されど鹿児島

日々の生活の中で見聞したことをメモと画像で綴るブログ

たかがさつま芋されどさつま芋

2005年11月06日 | 
  写真は新作のさつま芋の料理

 今年は前田利右エ門がサツマイモを沖縄から持ち帰り薩摩藩に伝えてから300年ということで各地で「さつまいも伝来300年記念」行事として各地でいろんな催しものが開催されている。日本各地で300年という長い間には多くの飢饉に見舞われた歴史があるが,薩摩藩ではサツマイモのお陰で大飢饉には至らず民衆が飢えずに済んだといわれている。私も終戦後の食糧難の時代,田舎で子供ながらに畑を耕し,さつま芋のお世話に成りすぎ,若いときは,見ただけで拒否反応のほうが先にたたち敬遠していた。
 県民交流センターで行われたフェスティバルを覗いてみた。なんと何と芋の種類の多い(120種)こと,そして加工品と料理の多さにも驚きである。工夫次第で無限に広がり,やがては宇宙食にまで発展させようと頑張っている。
 さつま芋さつま芋と侮るなかれ,たかがさつま芋されどさつま芋 なのだ。
  

ジャンボさつま芋 左18㎏ 右16㎏



さつま芋の花



鹿児島では30種位栽培されているがその中の代表的なさつま芋



芋焼酎100本の勢揃い