マクドナルドの残業代未払いの件で、以前判決後に記事を書きました。だから今回マクドナルドが店長に対して残業代を支払うことになったとの報道があったので自分なりの感想を書きます。
マクドナルドの給与体系は、店長が管理監督者であることを前提と店長手当てを支給していた実体がある以上、今回の裁判で店長は管理監督者でないという判決が出たなら、管理監督者手当てとしての店長手当てをなくすことにするのは妥当に思う。そうでなければ、店長は手当てを2重取りすることになる。今後は残業代として公明正大に会社は残業代を払い、店長は残業代を受け取ればよいと思う。
私がマクドナルドという会社に一番腹が立つのは、月間200時間を超えるような残業を社員にさせていたり、月間休日が1日とか2日しかないようような過酷な勤務実体を長年放置していたことです。本来の人間としての通常の生活習慣からあまりに逸脱していることの改善が急務と思います。
世間一般に月間80時間を越える残業によって過労死したとか脳梗塞になったとかは、そんな残業時間数なんてほとんど問題ではないですね。残業ゼロの人でも脳梗塞や心筋梗塞ぐらいなる人もいるものだ。月間50時間・・・1日2時間程度の残業が体に及ぼす影響なんてほとんどないし、店長手当てを何万円かしらないがもらっているなら、それぐらい状況によって残業はしてもいいだろうと思う。
残業時間数を判断の尺度にするのは仕方ないだろうが、実体は残業ゼロの就労であっても過度の精神的ストレス・プレッシャーを掛けられる方が、心身とも疲れるもので、自殺や病気につながる可能性がはるかに高いと思う。しかし、労働基準監督所によって、精神のストレス状態を客観的に数値測定することが出来ない以上、残業時間数を尺度にして議論するしかないのが現状で、根本解決にはならないと思う。
ごく最近、マクドナルドチェーン店の創業者であるレイ・クロックの自伝のような本を読んだ。レイ・クロック没後20年以上?経過した現在では、創業者がこだわってきた精神というものがなくなり、現在のMACは全く異質な会社に変貌してしまっていると強く感じる。
企業が時代と共に変貌を遂げることは当たり前なことだけれど、その成功理由を見失ってしまえば、あとは漂流するただの企業でしかない。レイ・クロックおじさんは確か52・3歳?でマクドナルドを起業し、80歳を超える老齢になっても毎日15時間以上働いていたような人です。お店を心から愛し、お店と共に生活をするような人間がお店をマネイジメントするのが、マクドナルド流なのです。そういう人だから、マクドナルドのお店の運営を店長は任されるのです。
今の日本の労働環境やマクドナルドの社員の精神を見て、あの世でレイ・クロックさんは随分と嘆き悲しんでいることでしょうね。
マクドナルドの給与体系は、店長が管理監督者であることを前提と店長手当てを支給していた実体がある以上、今回の裁判で店長は管理監督者でないという判決が出たなら、管理監督者手当てとしての店長手当てをなくすことにするのは妥当に思う。そうでなければ、店長は手当てを2重取りすることになる。今後は残業代として公明正大に会社は残業代を払い、店長は残業代を受け取ればよいと思う。
私がマクドナルドという会社に一番腹が立つのは、月間200時間を超えるような残業を社員にさせていたり、月間休日が1日とか2日しかないようような過酷な勤務実体を長年放置していたことです。本来の人間としての通常の生活習慣からあまりに逸脱していることの改善が急務と思います。
世間一般に月間80時間を越える残業によって過労死したとか脳梗塞になったとかは、そんな残業時間数なんてほとんど問題ではないですね。残業ゼロの人でも脳梗塞や心筋梗塞ぐらいなる人もいるものだ。月間50時間・・・1日2時間程度の残業が体に及ぼす影響なんてほとんどないし、店長手当てを何万円かしらないがもらっているなら、それぐらい状況によって残業はしてもいいだろうと思う。
残業時間数を判断の尺度にするのは仕方ないだろうが、実体は残業ゼロの就労であっても過度の精神的ストレス・プレッシャーを掛けられる方が、心身とも疲れるもので、自殺や病気につながる可能性がはるかに高いと思う。しかし、労働基準監督所によって、精神のストレス状態を客観的に数値測定することが出来ない以上、残業時間数を尺度にして議論するしかないのが現状で、根本解決にはならないと思う。
ごく最近、マクドナルドチェーン店の創業者であるレイ・クロックの自伝のような本を読んだ。レイ・クロック没後20年以上?経過した現在では、創業者がこだわってきた精神というものがなくなり、現在のMACは全く異質な会社に変貌してしまっていると強く感じる。
企業が時代と共に変貌を遂げることは当たり前なことだけれど、その成功理由を見失ってしまえば、あとは漂流するただの企業でしかない。レイ・クロックおじさんは確か52・3歳?でマクドナルドを起業し、80歳を超える老齢になっても毎日15時間以上働いていたような人です。お店を心から愛し、お店と共に生活をするような人間がお店をマネイジメントするのが、マクドナルド流なのです。そういう人だから、マクドナルドのお店の運営を店長は任されるのです。
今の日本の労働環境やマクドナルドの社員の精神を見て、あの世でレイ・クロックさんは随分と嘆き悲しんでいることでしょうね。