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必読:携帯電話裏々事情

ケータイ業界の動きを読む~ドコモ・au・ソフトバンク・ウィルコム

iPhone発売価格2万円ってほんと??

2008年06月12日 | ソフトバンク(SoftBank)
昨日、何人かの人とiPhoneの件で話しをしたら、どうやらソフトバンクブランドで発売するというのが、濃厚だなんて話しで持ちきりだった。端末も2万円程で販売されるということで、私にはもう全く理解できない。

ジョブズが何を考えているのかなんて、鼻からわかるわけがないが、ここまで私の予想と食い違ってくると、自分のマーケティングのセンスの無さに悲壮感が漂ってくる。

もし2万円で販売されたら、従来のソフトバンクブランド機種はほとんど売れないし、iタッチやiPodの価格との整合性・バランスなんて全く取れないわけで、本当に意味不明な話しが巷にあふれている。自分のいいように解釈すれば、この2万円説は頭金2万円を意味しているのかな?なんて思ったり。

頭金2万円・割賦総額5万円ぐらいならソコソコ売れるだろう。iPhoneの発売で、ソフトバンクが一番怖れているのは、飛ばし携帯・割賦の踏み倒しである。頭金0円なんて設定にすると、タダでiPhoneを手に入れて、割賦は当然最初から踏み倒すつもりで、何店舗もまわり買いあさって古物商(中古販売店)などに売り飛ばされるのがおちだ。だから、頭金0円なんてしたら大変なことになるので、頭金設定はしっかりされるはずだと予想します。その設定額2万円が一人歩きして、iPhoneは2万円らしい・・・なんて話しが広がってしまったのかな?なんて。

とにかく、今はっきり言えることは、価格は全く未定ということです。

iPhone販売方法解らず・・・

2008年06月11日 | ソフトバンク(SoftBank)
iPhoneの販売価格と販売方法について、ソフトバンクに問い合わせてみましたが、今の所全く情報がないということでした。発売まであと1ヶ月という急な発表でうれしいさと驚きが一杯で、とてもワクワクします。

先日の記事では、ディズニーモバイルのようにMVNO方式になるんじゃないかなんて書きましたが、全くわかりません。iPhoneを一つのメーカーとしてソフトバンクブランドとして販売するんじゃないですか?なんて話しもありましたが、単なる端末メーカーとして扱うなんて、私には考えられません。

またiphoneのオプション契約で、ストレージサービスも準備されているようですね。20G容量で年額5,800円、40Gで9,800円ということです。ハードディスクの単価はデバイス機器で1Gあたり20円~30円ぐらいの感覚なので、少し高めといった感じですが、外出先でもWEBサービスとして共有・同期が出来ることを考えれば、この価格帯になるのかもしれませんね。1ヶ月300円でも年間3,600円になるので、やっぱり商売としては、これぐらいだろうななんて思います。ストレージサービスの市場価格としては、安い方だと思いました。

個人的には、今一番欲しい端末はやっぱりiPhoneです。昨日もMACユーザーの知り合いの人から、早速予約したいんだけど・・・なんて電話が掛かって来ました。やはり、関心度はものすごく高そうですね。何よりも、私の今の端末はSBでもう2年ぐらい使っているから、機種変更したくて、正直ムズムズしてます。



反対:合言葉は「たばこ1箱1000円」…超党派で議連発足

2008年06月07日 | Weblog
タバコを1箱1,000円にしようなんて動きがあるようです。30年近くの喫煙暦の私としては、個人的に反対は当然ですが、1,000円にすることで、税収が増加すると考えるのは、あまりに浅はかな発想です。

良く池田信夫氏のブログを読んでいる私ですが、一度経済学者の池田先生に聞いてみてくださいよ。
少なくても、1箱1,000円になったら、私はタバコをやめますね。タバコで今までにどれくらいの税金を納めてきてことだろうか?

1日1箱100円(税金)×365日×30年=109万5千円
おそらく最近では、1箱の税金は100円どころではないから、ひょっとしたら200万円ぐらい納税していることになる。自分の体を犠牲にしてまで、お国のために税金を納めている、なんと善良な日本国民なのだろうか。

今までは、20円~30円刻みで少しずつ上げられてきたから、止めるフンギリがつきにくい現状ではあったが、さすがに1,000円となれば、止めるしかない。小遣い数万円のなかで半分以上がタバコ代に消えるなんて有り得ない。

だから、3倍以上に値上げしても、販売箱数が激減してしまうと、思ったような税収の伸びなんてないような気がする。諸外国と比較して確かに日本のタバコの価格は安い方だ。でもその分、喫煙者の割合も諸外国では日本よりかなり少ないと思いますが、どうでしょう。将来について考えれば、医療費削減のために、成人病予備軍の喫煙者を減らして行くというのであれば、それも一理ありだろうが、タバコが高価になれば、密輸・密売品などブラックマネーの資金源にもまたなる可能性もありますね。需要がそちらに流れれば、適正な税収が確保できなくなりますよ。

タバコぐらいの密輸では、中々ぼろ儲けは出来ないが、いい小遣い稼ぎにはなりそうです。もちろんヤミ組織の規模がでかけりゃ、十分にウマミはありますね。

? 書き忘れ追記
仮に50円ぐらいの値上げなら、やはり止められないで吸い続ける可能性は大ですね。でもそのうちの20円(1本当たり1円)ぐらいは、食料援助などに当てて欲しいものです。そういう財源に使って欲しい。自己中のくだらない日本人の道楽・わがままのために、訳のわからないお金の使い道になるぐらいなら、その方が余程ましというものです。値上げされても、気持ち的には、救われる。

iPhoneの販売価格予想

2008年06月07日 | 携帯電話(ケータイ)全般
ソフトバンクのiphoneの国内販売が話題になっていますが、販売時期と価格については、全くの未定です。

Jcastニュース
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/n_phone2__20080606_4/story/20080606jcast2008221420/

Jcastのニュース記事によれば、3~4万円ならそこそこ売れるが、7~8万円だと中々むずかしいと予測しているようです。これに全く異論はありませんが、実際に価格はどれくらいになるでしょうか?

米国の現地では、$500~600ですから、5万円~6万円と考えるのが妥当です。販売手法は割賦形式もとれるので、ソフトバンクの新スーパーボーナスでの特別割引みたいなものが設定されれば、実質的にはもっと安くなるでしょうけど、アップルブランドに特別割引を導入する必要はなさそうです。もし特別割引を併用するなら、逆に割賦総支払額は、ぐっと上がって8万円~10万円になるかもしれないと思います。

今回のiPhoneの取扱は、個人的には、MVNO方式での販売になると思います。(ディズニーは単純なMVNOではなく、協業パートナーみたいな位置づけらしいが)

そうなれば、機器販売利益以外に料金関連収入が入ってきますから、アップルとしては、機器を若干安くして、料金で回収できることも考えられます。ところが、ソフトバンクの通信網を借り受けする(レンタル)など、インフラ賃借料を料金収入で賄いきれるかどうかは全く検討が付きません。唯一参考になるのは、発売導入前のそれまでのディズニーモバイルの回線獲得数と収支がとても参考になるはずです。

ただ、ディズニが、単なる回線事業者でない具体的なところは、回線の料金収入だけではなく、ディズニーという強力なコンテンツソフトがあることです。そのような有料コンテンツの売上や、それに伴うパケット通信の増加分が、ビジネスとしてのウマミになる部分です。そう考えると、アップルのソフトコンテンツとは何?ということですが、iTunesなどの音楽や映画(映像)コンテンツになるような気がしますが、この市場は、従来からあるiPodの市場とかぶりますから、少し微妙な感じがします。特筆するほどではありませんよね。そうすると、それ以外の市場性を生み出す何かがなければ、ジョブズ流ではありません。

何かあるはずです。それが何かはわかりません。iPhoneで私が一番ワクワクするのは、実はそこのところかもしれません。


勝因・・・ソフトバンク「iPhone」獲得

2008年06月05日 | ソフトバンク(SoftBank)
「iPhone」の国内販売権は、ドコモ優勢なんて一頃ささやかれていましたが、やっぱり最終はソフトバンクになりましたね。孫社長がボーダフォンを買収した直後に、アップルと業務提携の契約を結び、その後ソフトバンクショップでiPodなどが販売されるようになりました。

2年前、アップルとソフトバンクで業務提携までしながら、さすがにドコモに販売権を渡すことはないだろうと思ってましたけどね。ジョブズ氏と孫さんは旧知の仲ですし。(もっともそんな義理人情が通用する業界でもないですが)

だいたい、ソフトバンクのロゴマークをみれば、あの色使いやデザイン性からアップルをかなり意識しているというか、孫さんのアップルへの憧れみたいなものがあることを強く感じます。

将来の孫社長の野望は、国内での携帯シェアの50%を超えることですが、その次には、ソフトバンクブランドの携帯を全世界に販売することでしょうね。アップルの製品のように、世界マーケットにソフトバンクブランドを展開することだと思います。孫社長の頭の中で考えていることは正直わかりませんが、孫さんはそういう人だと思います。

今回「iPhone」の国内販売権獲得の最大理由は、ソフトバンクが、すでにディズニーモバイルで、MVNO方式でサービスを提供している実績がきっと高く評価されたものと思います。アップルの方針としては、機器だけを供給する気はなく、基本料金・通話料・パケット通信などの収入のすべて要求していたはずで、こうなれば、ドコモ・auの芽はないと考えられます。すでに実績があることが、何よりも説得材料になったと思いますね。ソフトバンクの戦略は、とてもしたたかで、ディズニーさえもダシに使った訳ですよね。

ところで、「iPhone」販売のインパクトってどれくらいあるんでしょうかね。「iPhone」発売から1年以上経ちますが、全世界での販売累計台数は350万台なんて言われています。1,000万台ぐらいは行っているのかと思ってたら、たったの350万台ですよ。そう考えると、国内販売は年間100万台も行かないかもしれません。携帯1億ユーザーの日本で100万台と言えば、たったの1%に過ぎません。数字上のインパクトより、むしろブランドイメージアップの効果、それが大本命かもしれません。そして、さらには「iPhone」上で提供するWEBサービスとして、何かを考えている可能性もありますね。

関心所としては、「iPhone」のテレビコマーシャルを早く見てみたいです。