昨日,藤子F大全集最新刊「ジャングル黒べえ」買いました。いい!いいです!!素直にいいです!!!健気な黒べえいいです!!!!TVアニメリメイクして,新めて放送して欲しい・・・マッドハウス版「スティッチ」に通じる内容ですが遥かいいかも!?
(軽症と〝意識不明”という重要以外,異常表記)
1997.12.17-
朝日紙
●〔光る画面子供バタバタ 電脳時代の落とし穴〕の,続き
『ポケットモンスターを巡っては,今年8月9~17日までJR東日本が都内の30駅でスタンプラリーを実施した所,夏休みの親子連れら10万人近くが集まり,主催者を驚かせた事もあった。
≪親子でハマれる番組≫
オタク文化評論家・岡田氏の話-一つのキャラにクラス全員,男女共夢中になるという意味で,ポケモンブームは10年来来なかった事だ。
セーラームーンもミニ四駆もかなわない。しかもその集中ぶりが凄い。今の子は,TVがちょっとでもつまらないとチャンネルを変えるが,ポケモンだけはかじりつくように見ているし,登場する151匹のモンスターの名前全て盛り込んだラップ調の歌は九九より先に覚える。親子共々ハマれる数少ないアニメでもある。キャラが可愛いし,筋書きはゲームで描き切れない部分を補完するように巧妙に造られている。小学館や任天堂は「鉄腕アトム」や「ドラえもん」以上のものを手に入れた。100年これでいけるとまで言われていた。それだけに,この事件の打撃は大きいのではないか。
≪「フリッカー」の手法≫
映像クリエイター・大口氏-映像を見てみない事には何ともいえないが,赤い光と黒い光を交互に点滅させる「フリッカー」の手法が使われていたようだ。これに過敏に反応する人がいる事は以前から知られている。数年前に,TVゲームで同じ症状が出た時もそれだった,1970年代には,実験的な極色光学映像の手法として盛んに使われていたが,今では余りはやっていない。映像の作り手としては,症状を誘発した原因が赤い光なのか点滅なのか,医学的にハッキリさせて欲しい。これで点滅が悪いなんて事になれば,多くの表現が妨げられる事になる』
●〔「ポケモン」見て異常 150人異常なお入院 一時680人が倒れる(夕刊)〕
『テレビ東京系のアニメ番組「ポケットモンスター」を見た小中学生らの体調の異常が起きた事件は,朝日新聞社の全国集計で,17日朝になっても小学生ら少なくとも154人が入院している。病院搬送者は,28都道府県で680人(同日午後一時現在)に上った。テレビ東京は17日,「番組が盛り上がった後半の4・5秒に色彩の閃光があり,それが影響したと考えられる」と説明した。地方局が番組放映の中止を決めたり,各都道府県教育委員会も児童や生徒への調査や指導に乗り出したりするなど各方面へ影響が広がった-
16日夜に病院に運ばれた子供達の大半は,救急車で搬送される途中に回復するなど軽い症状だったが,17日になっても搬送が断続的に続いている。関東地方は,東京都で71人,神奈川県で82人で搬送されるなど,特に被害が集中している。
横浜市内の小学6年生(11)は,異常を起こし,意識不明のまま全や救急車で運ばれたが,17日昼には食事が取れるまで回復したという。
テレビ東京は,田村常務と瓜生総務部長が17日午後,郵政省を訪れ,事情を説明する。一方,同局広報部長・浦本氏が同日,番組担当プロデューサーに確認した話として,「16日の番組はこれまでのシリーズ37回分と同様の手法で制作しており,今回だけ特殊な画像処理を施したなどという事はない」と語った。一方で,「番組の内容が盛り上がった後半の4・5秒部分で色彩が激しく点滅し,それが何らかの影響をしたと考えられる」とも話した。「ポケモン」を放映している秋田テレビは17日,原因が分かるまで放映を当面見合わせる事を決めた。
東京都教育庁は17日朝から,子供の生活指導や健康管理を受け持つ担当者が対応を協議した。実態がはっきりしないため,都立校や市町村の各教育委員会から,どの程度の影響があったか報告を求める事にした。
教育庁には,過去には同様のケースが報告される事がないという。都初等教育指導課は「まだ因果関係がはっきりせず,具体的な指導をどうしたらいいものか」と戸惑いをみせる。
一方,警察庁も17日,実態を把握するよう全国の警察に指示した』
●〔「10秒ぐらい目がしみた」点滅手法 日常的に(夕刊)〕
『TV「ポケモン」子ら「大丈夫だった?」朝の学校でもちきり:
テレビ東京系の人気アニメ番組「ポケットモンスター」を見た子供達が,相次いで異常を起こした事態は,17日麻になっても影響が残り,150人以上が退院できない状態が続いている。画面で激しい光が点滅するアニメやSFなどの特殊撮影技術が,何らかの関係があるとの見方が強まり,一部のTV局が「ポケモン」の放送中止を受けるなど関係者の間に波紋が広がっている。各地の小学校ではこの日朝,子供達はこの話題でもちきりだった。教育委員会も調査や対策に乗り出した-
東京都中央区の区立月島第一小学校で1~4年の子供達に聞いた。集まった20人は殆どが16日の放送を見ており「いつもよりちょっと迫力あったけど,全然平気だったよ」といっていた。
休み時間,校庭に出てきた子供達に「ポケモンの話,聞かせて」と話しかけると,たちまち20人が集まった。16日の放送を見ていたのは18人。「チカチカする画面はよくあるけど,昨日は,いつものより多かった」という。ほぼ全員が,ゲームやポケモン関連商品を持っていると答えた。「ポケモンのどこがいいの」と尋ねると「ピカチュウとかミュウとか,可愛い」。誰からともかく,ポケモンの主題歌を歌いだした。
-続く
(軽症と〝意識不明”という重要以外,異常表記)
1997.12.17-
朝日紙
●〔光る画面子供バタバタ 電脳時代の落とし穴〕の,続き
『ポケットモンスターを巡っては,今年8月9~17日までJR東日本が都内の30駅でスタンプラリーを実施した所,夏休みの親子連れら10万人近くが集まり,主催者を驚かせた事もあった。
≪親子でハマれる番組≫
オタク文化評論家・岡田氏の話-一つのキャラにクラス全員,男女共夢中になるという意味で,ポケモンブームは10年来来なかった事だ。
セーラームーンもミニ四駆もかなわない。しかもその集中ぶりが凄い。今の子は,TVがちょっとでもつまらないとチャンネルを変えるが,ポケモンだけはかじりつくように見ているし,登場する151匹のモンスターの名前全て盛り込んだラップ調の歌は九九より先に覚える。親子共々ハマれる数少ないアニメでもある。キャラが可愛いし,筋書きはゲームで描き切れない部分を補完するように巧妙に造られている。小学館や任天堂は「鉄腕アトム」や「ドラえもん」以上のものを手に入れた。100年これでいけるとまで言われていた。それだけに,この事件の打撃は大きいのではないか。
≪「フリッカー」の手法≫
映像クリエイター・大口氏-映像を見てみない事には何ともいえないが,赤い光と黒い光を交互に点滅させる「フリッカー」の手法が使われていたようだ。これに過敏に反応する人がいる事は以前から知られている。数年前に,TVゲームで同じ症状が出た時もそれだった,1970年代には,実験的な極色光学映像の手法として盛んに使われていたが,今では余りはやっていない。映像の作り手としては,症状を誘発した原因が赤い光なのか点滅なのか,医学的にハッキリさせて欲しい。これで点滅が悪いなんて事になれば,多くの表現が妨げられる事になる』
●〔「ポケモン」見て異常 150人異常なお入院 一時680人が倒れる(夕刊)〕
『テレビ東京系のアニメ番組「ポケットモンスター」を見た小中学生らの体調の異常が起きた事件は,朝日新聞社の全国集計で,17日朝になっても小学生ら少なくとも154人が入院している。病院搬送者は,28都道府県で680人(同日午後一時現在)に上った。テレビ東京は17日,「番組が盛り上がった後半の4・5秒に色彩の閃光があり,それが影響したと考えられる」と説明した。地方局が番組放映の中止を決めたり,各都道府県教育委員会も児童や生徒への調査や指導に乗り出したりするなど各方面へ影響が広がった-
16日夜に病院に運ばれた子供達の大半は,救急車で搬送される途中に回復するなど軽い症状だったが,17日になっても搬送が断続的に続いている。関東地方は,東京都で71人,神奈川県で82人で搬送されるなど,特に被害が集中している。
横浜市内の小学6年生(11)は,異常を起こし,意識不明のまま全や救急車で運ばれたが,17日昼には食事が取れるまで回復したという。
テレビ東京は,田村常務と瓜生総務部長が17日午後,郵政省を訪れ,事情を説明する。一方,同局広報部長・浦本氏が同日,番組担当プロデューサーに確認した話として,「16日の番組はこれまでのシリーズ37回分と同様の手法で制作しており,今回だけ特殊な画像処理を施したなどという事はない」と語った。一方で,「番組の内容が盛り上がった後半の4・5秒部分で色彩が激しく点滅し,それが何らかの影響をしたと考えられる」とも話した。「ポケモン」を放映している秋田テレビは17日,原因が分かるまで放映を当面見合わせる事を決めた。
東京都教育庁は17日朝から,子供の生活指導や健康管理を受け持つ担当者が対応を協議した。実態がはっきりしないため,都立校や市町村の各教育委員会から,どの程度の影響があったか報告を求める事にした。
教育庁には,過去には同様のケースが報告される事がないという。都初等教育指導課は「まだ因果関係がはっきりせず,具体的な指導をどうしたらいいものか」と戸惑いをみせる。
一方,警察庁も17日,実態を把握するよう全国の警察に指示した』
●〔「10秒ぐらい目がしみた」点滅手法 日常的に(夕刊)〕
『TV「ポケモン」子ら「大丈夫だった?」朝の学校でもちきり:
テレビ東京系の人気アニメ番組「ポケットモンスター」を見た子供達が,相次いで異常を起こした事態は,17日麻になっても影響が残り,150人以上が退院できない状態が続いている。画面で激しい光が点滅するアニメやSFなどの特殊撮影技術が,何らかの関係があるとの見方が強まり,一部のTV局が「ポケモン」の放送中止を受けるなど関係者の間に波紋が広がっている。各地の小学校ではこの日朝,子供達はこの話題でもちきりだった。教育委員会も調査や対策に乗り出した-
東京都中央区の区立月島第一小学校で1~4年の子供達に聞いた。集まった20人は殆どが16日の放送を見ており「いつもよりちょっと迫力あったけど,全然平気だったよ」といっていた。
休み時間,校庭に出てきた子供達に「ポケモンの話,聞かせて」と話しかけると,たちまち20人が集まった。16日の放送を見ていたのは18人。「チカチカする画面はよくあるけど,昨日は,いつものより多かった」という。ほぼ全員が,ゲームやポケモン関連商品を持っていると答えた。「ポケモンのどこがいいの」と尋ねると「ピカチュウとかミュウとか,可愛い」。誰からともかく,ポケモンの主題歌を歌いだした。
-続く
私も覚えてます
小さい頃からポケモン 凄い人気アニメなのを知っててて
凄い好きでした。
ポケモンショック
懐かしいですね
もう何年か経ちますね
私 今大人ですけど
当時小学生で、見てました
何年前でしょうか
私も、この事件でポケモン人気を知りましたー実は、この前にヒトカゲとの出会い/サンドアンヌ号沈没を観まして、「ふーんこの時期に珍しい子供向け冒険活劇ものだなぁ」と思いながら、いい話だとそれとなく心に残っていたので事件聴いたときはびっくりしました。放送再開スペシャル見ましたらそのまま大ファンになってしまいました。
当時、映画「AKIRA」以降エヴァを見てすっかりリアル派だった私でしたが、アンパンマン初~中期まで見ていましたので本当は児童大衆娯楽文化が好きだっただけに、その気持ちがポケモンで再点火しました。
事件がきっかけでしたが、本当にいいアニメに出会えてよかったと思います。この事件で、これまで放置されていた映像表現に関してある一定の決まりごとができ、深夜アニメ枠というのも制定されたようです(深夜アニメ枠は自然発生だったかな?)。
昨今深夜枠ばかりになって、ゴールデン枠が減った気がします。これからも児童アニメ番組を応援したいと思います。
あんまり 深夜だから
起きて居られないと思い、寝てますね
そう言えば、テレビを見るとき 離れてみる様にとの表示
流れましたよね
このポケモン事件後に
色々 大変ですけど
頑張って下さいね
主役のサトシばりに、頑張ったポケモンによって狭き門だった日本子供アニメが世界にも広まったのもこのきっかけでした。
事件をばねにして頑張った、テレ東とポケアニ関係者の努力は計り知れないものだと感じます。それに、日本子供向けアニメ制作の人々も、これ以降世界的活動なさっている事は素晴らしいと思います。
ファンとして、そうした活動を応援したいと思っています。
現在、≪子供娯楽文化研究≫はのれん分けしたyahooブログに集中させていますので、そちらを読んでくだされば現在の私の研究・応援活動が分かります。
テレビを見るとき、離れてみましょうと
言葉ありますね。
昔ビデオで聞いた事あります
Yahooブログ
始めて聞きました
せっかく新設したという事で、もったいないのでそのままこことのれん分けして【子供娯楽文化研究場】として、大きく舵を取ったのが今のYahooブログ【横濱kabitanの古今東西娯楽文化研究所】サイトです。
Yahooになっても形式はほとんど変わりませんーポケモン映画「光輪の超魔神フーパ」ネタがやたら多いというだけですww
Yahooブログ版もよろしくお願いします!!
表示が出て来るようになったのも
この事件以降だった様な
私の家族もニュースで聞いて
ビックリしました。
勢いで、大魔王シャザーン同人小説連作してしまいましたwあともう少しで、英文情報訳が完成します。それ終了同時に途中で止まっていたーWBアニメ作家の伝記和訳&記事アップ作業に入ります。
実は、海外アニメ研究が軸だったりします・・