記事/漫作調 MAN SAKU CHOU え・清田万作 毎日JP ほか

分からない人のために：左上、阪神タイガース真弓監督。右上、読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆、読売巨人軍渡邉 恒雄会長。左下、中日ドラゴンズ・落合博満監督、右下・北海道日本ハムファイターズの梨田昌孝監督　

憂楽帳：タイミング

　セ・パ両リーグの上位の監督が、今シーズン限りでユニホームを脱ぐことになった。いずれも２位で首位を追い、２５試合以上を残しての発表だった。リーグ優勝に向けてラストスパートをかける時期だけに、何とも腑（ふ）に落ちないタイミングである。

　就任４年目の北海道日本ハムファイターズの梨田昌孝監督（５８）と、８年目の中日ドラゴンズ・落合博満監督（５７）。梨田監督は「今年１年と決めていた。（後任の）人事もあるので早めにした」と自ら会見。落合監督の場合は球団側が退任を発表し、本人は試合後に「契約書通り。そういう世界」とコメントした。どちらも契約最終年。水面下で動きがあるのは分かるが、選手やファンに伝えるのは順位が決まってからでも遅くなかったと思う。

　チームを引っ張る指揮官とはいえ、球団から契約で雇われの身。どこかの世界と違って周囲が辞めてほしいと願っても、「一定のめどがたってから」と引き延ばすことは許されない。誰もが納得する引き際なんてあり得ないだろうが、まずはファンあっての球団。配慮すべき順番を間違えているような気がしてならない。【井上和也】 毎日新聞　2011年9月27日　西部夕刊


　　

　　　　毎日新聞　2011年9月27日
バットを持っているのは、野田佳彦総理大臣、下でマイクを持っているのは蓮舫内閣府特命担当大臣（消費者及び食品安全、行政刷新担当、節電啓発等担当、公務員改革担当）。内閣府が設置した事業仕分け（行政刷新会議）の文部省予算仕分けの際、次世代スーパーコンピュータ開発の予算削減を決定した。この時に要求予算の妥当性についての説明を求めた発言に「世界一になる理由は何があるんでしょうか？2位じゃダメなんでしょうか？」との迷言をはいた。


　　

　　　　　毎日新聞　2011年9月27日


　　

　　　【東日本大震災：キリンビール仙台工場が製造再開】津波被害から復旧してビール造りを再開し、仕込み釜（奥）に投入するホップを見つめる横田乃里也・キリンビール仙台工場長＝仙台市宮城野区で2011年9月26日正午、丸山博撮影　毎日JP　
　　　【写真の記事はこちら】　　



　　　これは、明るいニュースだ！風刺画も漫画も写真も今の日本を的確にとらえているね。