テレ朝の「スティッチ」最終回感想

：原稿ナシで書いていますが，筆足らずでしたらすいません：

　最終回見ましたが，シンエイ版はどこか不足感がありました。
　
　米国アニメ関係者は，有名所以外の日本児童アニメ製作所は余り注目していないのでは？かなり失礼な書き方をしてしまいましたが，シンエイ以外にも規模はまちまちですが東京ムービー（アンパンマンで有名）／Ｔ２スタジオ（ポケモン・ＡＳＴＲＯＢＯＹ鉄腕アトムで活躍）／ＮＨＫ（アニメ制作部）など，日本児童アニメを支える優秀な所がありますし神戸や私の母校である東京アニメーション学校など現場実習している優秀なアニメ専門校もあります。それなのに，海外からの制作依頼を見聞きする度に偏りが強く感じられ，製作所に合わない注文をしているように思えます。
　シンエイ版は確かにいいのですが，どちらかいうとマッドハウスがシンエイのお株を取ってしまいシンエイがＴＶシリーズとしては扱いなれていない展開・設定にとまどってしまい完全燃焼しきれなかった観があります。こうした現象は，カナダ首都の市長に街を舞台にと言われて制作されたポケモン映画「デオキシス」／ＡＳＴＲＯＢＯＹ鉄腕アトム第１部全般と第２部での海外脚本家もの，にもありました。
　
　米国では殆ど知られていないと思われるシンエイが製作依頼されたのは，ドラ映画「緑の巨人伝」上映時国からアニメ大使として任命され世界に自作映画（「のび太の恐竜２００６」）上映会をして回ったのが一番要因だった気がします。でも，≪日本版「スティッチ」はやはりポケモンかシンエイでしょう！！≫と，散々このブログで書いたのもあったりして？！そんなわけないが！！！
　冗談はさておき，海外アニメ関係者にはもっと日本の製作所の事を知って欲しいし日本側もきっちり現場の情報をまとめて海外に発信すれば，日本製作所も活動の場を広まるのでは？と，今回の「スティッチ」を見て強く感じました。