
一週間ほど前の新聞に「昭和・メモリアル与 勇輝(あたえ ゆうき)展」がJR札幌駅の大丸デパートであると・・。掲載された人形が目に止まって切抜きをしていた。きょう帰りに買い物ついでに覗いた。ほんとうは来週にでもと思っていたが同じフロアに展示会場があったので・・

作品は布で出来た人形だ。つまり「布の彫刻」だ

生き生きとした造形で多くの人を魅了する人形作家、与勇輝さんの新作展。といいながらこの「むにゅむにゅむにゅ・・」は作者を今まで知らなかった

終戦直後の昭和を懐かしんで制作した57点に、代表作を加えた約110余点を展示していると解説があり・・

今、与さんは74歳になると思う。8歳になるころ終戦を迎えた与さんにとって、空襲警報とともに飛来する爆撃機や焼け野原となった街の情景は今も記憶に残り、いつかは取り上げたいテーマ。今回、創作しないといつまでも悔いが残るだろうと取り組んだが、戦争で環境が一変した人々の絶望感を思い、制作中に胸が熱くなることもあったという。そんな苦しい時代をたくましく生きる子どもたちの姿を中心に、「昭和のあのころ」を表現した作品が並ぶ。「昭和の息づかいが、聞こえる」とサブタイトルが

撮影禁止なので、この「お稽古」ってタイトルがついていた少年の前でミニミニスケッチブックに描き写し

扇子を持って小首を傾げて。落語の練習に見えた。浅草界隈がモデルか・

「つん」としているかな??でも・・いい表情だ


(上手く描けなかったが・・・・


このパンフの少女が新聞に広告掲載されていた。今夜作品に出会った。こんな解説がされていた。「美しい面影の少女が憂いを帯び、あるいは恥じらいを見せ縁側に座っていた。何を思っているのだろう。子ども心に気になっていた。以前創作した「小春」というイメージが重なっている」と


どの作品も目が切れ長で一見すると「つん」として見えた。よく見ると違うんだわ。言葉いらないし、じーっと見つめていると“うふふ”って。感じたが・・

一体制作するのに3~4週間かかるそうだ。この「むにゅむにゅむにゅ・・」たちの子ども時代にも重なる光景に鼻水垂らして袖でぬぐい・・そんな頃を思い出し

会場担当者に聞くときょう開幕、3回サイン会をしたと。今度は来月3日に2回あるとのこと

雪降る頃ならストーブ要らないかも




もう一度行きたいな~
