Seiji Ninomiya (二宮正治)

Let me tell "JAPAN NOW"

現代日本人文芸:呉原百合蔵小説:次の総理の椅子に座る者は誰だ:第45回:フィクション

2016-10-22 06:24:58 | 日記

「石原伸晃先生が総理がたとえ総理になれたとしても、周りの状況は簡単ではない」

 Nが鋭い目つきで仲間にこう言った。

「どういう意味Nさん」

 仲間はNの言う意味が分からない。

「詳しく説明してよ」

「分かった」

「石原伸晃先生が総理になる頃は韓国が破産状態に陥っているかも」

「うわあ・・・・・・・。たまんない」

 一同無言状態が続く。

「ひょっとして日本が助けなきゃあなんないの」

「そういう事」

「そりゃあないよ。散々やつら日本の悪口ばかり言いあがってよう」

「本当だよ。無視すりゃあいいんだよ」

 Nは仲間のこの言葉を聞いて、

「う、ふ、ふ、・・・・」

 と笑った。

そして、

「そういう訳にはいかないんだ。いろいろな腐れ縁があるのだ」

 こう言うのだった。