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小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画 『飢餓海峡』 1965年 東映 / BSプレミアムシネマ

2020年05月18日 | 映画
あらすじ

昭和22年、北海道地方を襲った猛烈な台風により、青函連絡船・層雲丸が転覆して多数の死傷者が出る。現場で遺体収容に従事した函館警察は、身元不明の遺体を2体発見する。それらの遺体は、連絡船の乗船名簿と該当しなかった。同日、北海道岩幌町の質店に強盗が押し入って大金を強奪したうえ、一家を惨殺し、証拠隠滅のため火を放つ。火は市街に延焼し、結果的に街の大半を焼き尽くす大火となった。

函館署の弓坂刑事(伴淳三郎)は、身元不明の2遺体が質店襲撃犯3人の内の2人であり、強奪した金をめぐる仲間割れで殺されたと推測する。同じ頃、青森県大湊(現:むつ市)の娼婦・杉戸八重(左幸子)は、

一夜を共にした犬飼(三國連太郎)と名乗る見知らぬ客から、思いがけない大金を渡される。悲惨な境涯から抜け出したいと願っていながらも、現実に押しつぶされかけていた八重に、その大金は希望を与えてくれるものだった。その後、犬飼を追跡する弓坂刑事が大湊に現れて八重を尋問するが、八重は犬飼をかばって何も話さなかった。八重は借金を清算して足を洗い東京に出るが、犬飼の恩を忘れることはなく、金を包んであった新聞と、犬飼の爪を肌身はなさず持っていた。・・・wiki
  
  以前から一体どんな映画だろう?と思っていた。原作は水上勉の推理小説なんだね。水上勉の映画はたぶん初めて拝見したと思うが、なんとなく松本清張 ドラマを思い出した。

 ストーリーでは樽見京一郎/犬飼多吉(三國連太郎)は弓坂吉太郎刑事・元刑事(伴淳三郎)に追われの身なんだが三國が主演なんだな。小父さんは正直なところ三國さんと言ったら釣りバカ日誌 のスーさんしかちゃんと観たことがなかった(汗)
 
 しかし、このドラマ1968年にテレビで高橋幸治に中村玉緒に宇野重吉(刑事)が共演、1972年(舞台)では高橋悦史と太地喜和子、金内喜久夫(刑事)、1978年(テレビ)山崎努と藤真利子、若山富三郎(刑事)、1988年(テレビ)萩原健一と若村麻由美、仲代達矢(刑事)、1990年(舞台)永島敏行と石田えり、金内喜久夫(刑事)、2006年(舞台)永島敏行と島田歌穂、金内喜久夫(刑事)と数々の名優が演じているんだそう。全く知らなかった。ちょっと重いすじがきだが、3時間じっくり観てしまった。
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Unknown (ree)
2020-05-19 01:36:36
三國連太郎さんって言えば、百恵ちゃんの赤いシリーズに割と出てたんじゃないかな・・・。
よく覚えてないんですが、悪い役が多かった記憶があります。
でも釣りバカのスーさんは個人的に西田敏行さんより三國連太郎さんの方が好きかなぁ。

NHKの大河に朝ドラ、6月に休止ですか・・・。
残念だけどしょうがない。
もし再放送なら『風林火山』が観たいです。
返信する
reeさんへ (小父さん)
2020-05-19 15:52:52
私は赤いシリーズを観たことないんですよ。

今、wikiで必死で過去の出演リストを観ましたが記憶にあるものがありませんでした。
ただ、たぶんテレビでの演技を観たようには思うのですが・・・。

しかしこの『飢餓海峡』では毎日映画コンクールとホワイトブロンズ賞で 男優主演賞を受賞していますね。

>スーさんは個人的に西田敏行さんより三國連太郎さんの方が好きかなぁ。

はっはっは、独特の雰囲気をお持ちですよね、分かります。

>NHKの大河に朝ドラ、6月に休止ですか・・・。

何日か前に新聞記事を載せましたね。
まだ未定と書いていますが、一旦休んででまた撮影を開始するってお金もエネルギーもいるでしょう。

『麒麟がくる』は沢尻エリカ配役の変更での撮り直し、東京オリンピック・パラリンピック開催期間中の計5週分は放送を休止予定だった上に、今回のコロナ騒ぎで全くの不運続きですね。
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