことに気がついた。

だから、一定間隔で時間をおいて記事投稿をしていれば、自分のブログはある程度上位にいつも表示されるように

なるはずだ。ブログを利用している人が、いつブログで検索するかはわからないから、絶えず上位に表示されて

いれば、アクセス数は自然と多くなるはずだと考えた。

こんな初歩的なことに気がついたのは、ブログをはじめてから2週間後のことである。(お盆休み明けのこと)

よーし。これからは毎日1個は記事投稿してやろうと決めた。

文章を書き出すと比較的スラスラと筆がすすむ。(PCなので筆が進むとは言わないだろうが)

一つ目が出来上がった。2つ目・3つ目 どんどん筆が進む。

余程ストレスが溜まっていたのだろう。自分の思うこと、今まで思っていたことがドンドン言葉になる。

まるでストレスのはけ口のように・・・

早く投稿したい。でも、こんなに一度にたくさん書いてどうするの?

一定間隔・できれば1日に1個か2個でいい。

一度に投稿しちゃったら、もったいない・・・投稿したい気持ちを抑え、まずは書き上げた1個を投稿した。

我慢しきれずに、数時間後には2個目を投稿した。

その日の晩、自宅でさらに記事投稿用の原稿をメモ帳に下書きした。

投稿するネタに最初は困っていたものだが、開き直ってなんでもいいんだと思ってからは、数個の記事が用意できた。

これで、アクセス数はアップするはずだ。

アクセスが気なるので、ブログアクセスアドバンス(月額200円)に申込。

さて、結果は・・・

8月19日~22日 4日間のアクセス数




こんな感じの推移となった。それなりの結果だった。

次はアクセス数100件突破が目標だ。

その後のアクセス数は如何に?

驚くべき結果が・・・次回またレポート投稿します。(現在下書き中)



◆ウィルコムの未来戦略  ~こんな風にならないかな?

2006年08月26日 | ウィルコム(Willcom)
以前、ドコモのミュゼアとかいうPDA使ったことがあって、それにコンパクトフラッシュタイプの無線LANカードを使って遊んでみたことがありました。

その頃から思っていたのですが、ウィルコムのZERO3なんかは標準で無線LAN機能が付いているので、無線公衆スポットなんかを利用して、音声パケットでIP電話というかスカイプみたいなことができるようになったらいいなって思ってます。ウィンドウズモバイルだから、そういうソフトをZERO3のような端末にインストールすれば、いけそうな感じですが・・・誰かソフト作って欲しいですね。

もちろん無線スポットを面で日本全国をカバーするのは容易な話じゃないから、最初はウィルコムの通信網がメインだけど、徐々にある程度まで無線スポットがエリア充実してきたら、その頃にはメインは無線LANの方に比重が変わっていって、無線スポットが無いところでは、ウィルコムさんの通信網を補完的に使う。

こういう図式になると、ウィルコムさんの都心部での通話の混雑も解消されるし、無線LANスポットの方に負荷を分散できる。都心部に使っているお金を郊外や郡部のエリア充実に費用をあてがって行き、さらに補完的価値を高めるというのはどうかな~。音声系は定額プランで収入を上げるのは難しいから、端末の利用方法を広げて、商品価値を高めて行くことで、さらに競争力を高める発想なんだけど。なんか時代の流れに沿ってる感じでいいと思うんだけど。最近の技術なら出来そうだし。もし、ウィルコム関係者がこの文章を読んでいてくれた是非社内提案してくださいよ。お願いします。

◆SIMロック解除で逮捕?著作権侵害?

2006年08月26日 | 携帯電話(ケータイ)全般
昨日の夜、東京でボーダフォンの3G端末のSIMロックを解除して、中国などに輸出していた会社の社長が逮捕されたニュースを見ました。

容疑が著作権侵害?全く法律にウトイ私には理解できませんでした。SIMロックを解除すると著作権侵害になることを初めて知りました。

法律違反だから、逮捕はまぁ、それはしょうがないだろうと思う反面、心情的にちょっとかわいそうな気もします。

だって、SIMロックを勝手に解除するのは良くないことだろうけど、本来3G端末って海外や他社契約で利用できることが前提の端末で、SIMカードを差し込めば簡単に端末が利用できたりするためのもので、ある意味グローバル規格なんでしょ。だからSIMにロックを掛けるのも、そういう意味ではおかしいかもなんて頭をヨギッタ。

携帯電話の利用契約と端末の抱き合わせを強制するのが、SIMロック機能ということになってしまう。端末の自由な流動性を阻害することになるから。だからロック掛ける側にも少々問題あるかなって思ったわけです。海外キャリアも一応はSIMロック掛けるようですが、ただ英国ボーダフォンが株主の時って、海外で利用されてもグローバル企業だから、SIMチップのユーザーがボーダユーザーなら海外現地では結局は自分の所の通話料収入につながるから大目に見てたというか・・・そんなところもあったンじゃないかな?Sになってからは、海外利用があっても収入に関係ないし、端末だけが海外に流出してしまうのは困るんだろうね。企業収益を考えれば、SIMロック解除による海外流出は避けたい。かなり数字に厳しい会社らしいから。端末はあくまでも通話料収入を得るための道具なのだから・・・

昨今MNPの話題も徐々に盛り上がりつつありますが、3GのSIMカードの良さって本来はMNPでも違う意味で発揮されるべき。契約は今の自分の会社のが気に入っているけど、端末デザインは他社のがかわいい・カッコいいとなったら、端末だけ購入すれば、SIMカードを指して他社携帯が利用できる、でも契約は今の会社のままだから、解除料は取られない。ポイントもそのまま。長期利用割引もそのまま・・・良い事ずくめなんだけど、SIMロックが掛かっているから、国内利用でも端末の自由な行き来はできないんだよね。なんのためのSIMカード。SIMカードの良さが最大に発揮できていないんだよな。

市場の流れはグローバル化・流動化。それらに逆らったような印象を少し受けたりしてます。SIMロックの問題は、自分の携帯の利用に影響がある訳でもないし、日本の国内市場への影響も大してある訳でもないので、一企業としての問題ということで、このニュースを聞き流しておく方がいいのでしょうね。


◆続:ウィルコムさん好調な訳 ~早くしないと大変なことになりますよ~

2006年08月26日 | ウィルコム(Willcom)
おはようございます。最近は暑さも少し和らぎつつありますね。我輩は、この3日間、エアコンをつけないで夜寝ることができました。
どうだスゴイだろ~~。地球環境CO2排出削減に貢献しました。
(少し田舎なもんですから、結構風通しがいいのです。近況:カエルの鳴き声がかなり静かになりました)

前回ウィルコムさんの売れ行きが好調な訳として、若年層の携帯電話ユーザーがダブルホルダーでウィルコムの端末を利用していると紹介しました。基本的には一応メールも無料で出来て・・・ただし、あくまでも音声利用を目的としての契約だと。当然ウィルコム関係者もそれは認識していると思いますが、その割りにえっ???と思うようなこともあります。だから調子いいからって、あまりズに乗ってはいけませんよ。そういうわけで、今日はウィルコムさんに愛の忠告をしま~す。

一頃話題になりました、ウィルコムの事業戦略について書かれた「逆転戦略」という本お読みになりました?どうしてこれからウィルコムが成長できるのか?その理由やシナリオが書かれた書籍です。弱みを強みに変える戦略本でビジネスマンの方などは、随分と参考にされた方が多いと思います。今売れている定額プランの投入などが前提となっていたと思います。読み終わった時は、ウィルコムの成長を確信し、鳥肌モンでしたね。

さて、若者がダブルホルダーとしてウィルコムを使うと言う事は、携帯電話ユーザー自体が見込客で、携帯電話会社とは競争をしていないということになります。「音声が使いたい放題」という携帯電話会社が真似できない、そういうことを希望している需要・マーケットを取り込む戦略です。しかし、ソフトバンクさんが参入したことで、音声定額の市場はウィルコムさんの独占市場ではなくなる可能性が高くなってます。何もボーダフォンがそんなサービスをするとは発表していませんが、この流れは誰にでも容易に予測できることですし、au(エーユー)さんやドコモさんだって高速パケット通信の新サービスを投入し始めてきています。QOS制御技術(なんか良くは知りませんが、音声パケットとデータ通信パケットを上手に制御して、データの優先順位や遅延を少なくするとか言うやつらしいですが・・・)も飛躍的に進化してるらしいので、そのうち音声系も今までとは異なるサービスが必ず登場するはずです。早ければ1年以内もあり得る訳でしょ。固定電話と携帯電話の融合が本当にすぐそこまで来ています。固定電話との融合とはどういうことかって?簡単に言ってしまえば、IP電話に代表されるような、タダ(定額低額固定)で電話できるみたいな世界のことです。インターネットに代表されるIPパケットで音声も全部やっちぇ~という流れです。音声通話のデータがネットの世界に飲み込まれるわけです。そうなれば、はいはい、もしもしの音声データは、ホームページの世界の中のデータの一部に過ぎなくなってしまうのです。だから、ウィルコムさんは、好調だからと販売を抑えるようなことをしていては、ダメなんですって!!全力で行け~。新規顧客が取れるのは今のうちだけなんだから、早いうちに取っちゃわないとダメですよ。

何が販売を抑えている原因か?店頭に行ってみてくださいよ。端末スペックの性能・機能から言えば、携帯電話にかなり劣るようなのが、何千円かで販売されています。そこそこのスペックなら2万円ぐらいしてますよ。ちょっとふざけてません?何回言えばわかってもらえるの?お客さんは性能・機能を評価して端末買ってるんじゃない!!タダで電話できる端末を求めて買っているだってばー。家庭用の子機電話みたいなヤツでいいんだよ。実際、これコードレスホンの子機?って言いいたくなるようなのでも、バンバン売れているんだから。それも5千円ぐらいするんだけど・・・(ただ単にそれが一番安い機種だから、それだけですよー)売れるのはホント今のうちだよ。だから0円~2、3千ぐらいで売れるような商品ラインアップ揃えてよって・・・今しかないよ。別に高機能や高スペックのものを発売しちゃダメとか言っているんじゃないよ。売れている理由・本丸市場にしっかり売れる時期に売っておきなよって言いたいだけです。社長や幹部の方はIBM出身者が多いので、ちょっとビジネスチックな印象が強いかな。大衆・庶民に近いところを大切にしてくださいね。実際それで売れているんだから。ウィルコムさん、がんばってください。

PS:もし、全ての携帯電話会社がIP音声パケットやりだしたらどうなるんだろうね?事業者間精算の単価金額が飛躍的に下がるかもしれません。ひょっとして無くなる可能性だってある。そうじゃなくって無くして欲しい。イヤ無くしてくださいお願いします。(事業者間精算とは、A社のXユーザーがB社のYユーザーに電話をして10円掛かった場合、A社はXユーザーに10円請求し、B社はA社に6円とか7円請求するという事業者間の精算の仕組みです。)だから同一会社内のユーザー間なら無料とか定額が出来るけど、他社携帯に電話されると他社から請求が来るから、定額とか無料とかにできないだべぇ。ネットのIP電話はISP間で相互接続して、無料とかやってるから、将来はあり得ると考えてしまいました。(浅はかな考えでゴメンなさい)



◆MNP予測~(デザイン・外観の優位性視点)

2006年08月25日 | MNP(番号ポータビリティー)
MNP構想が発表され、にわかに実現性を帯びた2~3年前なら移行顧客は全体の10%~20%ぐらいはあるだろうなんていうのが定説でしたが、この2年ぐらいで各社は家族割とかファミリー割で流出しにくいプランに多くのユーザーを囲い込んでいるし、年間割引では途中解約時に解除料が発生するような形にしているから、多くのユーザーは身動きが取りにくくなってますよね。当然メールアドレスが引き継げないとか、ポイントがなくなってしまうとか言うのもブレーキがかかる要素ですし、手数料が2千円~3千円ぐらいでも余分にかかったりするのも少々こたえますね。MNP開始後、当初1年間に動くお客様の数はせいぜい全体の10%がいいところかなと予測しています。もともと携帯を解約新規でコロコロ買い換えたり、会社を乗り換えたりする人はそれなり数がいて、特に若い方は流行に敏感だから多い傾向はありますね。それに若い人の携帯の利用頻度は一般人の何倍も酷使しているから、消耗・傷みの進行がものすごく早いです。ということで、そういうお客様層はすでにある一定量存在しているので、市場全体としての活性増加度合は10%未満と考える方が良さそうだと思っています。

1年ぐらい前なんか、解約新規率が全新規契約数の半数以上を占めたりしていました。某販売代理店なんて1ヶ月に新規1,000本売って純増新規100本なんて時もあったりします。いくら新規を売っても、なかなか純増しないこの原因は、機種変更価格より新規価格の方がキャンペーンなんかをからめると1万円以上の安かったりするからで、もともと新規価格が機種変更価格とさほど格差がなければこんな現象を起こらないはず。お客様の中には、新規で契約して即解約で持ち込み機種変する人もいたりします。しかし、このような現象もこの1年間ぐらいでやや沈静化しつつありますね。これは新規と機種変更の格差が縮小したことがあり、MNPにらみで新規と機種変更の価格差是正がやや進んだ結果だと思っています。

前回のブログでも書きましたが、機種変更の価格がかなり安くなり、今まで以上に色んな優遇施策が充実することが予測されるので、MNP利用者は当初予測より大幅に減少する傾向にあると思ってます。販売に携わる立場から言えば、MNP利用者が多い方が商機が多くなるので、そうあって欲しいですが、最大保有顧客を持つドコモさんが既存顧客を大切にするようになればなるほど、MNP効果は薄くなっていくと言うことですね。

最近の携帯電話はさらに高機能になり、どんどん進化し、携帯大好き・PC系に強い方などはそれなりにこだわりもあったりして厳しい評価をされますが、世の中の半数以上のユーザーは、もう何がなんだか良くわかっていないのが現状です。複雑になりすぎていますね。一番手っ取り早くお客様にこれが欲しいと思わせる要素は、デザイン面・外観でしょうね。これなら誰でもわかりますから。機能が標準的にそこそこあり、特にソフトバグもなく安定していれば、外観で差別化する方がお客様を取れると思いますね。お店の人もその方が本当にラクだし。これがいい・かわいい・かっこいい・絶対欲しいと思わせる要素は、直感的なものだから、やっぱ外観の与える影響が多きいはずだしね。車選びなんかかでもそういう傾向はあると思うしね。車体や部品を共通化してコスト削減して新車の投入サイクルを短くして競争力を高めたりしてるし。エンジンの性能や機能は一般消費者にとっては当たり前の標準レベルがクリアできていれば、やっぱりデザイン・外観重視になると思うんだけどな・・・
携帯電話業界でざっと見ましてみて、実際のお店でお客様にそこまで思わす携帯が今どれだけあるかは疑問かな。中味の開発も大事だけど、それって無茶苦茶お金かかるでしょ。(当然研究開発はいつも必要だけど)デザイン開発サイクルの短縮の方がコストも低いし、新商品投入スピードも早いし、お客様へのインパクトも期待できると思いますが、携帯電話各社・メーカーさんはどう思っているんでしょうかね~~?なんて最近は考えちゃってます。


◆MNP(番号持ち運び制度・番号ポータビリティー)に向けての取り組み(価格と顧客満足 )

2006年08月24日 | MNP(番号ポータビリティー)
今日は価格変動がお客様満足に与える影響について考えてみました。
携帯電話の売り場は最近色んなところで見かけることが出来ますが、自分が携帯電話を購入したあとに自分の購入機種の価格がやたら気になるようなことはありませんか?あるいは無意識のうちに価格チェックしてたりとか・・・(実は私もそんな一人)
誰しも携帯電話を購入する際、同じメーカー品なら少しでも安く買いたいと考えるのは当たり前のことですが、安くなったからと思い自分が購入した商品がその1ヶ月後にさらに何千円も値下がりしたり、キャンペーンで1万円近く安くなって売られていたりしたり、ものすごく悔しいですよね。しまった~と思う瞬間です。まだ1ヶ月経っていればマシかもしれません。数日の違いで何千円も安くなったりしたら、その怒りのやり場に困るものです。その向かい先は、あくまでも潜在不満として(心の中のやり場として)、販売店や携帯電話会社のせいにして、解決するしかありません。(もう2度とあの店では買わないと心の中で強く思う瞬間)値下げによりお客様をこのような気持ちにさせてしまう販売の仕方が事実多く、顧客満足に一生懸命に取組でいながら、一方で顧客に大きな不満を与える行動を取っているケースは実に多いものです。客の立場では確かに安く買いたい。自分の購入する価格は将来に渡っても最安値であってほしいものですが、そんな思うようにはいきません。販売側も安く売ると値下げ前のお客様に悪い事をしたような気持ちになったりするものですが、携帯電話会社の施策や競合店との値下げ競争を考えれば、避けて通る事ができません。携帯電話の場合、特に出始めが2万円前後ぐらいでスタートして最後はゼロ円になってしまうことは度々起こる話で、こんなことは、値下がりの下落が激しいパソコンやテレビの業界でも最後にゼロ円になることは無いわけで、本当に特殊な業界だといつも思っています。

ある携帯電話の幹部の方のインタビューで、最近こんな話が出ていました。
その会社は、今後キャンペーンによる値下げや販売過程での値下げは出来るだけやらないようにしたいと言っていました。こんな話を聞くと価格が高くなりそうですが、お客様満足を考えるとき、値下げで安くするのでなく、最初からある程度安く販売し、価格を触らないようにしたいということです。ですから、発売間もないころに高い価格で購入していた方からすれば、少しは安めにはなる感じですが、そうなると値下がりを待って買い控えていたお客様からすれば、いつまで経ってもタダのような価格にはならないということにはなりそうです。このように値下がり幅がキツイ業種・業界では、発売当社から終了までの期間中の平均加重売価のシミュレーションにより価格設定を行うことで、価格の安定と顧客の価格不満による離反を抑えることができると考えられます。お客様も価格が変動しなければ、購入のタイミングに神経を使う必要もないし、いつでも安心して購入できるようになると思います。

今まで価格が下落して安く買えていた人からすれば、もし上述なような価格施策が顕著になってきたら、安く買えなくなるじゃない?
と少し心配になりますが、そこは携帯電話会社の商品ラインナップによる価格帯設定になると思います。
①5千円未満の廉価品・低価格帯
②数千円~1万円前半の中価格帯
③1万円後半~2万円台の高価格帯
にきちんと商品ラインナップを揃えることができるかどうかだと思います。

余談ですが、携帯電話会社はキャンペーンなどで値下げを行った場合、キャンペン期日終了後は、価格を高い値段に戻さなければ、法令違反ですね。今なら安いよと触れ込みして販売をしたのに、キャンペーン終了後も同じ価格だと、不当に購買心理だけを煽った形になり公取さんの出番になります。法令順守でキャンペーン終了後に価格を戻すと、一気に販売が落ち込んでしまうという反動を食らってしまうので、各社はキャンペーンの是非について議論しているのかもしれません。

話を戻しますが、従来はマス的にキャンペーンなどにより不特定多数のお客様に割引の特典を与える売り方が中心でしたが、MNP開始後は新規顧客獲得重視よりも既存顧客重視の考え方になる傾向がさらに顕著となります。それによる具体的な販売価格は、お客様の利用年数や支払金額によって割引額が大きく左右される形になってくると思います。2~3年の利用顧客も大事だけど、5年・10年と長期利用しているお客様への特典を大きく、あるいは、毎月7千円の支払顧客より毎月1万5千円のお客様の方が特典が大きくなるような割引施策がとられていくと思います。月額の支払が7千円なら×24ヶ月で168千円ですが、月額15千円の支払顧客なら24ヶ月で36万円です。その差192千円になりますので、高額利用者は2年に一回は新品に無料で機種変更できてもいいぐらいの話になっても当然といえば当然です。携帯電話会社からすれば、高額ユーザーという超お得意様VIPをMNPで他社に奪われることが一番こたえますしね。ARPUにも影響は大だしね。ということで、今後は特典(割引)も一律平等ではなく利用状況に応じた公平な割引の配分となっていくと思います。

これって、クレジット会社や百貨店・航空会社のマイレッジポイントもそうであるように、当たり前の話なのですが、携帯電話業界では今ごろになってやっと実施されていく段階に業界が入ってきたということで、ITの先端を行く業界でも、販売方法やお客様に対する考え方としては、やっと小学校を卒業して中学生レベルになったかなということですね。
(知識はあっても、実行に移せなかっただけかもしれませんが。携帯電話業界は、顧客獲得数を毎月把握し発表する業界で、お客様の増加数で毎月勝ったとか負けたという議論をするだけに、とりわけ新規獲得に目が行きやすい特殊な業界ゆえの悲劇かもしれませんが、これからは少しずつマシになっていくかもしれません)

今日は特別長文になってしまいましたが、最後までお読み頂きどうもお疲れ様でした。次は・・・auの無期限くり越しのサービスについて書きます。ご期待を。

◆ウィルコム好調の訳 あなたは知ってますか?

2006年08月24日 | ウィルコム(Willcom)
ウィルコムさん 相変わらず良く売れてますね~。 
MNPでは蚊帳の外と言う感じで少しかわいそうな気もしますが、販売は1年以上好調を維持してますね。新規契約のほとんどが純新規で新しい顧客を次々獲得してます。単店あたりでの坪単新規加入力はドコモさんやauさんより上かなと思おう程の力強さがあります。お店の大きさとか立地条件とか市場全体での販売店舗数も携帯電話ショップとは比較になりませんが、それなのにあれだけ新規が売れるということは相当な市場評価がある証拠ですね。W-ZERO3で一頃話題を独り占めしてましたが、これを購入される人ってIT系の仕事をしてたりとかパソコン関係にものすごく強い人だったりで、ある意味特殊な人たちだと思います。最近は売れ行きもかなり鈍ってきてます。「es」はポツポツ売れててまだマシな状況です。ただ一頃の勢いはZERO3にはなく、少々在庫のハケが悪くて困ってますが・・・でも音声系端末はあの価格でありながらも、衰えを見せるどころかまだまだ販売が伸び続けているような印象さえ持ちます。

一体誰がウィルコムを買ってると思います~??

主婦ですか? 

ブー はずれです。

法人企業?

一部それもあり。50点

7割~8割が10代のヤング層です。最近はかなり高校生の方が多くなってますね。また新規契約者のほとんどの方は携帯ユーザーで特に通話専用の電話として2台目保有と言う方が多いようです。お店に来る高校生は、auだったりドコモ持ってたり、ホント様々です。だから、携帯電話会社とは競争してないということです。もちろん、使い勝手やエリアの問題がなければ、ウィルコム1本にしてしまう(携帯解約)人も中にはいるようですが。

携帯電話は、今ではパケット定額も普及して、メールやWEBはやりたい放題で料金を気にする必要はなくなってるけど、やっぱり音声通話が、いくら話しても無料(ウィルコム同士)っていうのはスゴイ魅力ですね。一人当たりの1ヶ月の通話時間平均は100時間とか言う噂もあります。ウィルコムさんとしては、当初予定平均30時間ぐらいと予測してたようですが、予想をはるかに超える時間数を通話しているようです。主婦の方でも、いつも2時間3時間は当たり前、ついつい長電話になってしまうという方は、ウィルコムがいいですよ。それ私だ!!って思ったらウィルコム考えてみてはどうでしょうか。

ブログ書いてたら、ついつい昔を思い出しちゃいました。自分に当てはめてみても一番長電話してたのって、高校~大学時代。大学生になった頃、遠キョリ恋愛だったから、公衆電話に小銭たくさん積み上げて電話してたな~。コインの残高があと少しというとき、公衆電話って ブッ~って音がして、次のお金入れなさいって催促されてるみたいで・・・財布の中の10円玉とかまたかき集めて・・・でも本当にもうお金がなくなった時は、

「あ~ お金もうないから切れるかも~~切れたらご・・・」 

「プー プー プー」 

 あ~切れた 。 このときの気持ちわかってもらえますか?

お財布の中は1円玉と5円玉だけという無残な姿。それでももっと話したい時・気がおさまらない時は、部屋に戻って小銭またかき集めて電話したりとかして・・・
今の若い子はじゃんじゃんメール出来るし、ウィルコムなら時間気にしなくても、思う存分恋人と話しが出来るし、ホントうらやましいです。いい恋愛たくさんしなよ。なんてね。彼氏彼女いる子は絶対にウィルコムがいいと思います。(ただし、郡部・山間部の方はエリアチェックは慎重にしてくださいよ。お店によっては、デモ機貸し出しでエリアチェックの電話を貸してくれるところもありますよ)

そういう訳で、ウィルコムさんが売れるマーケットはちゃーんと存在するのです。とは言ってもこのマーケットのパイも時間の問題ではあると思いますので、次なる秘策を期待しています。
ウィルコムさん、基地局整備もっとピッチ上げてがんばってくださいよ。売れてるからといって基地局整備怠ると、後が怖~いですよ。
カーライルグループの方にもきちんと説明してくださいね。

◆au「無期限くり越し」サービスについて

2006年08月24日 | au(エーユー)
おはようございます。今朝は予告どおり「auの無期限くり越しサービス」についての感想です。

8月からauの無料通話分が無期限でくり越しになるサービスが始まったようですが、ユーザーからすれば、別に悪い話ではないし、たまたま長電話してしまった日が多かった月なんかの時にはとても助かりますね。
2ヶ月ほど前のドコモの社長の17年度決算発表では、な・な・なんとドコモでは毎月の無料通話のくり越し額が約800億円ほどあり、期限オーバーで消滅する分が毎月300億円もあるとか・・・300億円分しゃべっておいたらよかったのに・・・ビックリです。

エーユーの無期限くり越しは、MNP(ナンバーボータビリティー)にも一役貢献しそうですね。と言うのも、仮に11月にauユーザーが他社に乗り換えようと移行手続をしようとしたとき、この無期限くり越しが結構解約防止に利くかもしれませんね。毎月無料通話分が使いきれていない場合、ポイント消滅も嫌だけど、ショップの人に「お客様、無料通話6千円も残ったままですよ。もったいないことないですか?本当にいいんですか~。もし解約するなら、無料通話使い切ってからでもいいんじゃないですか~」なんて言われたら考えちゃいますね。まだ11月ごろの話ならくり越し額の累積も少ないだろうけど、来春なんて頃には、無料通話1万円以上残っていますよ~とか1万5千円もありますよなんていわれたら、一般庶民感覚として、十分歯止めになりますよね。推計としては、一人当たりの無料通話の繰越額は1,000円弱といったところだと思いますが、中には1ヶ月で2,000円ぐらい繰り越してしまうお客様はそれ相当数いると思います。

ところで、今ふと思ったんですが、もし無料通話がたまりまくってしまったらどうしたらいいんでしょうね。エーユーさんがキャッシュバックしてくれるはずもないし・・・ひょっとしてポイントに換算なんかしてくれるように将来なったら機種変更のとき安くなるから、そうして欲しいですよね。この声エーユーさんに届くかな?やっぱ無理っぽいですね。ただ今は無理でも、MNPの勝敗によっては、この無料通話くり越し分をポイントに換算できるように仕組みを変更すれば、さらにMNPに有利に働かすこともできるので、布石を打っているのかもしれませんね。(ユーザー視点での都合にいい解釈がかなり入っています)
それとも、無料通話溜まりすぎたら、誰かに売れるとか?これも無理っぽい。仕方がないので、一番安いプランに変更して、無料通話分を使いきるしかないんだろうか?少なくても基本料金が安くなる分で支出を抑えて取り戻すのが手っ取りはやいかもしれません。まさか無料通話なしのプランに変更したら、くり越しはリセットなんてことにはならないでしょうね。ちょこっと心配。スタッフに確認がいるかもしれませんね。

無期限くり越しサービスは、他社からの顧客奪取の起爆剤と言うことにはなりにくいけど、まあまあいいサービスだし、解約防止にわずかばかりかは貢献するでしょうね。

終わり

◆MNP(番号持ち運び制度・番号ポータビリティー)の契約事務手数料について(予定変更の投稿)

2006年08月23日 | MNP(番号ポータビリティー)
MNPの移行手続に必要な費用は、転出元(解約される方の会社)として別途費用が発生するようで、auさんは2,100円の費用が発生すると発表しましたが、他社はまだ発表になっていないようですね。業界関係者の話では、ほとんど横並びになるのではと噂されていますが、どうなるのでしょうね。転出するための手続費用が5千円とか1万円になったら転出できないですよ。総務省も怒っちゃいますし。そん時は指導が入ると思います。それにもしそんなことしたら、利用者ユーザーの不満は爆発。嫌気が差して他社に乗り換えようとしているのに、その時に何千円も払わされ、解除料も取られじゃ踏んだり蹴ったりですよね。ということで高くは出来ないわ、またこれを変に安くしてしまうと顧客流出に拍車を掛けるだけで、結局のところは落ち着く所に落ち着くんじゃないでしょうか?それよりも転出したMNP顧客の受け入れ側(新規加入)としては、手数料なしにしてしまえばいいのに。まあ新しいお客様様だから結局は新規のお客様と同じ扱いとして新規事務手数料と同等額になるというのもわからない話じゃないけど、そこまで通常新規ユーザーに気を使わなくたっていいと思うよ。半年とか1年経ってから変更する方が余程罪悪。それなら最初から無料とかしちぇばいいのにさ。これじゃーあまり面白くないよね。
それとも建前上加入事務手数料を取る大義名分を立ておいて、実際はキャンペーンなんかで無料化するための口実に使おうとしてるのかな?それなら歓迎ですよね。でもこれは約款違反になるから、総務省管轄になるとややこしいからやっぱ出来そうにないかも・・・それだったら最初から無料にしちゃえ~。そもそも今の時代に新規事務手数料なんか取ってどうするの?約款変更して無料とかにすればいいのに。昔は新規加入者数が多かったわけだし、大事な収益源だったとは思うけど、今のご時世純粋新規ユーザー獲得数とこの度のMNPの流動者数を比べたら、その差は歴然でしょ。いつまでも昔のしきたりにこだわらないで欲しいものですね。
そう意味で一番期待できるのはボーダフォンだね。ただ、ボーダフォンに魅力を感じて乗り換えたいと思うユーザーがどれくらいいるかは不明だけど。(最後は少々辛口になってしまいました。お許しを。)

◆MNP対策のつもり?ボーダフォン何してんだ!!

2006年08月22日 | ソフトバンク(SoftBank)
今日はボーダフォンについて一言!!
何か面白いことやろうとしているみたいやけど・・・一体あれは何?そらー頭のいい人一杯いるのはわかるけど、それはないやろ~~。何考えているのアンタラ。ちょっと激怒気味です。

いきなり手厳しい言葉になってしまい申し訳ありません。さて何のことやらさっぱりわからないと言う方のために、私の激怒の理由を説明します。

ボーダフォンショップのお店で8月末までの携帯電話の売り方についてです。
お客様に携帯電話を販売する際、割賦販売契約を推奨するようです。もちろんお客様に選択肢はあるようですが、そもそもこんなことを考え出して、テスト販売かなんか知らないけど、本当の市場で売ろうとすることがおかしい。お客様のこと、成熟しつつある携帯電話マーケットでの商売の仕方を知らん人間が考えたことだろうけど。
ソフトバンクの今までの成功モデルが通用するような携帯電話マーケットじゃないのに!! こんなことを許す社長も社長や。冗談抜きに本当にお客様を失うぞ。ソフトバンクは先行利得で市場にインパクトと ある一定シェアを獲得してきたけど、携帯電話の人口普及率は80%を超えているのに、インターネットと同じようなやり手口で成功するはずがないのにさ。
先が思いやられるます。今や獲得顧客の対象は小学生や65歳以上のシルバー高齢者が対象となるぐらい市場が成熟しつつある。携帯電話は国民一人一台が持つぐらいの大衆商品・生活必要品になっているマーケットということをわかっているのかな~??

携帯電話がどうしてゼロ円など安く売れるのか?という仕組みと今回のボーダフォンの暴挙は深く関係していますので、少々解説しますね。携帯電話の販売店は仮にA商品を5万円で仕入れをして、それをゼロ円で店頭販売します。そうすると販売店はモロに5万円を損してしまいますが、この損失分を携帯電話会社は翌月とかに売れた分だけ補填してくれます。そうすると携帯電話会社は実際にメーカーから仕入れて販売店に卸していますので、携帯電話会社が5万円損することになります。
しかし、携帯電話会社は毎月の基本料金や通話料収入がありますので、この損失の5万円は将来取り戻すことができるわけです。平均的には1ヶ月の携帯電話ユーザーが支払う金額が7,000円だとすると12ヶ月(1年間)で8万円程の収入になるので、5万円損しても差引3万円ぐらいは利益が出るわけです。もし2年間携帯電話を使ってもらえれば、1台あたり10万円ぐらい利益が出る計算となります。しかし、もし1年どころか半年とかで解約されたらどうなるのでしょうか?携帯を販売したときに持ち出しで損した5万円が全額回収できないことになり、損をしてしまうわけです。そこで今回登場したのが割賦販売契約という仕組みです。お客様はゼロ円で今まで通り携帯電話を購入しますが、今まで携帯電話会社がリスクとして抱えていた5万円をお客様の購入代金としてローン契約をさせてしまおうと言うものです。お客様は携帯電話を買うのに借金をすることになります。しかしこれではお客様は割りにあいません。そこで毎月請求の特別値引制度が採用されるわけです。本来なら毎月の利用料金にプラスで月賦のローン金額が加算されて請求が来るところを、ローン請求分は請求しないで特別値引しますから、ローン代金は支払わなくていいのですよと言うことです。お客様からすれば、ローンを払わなくていいならとなりそうですが、一方でなんでこんなややこしい売り方するの?となるわけですが、これにより短期解約するお客様の携帯電話端末代金を補填していた携帯電話会社からすれば、短期解約になれば、ローン残債だけが残り、解約顧客に端末代金を請求できるということになります。これは善良な長期利用顧客からすれば、とてもいいことなのですが、それは2年経ってのことで、いつ解約されるかわかない顧客に対して、端末代金は自分で自分のケツを拭きなさいという感じになるのです。目の付け所として中々いいところに目を付けたかもしれないけど、何かしっくりこないと感じるのは私だけでしょうか?

さらにさらに  実はこの話の裏には、ソフトバンクの決算対策も見え隠れしていると勘ぐります。たくさん借金したからね~。
というのも、上述のように端末を安く売った分、販売店にその損失分を補填するための手数料が支払われますが、これは立派な経費として費用処理することができます。というか経費として利益を圧迫します。おそらくボーダフォンの顧客数だと年間2,000億円ぐらい費用を被っているかもしれませんね。ところが、もしこれが割賦販売契約となった場合、今まで翌月に販売店に支払っていた補填金の手数料の扱いは、税制上どうなるのでしょうか?どちらにしても販売店は損しているので補填金を払うことでキャッシュフローはかわりませんが、決算処理方法が大きく違ってくるのではと考えます。経費の支出処理ではなく、ローン販売なので売掛金(未収入金)として処理できたとしたら、その分が利益として大きく残る訳です。(税務署も喜びます)ボーダフォンが年間に扱う携帯電話の販売台数は約1,000万台弱です。この分が×3万円とかなら、3,000億円の利益が上積み出来てしますわけです。それにローン債権を何も自社で持たなくても外部のローン会社に債権を売ってしまえば、現金化することも可能ですし。
ちょっと売り方の仕組みを変えるだけで、見かけ上の決算(利益)がスゴイことになります。携帯電話事業に新規参入したソフトバンクの評価は?その後のソフトバンクの株価はどうなるのでしょうか?株をやっている人からすれば、決算発表・収益の見通しは株価形成の大きな要素ですから。まあソフトバンクの頭の良い方が考えそうなことですが・・・しかしこのような仕組みを多くの消費者の方が支持するはずはないと思います。ですから、机上の空論・数字イジリが得意な頭のいい人が考えた思惑通りには進まないと思います。ただただ心配なのは、このようなことで収益を高めようと考える人たちが経営をしている携帯電話会社が、真にお客様のことを考えることが出来るのだろうか?一体どこを見て商売しているのかなぁ~??と とても不安に思った今日この頃でございます。
(やり口はホリエモンとは違うかもしれないけど・・・どうか同じ穴のムジナにはならないでねと願ってます)

長文最後までお読み頂き、ありがとうございます。

◆最近のドコモさん

2006年08月21日 | ドコモ(DoCoMo)
久しぶりだす。お盆休みなどで少々休んでしまいました。
そうそう、このブログは携帯電話業界のことをつづるブログでしたね。

そこで最近思ったことは、NTTドコモさん随分とよくなったな~と言う感想を持っています。ご存知の方は多いと思いますが、一言でドコモと言っても全国にドコモの社長は9人います。もちろん一番力を持っているのは東京在籍のドコモ中央の社長さんですが…とは言え、各地域で競争状態や土地柄などもあり具体的なことはそれぞれの地域の社長のやり方があるようですね。ですから、昔のように新規新規と言っている地域もあれば、既存のご利用中のお客様の満足度を高めることに軸足をしっかりおいて取り組んでいる地域もあり、それが解約率や純増率に影響与えているのが現状みたいです。

そしてその結果が最も顕著に現れるのが、MNPだと思います。だから、ドコモの中でもMNPで成功する地域とそうでない地域が出てくるのは必然でしょうね。

関西地域のドコモの解約率はかなり低いようですし、顧客満足度は全国一のようですから、かなりいい線行くんじゃないでしょうか? 関西のドコモの社長さんは中々の方のようですから。一方で首都圏なんかはどうでしょうかね~。
ドコモがいい・いいなんていうのは田舎モンみたいな印象もあり、案外ドライに動く人が多い感じかな。ドコモ中央さんは少々純減するかもしれませんね。
案外底堅いのは、東北以北の地域や関西以西の地域は、NTTというお冠の威力が利きますからね~。歯止めが利きやすいですね。一方で一番波乱があるのは、東海地域かななんて思っています。ここはV社が他の地域と比べ販売シェアが非常に高いところですからね。かなり動く可能性がありそうですね。

MNPがどんな形で勝敗がついていくのかはわかりませんが、今まで携帯電話会社がお客様に対してどう考え、どう対応してきたかの結果であり、お客様不在の企業論理ではどうにもならないと言うことだけは明確だと思っています。

つたない文章を最後までお読み頂きありがとうございます。
それでは・・・次回をまたご期待ください。

◆MNP(ナンバーポータビリティー)でキャリア勢力図がどう変るか??

2006年08月11日 | MNP(番号ポータビリティー)
おはようございます。最近はやりのブログも一度は経験しておこうということで、ブログ開設することにしました。辛口意見から見通しのあまーい意見まで、思ったままを綴っていきますんで、よろしくお願いします。

早速ですが、今話題のMNP(携帯電話番号持運制度)について
やっと詳細情報がリリースされ始めましたね。10月24日より開始~。当初予定より1週間ぐらい遅れた感じですね。各方面でユーザーのMNPの利用意向調査のアンケートなどありますが、どれも当てにならない調査結果だと思います。かといって私の予測も当てになりませんがね。

とにかく、S(V)が一番やばそうですね。シェアトップのDと人気急上昇のAの2強からボコボコにやられそうですね。当然一番恩恵を受けるのはAであることは明白です。最近の各社の解約率はかなり低下してますが、これはMNP待ちユーザーが解約しないで我慢している状態。Sも6月純増したみたいですが、MNP待ちのユーザーが解約しなかっただけのこと。今年度(2007年3月)まででおそらく10%以上のユーザーが流出するんじゃないかな?10%で収まればラッキーと思えって感じです。10月には新しいサービスや商品が出るとかの噂はありますが。(勿体つけてなかなか発表しない分、発表時の注目度はそれだけ高くなるだろうけど)流出は避けられないでしょうね。まあ土石流のような勢いで流出するは確実。
なんせ私の身近なSユーザーの半分以上の人はMNPで乗り換え希望だしね。

当面はMNP効果による純増はA社。
Dはやや純減か案外横ばい。Sは大幅減で今年度は行きそうだと思います。


そろそろMNP商戦の準備に入っていかないと…