
しとしと雨が上がったことだし、見てきましたMOT(12/22のこと)。
メディア露出も高かった「館長 庵野秀明 特撮博物館」の次の展示ということでタイトルは幾分地味ですが、共通券で両方覗いてみました。
「アートと音楽」、坂本教授監修とのこと。聴覚表現と視覚表現は不可分なアートである、というコンセプト。
カンディンスキーやクレーのような先駆者から、ジョン・ケージ、そして現代のメディアアートに至るまで、その変遷も含めた「共感覚」への取り組みをカジュアルに楽しめます。現代アーティストの「4'33"」の演奏風景の映像展示も。
パパ的には、ポータブルレコードプレーヤーを使ったインスタレーション「大友良英+青山泰知《without records》」がお気に入りでした。約100台のプレーヤーが奏でる音。といってもレコード盤も針もないので、擦る音、軋む音のアンサンブルです。それにノスタルジーが乗る感覚。
それにしてもポータブルレコードプレイヤーって、これほど一般的な商品だったんですね。メーカー数の多いこと多いこと。そういえば、うちにも子供用として買い与えられてました。ソノシート、よく聴いたよねー。

http://www.mot-art-museum.jp/music/
続けて、若手アーティスのグループ展「MOT ANNUAL 2012」。
こちらは期待以上で、とってもワクワクする内容でした^^
「風が吹けば桶屋が儲かる」のタイトルとおり、その場のみに依存しないもののあり方、感じ方を体感できる展示です。
"物事の通常の状態に手を加え、異なる状況を設定することで、日常の風景に別の見え方をもたらす7 組のアーティストを取りあげる。
彼らは自らの手で造形を行うのではなく、他者を介在させ、人々の想像力に委ねる。展示のみならず、パフォーマンスやワークショップ、テキストの要素を含み、一言でその作品の形態を表すことは難しい。"(公式ホームページより)
このような展示は、アカデミックに寄り過ぎたり内省的になり過ぎることが多い印象ですが、閲覧者を巻き込みかつ外に広がっていくイメージを持たせる展示で、非常にオススメです。1人vs1人のやりとりで終わることはありえない"コミュニケーション"とはなにか、を明るく問いかける内容でした。
中でも、佐々瞬氏のインスタレーションはシナリオの奥行きとユーモアにあふれる展示で楽しみました。
それと、田村友一郎氏の和製ホラーっぽい(?)インスタレーション。

MOTの地下になにが? こんな展示、ちょっとワクワクしますね。地元がテーマだったこともあるけど。
確保した2時間では足りないボリュームでした。会期中もう一度いくかも。
いつも質の高い常設展も楽しみにしてましたが、時間切れのためこちらは別途。
東京都現代美術館
「アートと音楽-新たな共感覚をもとめて」
2012.10.27(土)-2013.02.03(日)
http://www.mot-art-museum.jp/music/
「MOT アニュアル 2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる」
2012.10.27(土)-2013.02.03(日)
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/140/
メディア露出も高かった「館長 庵野秀明 特撮博物館」の次の展示ということでタイトルは幾分地味ですが、共通券で両方覗いてみました。
「アートと音楽」、坂本教授監修とのこと。聴覚表現と視覚表現は不可分なアートである、というコンセプト。
カンディンスキーやクレーのような先駆者から、ジョン・ケージ、そして現代のメディアアートに至るまで、その変遷も含めた「共感覚」への取り組みをカジュアルに楽しめます。現代アーティストの「4'33"」の演奏風景の映像展示も。
パパ的には、ポータブルレコードプレーヤーを使ったインスタレーション「大友良英+青山泰知《without records》」がお気に入りでした。約100台のプレーヤーが奏でる音。といってもレコード盤も針もないので、擦る音、軋む音のアンサンブルです。それにノスタルジーが乗る感覚。
それにしてもポータブルレコードプレイヤーって、これほど一般的な商品だったんですね。メーカー数の多いこと多いこと。そういえば、うちにも子供用として買い与えられてました。ソノシート、よく聴いたよねー。

http://www.mot-art-museum.jp/music/
続けて、若手アーティスのグループ展「MOT ANNUAL 2012」。
こちらは期待以上で、とってもワクワクする内容でした^^
「風が吹けば桶屋が儲かる」のタイトルとおり、その場のみに依存しないもののあり方、感じ方を体感できる展示です。
"物事の通常の状態に手を加え、異なる状況を設定することで、日常の風景に別の見え方をもたらす7 組のアーティストを取りあげる。
彼らは自らの手で造形を行うのではなく、他者を介在させ、人々の想像力に委ねる。展示のみならず、パフォーマンスやワークショップ、テキストの要素を含み、一言でその作品の形態を表すことは難しい。"(公式ホームページより)
このような展示は、アカデミックに寄り過ぎたり内省的になり過ぎることが多い印象ですが、閲覧者を巻き込みかつ外に広がっていくイメージを持たせる展示で、非常にオススメです。1人vs1人のやりとりで終わることはありえない"コミュニケーション"とはなにか、を明るく問いかける内容でした。
中でも、佐々瞬氏のインスタレーションはシナリオの奥行きとユーモアにあふれる展示で楽しみました。
それと、田村友一郎氏の和製ホラーっぽい(?)インスタレーション。

MOTの地下になにが? こんな展示、ちょっとワクワクしますね。地元がテーマだったこともあるけど。
確保した2時間では足りないボリュームでした。会期中もう一度いくかも。
いつも質の高い常設展も楽しみにしてましたが、時間切れのためこちらは別途。
東京都現代美術館
「アートと音楽-新たな共感覚をもとめて」
2012.10.27(土)-2013.02.03(日)
http://www.mot-art-museum.jp/music/
「MOT アニュアル 2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる」
2012.10.27(土)-2013.02.03(日)
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/140/
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