横濱kabitanの、あれこれ話

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2日前の、BS11「グスコーブドリの伝記」公開記念特番

2012年07月24日 04時37分35秒 | 日本アニメ論

 未放送の先月分-≪作中音楽について≫を、大ヒット記念特番として再編集されたようです。
■公開初日での様子
 恒例の出演者あいさつが行われる劇場では、封切日が丁度七夕なので舞台に七夕飾りが置かれヒット祈願などの短冊が飾られてました。
 鑑賞後、小さな子達は今一つ分からなかった様子だったのか1カットだけで、他は大いに感動している女性が続きました。
■劇中音楽担当の若手日本人バンドネオン奏者
 冒頭、森のシーンでの楽しげな曲は≪ブドリの心情だ≫と言われて、そこからメインテーマに。
 バンドネオンはよくアコーディオンと一緒にされるけど、バンドネオンは正四角で手に収まる大きさ。じゃぱらも、長く伸びる。
 担当者がバンドネオンに興味持ち出した1980年代後半の日本では、全く注目されていなく来日海外演奏者の所に入っては教えてもらっていたそうです。
 杉井カントクが、バンドネオンの音色が映画の雰囲気にピッタリと思い採用したとの事。
 音入れが、コマごとに細かく定められているのにビックリしたそうです。
○メインテーマ(ED)
 聞く人が前向きになれるような、静かで力強い曲調。
○冷害
 環境音楽的で、楽器が一つ現れ消えていくようにした。提出時、「いいのかな」と思ったら気に入られたそうです。
○コトリ
 クセのあるキャラ陣の中では一際強烈ながらも、猫顔で≪キモカワいい≫という感じだったので思わせぶりでなくワルツを入れ神秘性を加える事に成功しました。
○赤ひげ
 唯一3曲あって、軽妙で明るいアルゼンチンダンゴ-一歩手前な感じて作曲。
○夢
 コトリを追ってブドリが入った高い塔にあったチベット仮面舞踏シーン、そこはカントクが「番外編的に」と言われそれに合わせて作曲。
○クーポー博士
 まさにアルゼンチンダンゴびったりなキャラで、1940年代のダンゴ風に作曲。
■音入れ
 未完成のまま、キャラ名が出ている間にセリフ入れる難易度の高い事をしていました。
■小栗旬さん、ブドリ家の手料理トマトシチューに釘付け?!
 カントクによると、≪ブドリの心の支えで取り戻したい「家族のぬくもり」の象徴≫というものだそうです。番組では実際に作り、BS11の映画公式サイトにレシビを掲載しています。
■この映画に合わせて、「アニメ師 杉井キサブロー」というドキュメンタリー映画が今週日曜から全国順次公開予定。
 



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