横濱kabitanの、あれこれ話

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ポケモンフラッシュ事件当時の,一般紙報道集⑳

2010年06月13日 05時30分17秒 | ポケモン
 実の処,「ポケモン」放映当初から現在まで古風というか60~80年代当りの懐しいアニメ風の零囲気を持つ,“日本アニメの集大成”的作品。そのため,全ての世代に受け入れられ懐かしのアニメが主流の世界でも受け入れられる要因となっています。それが,今までのアニメへの認識にズレが生じたようで旧態依然の考えを持つ研究からも太刀打ちできず,アニメマンガ領域である大衆娯楽研究が拡大-幅広い研究領域となり現在のその種の文化を支える事に。早いと思われていた,米国が周囲の無理解のため一部マニアの小さい領域にとどまり,成長できなかったのが出遅れの原因に。

1997,12,18-
読売紙
●〔放送界もポケモンショック〕の,続き
『≪放送業界≫
 NHKの河野・放送総局長も同日,「映像が人間にどのような影響を及ぼすかについて,関連団体の放送技術研究所などに研究調査を依頼する」と述べた。
 更に,NHKでも今年3月,教育テレビのアニメ番組「YAT安心!宇宙旅行」を見た静岡県内の子供4人が,発作を起こして病院に運ばれ,内一人が入院していた事を明らかにした。
 また,日本民間放送連盟も,「ポケモン」問題を今月18日の定例理事会で検討する。
≪地方局≫
 「ポケモン」を首都圏より遅れて放送している「テレビ新潟放送網」など,各地の地方局でも放送中止が相次いだ。同放送網では,17日夕から,問題となった番組の3回前の「第35話(ミニリュウのでんせつ)」を流す予定だったのを番組変更し,別のアニメ番組を再放送した。
≪教委調査≫
 独自に調査を実施した都道府県教委などのまとめによると,医師の手当てを受けた例以外にも,判明しただけで,10669人の子供が気分が悪いなどの症状を訴えていた。
 この内,川崎市教委が市内の全市立幼稚園と小中学校などを調べた所,全体の55%に当たる50714人が番組を見ており,内3325人が具合が悪くなった。また,千葉県教委によると,2056人が学校を欠席した。
≪中国でも報告≫
(北京17日=共同)17日夜の北京放送は主要ニュースの中で,人気TVアニメ「ポケモン」を見た日本の子供達が異常を起こした問題を伝えた。
ビデオ貸し出し中も:
≪アニメ・ビデオ業界≫
 テレビ東京が同日,同アニメの原案制作会社「ゲームフリーク」など5社の関係者を集め対応を協議した。各社は来夏公開予定の劇場版「ポケモン」の共同製作企業で,局側は「同種の事故が起きないよう注意する」として,映画製作は予定通り進める方針を確認した。
 一方,「ポケモン」のビデオ販売会社は,レンタルビデオの貸し出しを自粛するよう全国のビデオ店に要望する方針を決定。全国に940のレンタルビデオ店「ツタヤ」を運営する大阪市内の業者は貸し出し中止を決めた。
 通産省も,映像関係業界に対し,「健康被害などの防止に配慮して欲しい」などの趣旨で通達を出す』
●〔ポケモン録画を記者が体験〕
『子供達に発作を引き起こしたアニメ番組「ポケットモンスター」の16日放映分を,ビデオ録画で見た。
 子供向のアニメらしく物語は極めて単純だ。主人公達が,悪者をコンピューターの電脳空間で追いつめてやっつける内容だ。
 発作との関連が指摘されるのは,その追跡劇が展開される後半部分。コンピューター内の世界を表現するため,背景に,電子回路を想定したとみられる白線の格子模様が描かれ,そこを,主人公と悪者がめまぐるしく行き来する。
 まず気になるのは,画面を描く視点が,短時間で切り替わる事だ。主人公が現れたかと思うと,すぐに周囲の格子模様に変わり,また悪者の巣食う場所へと瞬間的に視点が移動。格子模様が画面一杯に回転する場面もあり,見入っていると,文字通り目が回って来る。
 更に,悪者に迫るに従って,画面の変化は一層せわしくなり,円盤のような模様が画面の中心で回転する映像も登場。TVが回っているような,あるいは見ているこちらが回っているような,錯覚に陥ってしまう。
 昔の動きののんびりしたアニメしか見ていない記者には,これだけでもかなり疲労感を覚えるが,それに続き,発作の原因として有力視される「赤と青の点滅」を繰り返しながらの戦いの場面では,更に色の変化は激しさを増す。色の切り替えが余りに高速なため,目にも,前の色の残像が残っていて,赤と青の「点滅」をいうよりは,TVの画面が前方にふくらんだり,しぼんだりしているかのように見える。
 精巧なアニメは,登場人物の髪の毛さえ自然に揺らぐように見え,生き物の躍動感が伝わってくるとされる。ところが,このポケモンは,遊園地の小さなジェットコースターに乗ったかのようで,大人にとっても見続けるのはきつかった』
●〔ポケモン発作「特異な症状ではない」〕
『人気TVアニメ「ポケットモンスター」(テレビ東京系)を見た子供達700人余りが発作で手当てを受けた問題で,精神医学などの専門家達は17日,映像情報と健康の関わりが医学上も空洞になっており,改めて研究を拡げる必要性を訴えた。
 一方,各医療施設で手当てを受けた子供達の状況から,一連の症状が,極端な光刺激に脳波が反応,激しい一過性の発作を起こしたものだった事が分かった。
 今回の集団症状を,専門家は「特異な症状ではない」と強調する。
 吉川・国立精神神経センター精神保健研究所長は「大人のように脳が成熟していない子供が,光の刺激を受けて一過性発作を起こしたもの。過敏の程度や症状に個人差はあるものの,被害にあった子供が特殊だという訳ではない。条件が整えば,全国でこれだけの数に達するのも無理ない」と説明。また八木・国立療養所静岡東病院院長は「小児の5~10%がこうした光に対する発作の要因を抱えている」と指摘する。
 一方TVゲームと光過過敏発作の関係を調べている精神科,小児科医師訳0人で作る「ESGS共同研究班」は17日,問題の番組のビデオを視聴した上で報告会を開き,全国12の病院での診察データを集計,実態究明に乗り出す事を決めた。
-続く


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1 コメント

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見てたけど・・・ (マイマイ)
2015-04-25 13:38:12
ポケモン入院者続出騒動 覚えてます


私も小さい頃から ポケモン世代でして

凄く記憶にあります。
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