Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

Lanケーブルからワイヤーを取り出す

2022年01月29日 | アマチュア無線

これからアンテナをいろいろ試作して実験を試みるので、コイルを作るためのワイヤーをLanケーブルをほぐして手に入れようと、何も調べずに中古のLanケーブルを買ってみたんだ。 これが失敗だったんだけど・・・フラットなLanケーブルを買っちまったんだわ。

Lanケーブルに入っている、ツイスト線はノイズをカットするということでオーディオをやる方は好んで使っているようだ。 無線機の方でもノイズ対策とか、アンテナのコイルとして使うことがあるのだ。

10mのLanケーブル・フラット

いざ、始めて見ると・・・いやはや・・・

まず、フラットなケーブルには2本撚りのツイスト線が4組並んで入っている。 これを中央から2つに割る。 竹を割くのと同じように力が左右当分に作用しないといずれかの側に偏って割けてしまう。

コネクタを切り取り、ケーブルの端2㎝くらいのところ中央にカッターの先端を入れ2つに割る。 これを両手でつかみ、一気に左右に分ける。 このとき中央にある2つのうち1つのツイスト線が裂け目から覗くはずである。(裂けめが中央から少し偏っているから。) この見えているツイスト線はケーブルと引き離すだけで簡単に取り外せる。(ある程度の力は必要だが・・・)

今ツイスト線1組を中に含むケーブル部分と、2組の入った半幅のケーブル部分が手元に残る。

2組入りのケーブルも、端から2㎝くらいのところ中央にカッターの先端を入れて割り、それを左右に引っ張って2つに分ける。 これも一気に2つに分けるとやはりいずれかのツイスト線が裂け目から覗く。 これも簡単にケーブルから引きはがせる。

問題は、ツイスト線1組だけが入っているケーブルの残骸からツイスト線だけを取り出す作業だ。 中のツイスト線の端を引っ張り出し、一気に左右に分けて取り出そうとすると、ケーブル外皮の方が強度があり、ツイスト線が途中で切れてしまうのだ。

そこで仕方がないので、ケーブルの側面に傷を付け強度を下げ、引っ張れば、ツイスト線は切れずケーブル外皮のみ切れるようにする。

細いケーブルの中央部にカッターの先端をほんの少しだけ入れ、続けて端から端まで切っていく。 力を入れ過ぎると中のツイスト線に傷がつくので、ほんの少し・・・0.2mmくらいの深さで切れ目を入れていくのである。 カッターの先端でケーブルを軽くなでるかのように・・・長さ10mのケーブル・・・気の遠くなるような作業です。

このように・・・  ↓

すると、このように中のツイスト線が引っ張り出せる。 左上の線は途中で切れたツイスト線。 ↓

結果、10mを綺麗に取り出せたのが2組、途中で切れたものが2組となったが、一応ツイスト線を取り出すことができた。 ↓

だがよく見ると、芯線は単線(1本の銅線)ではなく撚り線(細かい線を撚ったもの)だった。 たぶん、これはアンテナのコイルにするには細すぎるような気がするが・・・

単線の中古Lanケーブルを探そう・・・丸いの・・・UTPとかSTPとかの・・・今度はよく調べてから・・・

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アンテナについて考える 1 ~掲げる高さについて

2022年01月27日 | アマチュア無線

これまで以下のアンテナを作ってきた;

・4エレループ八木 430MHz用  
・4エレループ八木・位相差給電 430MHz用
・スーパーラディエーション 7MHz用 
・マイクロバート 7MHz用 

特に7MHz用のアンテナについては色々な問題に直面した。 というのは、

問題1:地上(床上)で製作したものを高く掲げると共振周波数が狂う

問題2:ケーブルの長さや置き方によってSWR値が狂う

問題3:nanoVNAで見るSWR値と無線機のSWR計の値が違う

問題4:上記問題に直面したときの調整がしどろもどろ

 

・・・で、いろいろ調べたり考えたりしてみて、要点をまとめてみようと思うに至ったわけであります。

上記の問題はそれぞれが交錯して訳が分からなくなったりして問題4に行きつくのだと思う。 問題をキッチリ切り分け、それぞれの解を見つけておけば、今後のアンテナ製作や無線運用に役に立つのではなかろ~か。

問題1:地上(床上)で製作し調整したアンテナを空高く掲げると共振周波数が狂う

下記の参考サイトで良い情報を見つけた。 このサイトはアンテナに関する様々な知見を教えてくれるので参考にされると良い。 

参考サイト

地上高によって1/2λアンテナ中央給電の入力インピーダンスが変化する、という情報である。 参考サイトより引用させていただきました。 インピーダンスが変わってしまうのだから、アンテナの高さによって共振周波数が変わる。

次のグラフは垂直設置アンテナの長さ(高さ)とインピーダンスの変化。 このアンテナを高く掲げても上記と同様のインピーダンス変化が起こる。

教訓1:地上(床上)で製作し調整したアンテナを高く掲げると、給電点におけるインピーダンスが変わってしまう、という事実を知っておかねばならない。

対策1:高く掲げた時にズレる周波数分を先ず把握し、地上でアンテナ製作調整時にはその分ずらして製作調整し、高く掲げる。 これは高く掲げることを常用とする場合の調整法である。

対策2:あらかじめアンテナ構造にインピーダンス調整機構を組み込んで置き、高く掲げる際にはインピーダンス調整を実施したうえで使う。 この調整機構があればそのアンテナは地上高の異なる移動用にも使うことができる。 インピーダンス調整機構というのは、いわゆるアンテナチューナーとかアンテナカプラーと言われるものと同じである。 アンテナ独自の調整機構も多々ある。

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3回目のワクチン接種 予約した

2022年01月18日 | 終わりの始まり

3回目の新型コロナのワクチン接種は8か月後から前倒しする・・・なんて、どなたかがTVで声高に言っていたが・・・

今日接種券が届いて市の予約サイトで予約したところ、2月2日が最短日だった。 2回目は昨年の6月30日だったからまさに8か月後となった。 な~んだやっぱり8か月後じゃ~ないの!

で、2月4日に予約を入れた。

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新年の来訪者 ~怪しい二人~

2022年01月15日 | 人生観

ピンポーンっと門のチャイムがなった。

女房が対応したが何を言っているのか要を得ない。

「あちらの方で工事をしているものですが、トラックが通るので・・・」???

「今出られません」と言ってチャイムを切ると・・・

再び、ピンポーン

「何ですか~?」と言っても返事をしない。

仕方がないのでワシが出る。

再び、「あちらの方で工事をしているものですが、トラックが通るので・・・」???

埒が明かないので出て行って対応した。

言っていることは「あちらの方で工事をするのでトラックがこの辺りを通っても、停まっていても不審に思わないで欲しい」ということらしい。

この二人、ともにチャイムのカメラにバッチリ顔は映っているのだが、どうやら一人はフィリピン系の顔立ち。 日本語も怪しい。 このコロナ禍の時代にマスクもしていない。

最後に我が家の屋根の端を指さして、「あれ、あれ」・・・「ボルト」と言うのである。 よく見ると尾根の瓦の端から釘が1本飛び出ている。 ああ、分かった、というと二人して去っていった。 白いプリウスで車体ナンバーは記録してある。 

・・・で、後味が悪く、いろいろ妄想してしまった。 その内容はこんなこと・・・可能性についての妄想です。 新年の初妄想・・・

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可能性1.車両泥棒の可能性:

我が家の前の通りには、トラックが止められるほど大きな空き地があるし、ドラグストアの大きい駐車場もある。 また、通りに面した家々には門の無い家庭用駐車場が道路に向かって開口している。 レッカー車があれば簡単に車を道まで引っ張り出せる状態にある。 そんな美味しそうな車が道路の両脇に沿って何件も並んでいるのだ。

それで、大型のトラックを空き地に停め、自家用車を片っ端から盗み出しトラックに積み込む。 その間、停めてあるトラックを不審に思い通報されることを防ぐために、こうして空き地付近の家を訪問して、「怪しまないで!」と釘をさして回っている。

可能性2.屋根修理の注文取りの可能性:

おぼつかない日本語で、可能性のある家を一軒一軒回っていて、「お宅の屋根の釘が出ちゃってますよ」「瓦がずれてますよ」とか言って屋根修理の注文を取って回っている。 あるいは、その注文取りの練習を海外留学生にやらせている。 もう一人の男がその指導者かも。 この手の手合いは、これまでもしょっちゅう来訪している。 普通はチャイムの段階で断っているが、今回は、外国系だったので、あちらが断られるのに慣れていなかった可能性もある。

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それにしても、もし可能性1.だった場合、そんなトンマなことを触れまわるってことがあるだろうか? こんなことを言ったら、かえって怪しまれるに違いない。 私たちは車泥棒ですが、トラックに積み込むので、トラックがここいら辺に停まっていても怪しく思わないでね、なんて・・・4108のプリウスで・・・

可能性2.こちらの方の可能性が高いのかも。 それにしても、トラックが通るので・・・というような断りを入れてくるのは、ほんとにオカシイ。 お宅の屋根、修理が必要ですよ、と言われた方が、はるかに受け入れやすいのにね。

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今や、町内には無数の防犯カメラが見えないように設置されていて、泥棒は皆、即、つかまっているのは知られているだろうか・・・

新年早々、怪しい二人の来訪でした。 気を付けようね!

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PC・付加装置接続によるCW交信の変更届 完了

2022年01月11日 | アマチュア無線

無線機をPCに接続してデジタル通信をしたり、PCキーイングによるCW送信を行うために提出していた変更届が「審査終了」となりました。 本日総務省総合通信局からメールが届きました。

これは届け出だけなので新たな局免許状は発行されませんし、記載項目には変更がないので送付してもらう必要もありません。

FT8などPCでキーイングを行う場合にはこの届け出が必要になります。 

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My QSO Plan

2022年01月11日 | アマチュア無線

お仲間とお空でお会いできるように My QSO Plan を公表します。 本日より発効します。 

当局(JK1EDS) から下記によりCQを出します。   

原則 Week dayのみ。 雨天等、都合により無くなることもあり得ますのでお含みおきください。   また、当該周波数を他局が使用中の場合は、一往空くまで待ちますが、空かない場合は、その日は潔くキャンセルとさせていただきます。 気楽に覗いてみてください。  SSB 7103KHzは、混んでいる場合はすぐ上の空いている隙間を狙います。

CWは初心者ですのでお含みください。

 

時刻   時間   Mode  周波数  混雑時            
11:00  15分  CW   7003            
11:30  15分  SSB   7103  +3KHzづつ上に   (7070から変更2022/01/17以降)             

CU ON AIR 73   E E

  
Super Radiation Antena Members Club

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SRAの調整 マニュアルアンテナチューナー

2022年01月05日 | アマチュア無線

自作の窓際ラド、先日も投稿したが、無線機のSWR計表示とnanoVNAの最低SWR周波数、の関係が良く理解できていない。

あれこれラドを聞きながらいじっている時に、外していたイヤホンのケーブルがアンテナのブーム(アルミの中空角棒=下の写真)に触れたんだな。 そん時はSSBで7100KHz近くを聞いていたんだが、ケーブルが触れたときに一瞬、音声が強く綺麗に聞こえたんだわ。 むむっ、これは何か意味あることではないの? とひらめいたんだな。

・・・で、試しにイヤホンケーブルをブームに何巻か巻いてみたんだ。 こんなふうに・・・

すると、3近くに振っていた無線機のSWR計の表示が、つ・つ・つっと1.0に向かって動いたんだな。 ・・・で、CWの7001KHzにしてパドルでVVVを打つと、SWR計は1.5だった。 ↓

ということは帯域幅100KHzくらいに相当するか・・・

 

面白くなって近くにあったステンの針金の巻いたのをブームの上に置いてみた。 そしたら同じような結果になったわけ。

なのでこんな風にしておいた。 ↓

つまり、このラド、上部の移動シリンダを上にずらすと容量性のインピーダンスが増え同調周波数が下がり、アースにコイルを巻くと誘導性のインピーダンスが増え同調周波数が上がる、ということを意味しているんだないの? その結果、Z=R±0j となりSWR=1.0に近づく、ということを意味しているんだないの?

通常、アンテナにこういう操作を行うのはアンテナチューナーとかアンテナカプラーとかいう装置で行うんだないの? キャパシタ(コンデンサ)とインダクタ(コイル)を組み合わせて、手動や自動でアンテナの同調を取る機械・・・だないの?

今日はそれを人手で行ったわけだ。

シリンダ式のラドで可動シリンダを被せている構造というのは、アンテナカプラーで言うとバリコンに相当する。 言ってみればバリコン内蔵のアンテナである。 これに可変のインダクタ(コイルの巻き数)を付加すれば、まったく手動式アンテナカプラー付きアンテナ、ということになるんだないの?

なんだ・・・結局、電線をアース部に巻きつけるだけでもチューニングできることが分かった。 アンテナって仕組みが分かると意外に簡単に調整できるんだということも分かった。

・・・で大事なことは、このラド、無線機SWR計で1.5以下の周波数帯域幅(アンテナの同調点を動かさずに使える周波数の幅)は100Hzくらいだないの? ラドの仲間内で帯域幅150Hzと言われているのは実際に飛ぶのか試してみないと分からない・・・

もちろん、周波数を変える都度、CWとSSBを切り替える都度、ラドの移動シリンダを上下したり、ブームのコイルの巻き数を変えたりすれば、どの周波数にでもピッチリ(SWR=1.0で)同調させることは出来るんだろう。 そのために敢えて窓際で手の届く範囲に設置している訳であるのだが、とはいえ、周波数変更のたびにアンテナを調整する、というのも、出来るとはいえ、いかにも面倒くさいじゃあ~りませんかっか。

だから、ラドの基本同調点を取り合えず(7050KHz)に合わせ、シリンダ上にマジックで線を引いて、常位置とする。 これでCWの7000KHzからSSBの7100KHzくらいまではアンテナをいじらずに使うことにする(帯域幅100KHzを前提)。 7200KHz近くまで使う場合には、ピッチリ同調させるために移動シリンダを少し(1~2㎝)下にずらす(SWR=1.0の周波数を100KHz程度上げる)、という運用にする。 

そしてCWモードでパドルでVVVを打ち、無線機のSWR計が1.5以下で限りなく1.0に近くにあることを確認してCQ を出したり応えたりすればえ~んよ。 

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