横濱kabitanの、あれこれ話

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ポケモンフラッシュ事件当時の,一般紙報道集⑩

2010年06月03日 06時33分16秒 | ポケモン
【本題に入る前に:原稿なしで書いていますので,筆たらずでしたらすいません】
 昨日,FMヨコハマで上海万博中継も含めて中国の現在と日本とのつながり(エンタメ/貿易全般)について13時から6時間ワイド特番がありました。
 横浜は,上海とは姉妹都市で世界一の中華街を持つ土地柄なので中国の頑張っている処を取り出してはいますがメイン司会・角谷さんの体験など含めて〝万博と経済で海外と積極的に向き合い,海外からの目線で自国の国際的立場を知り更なる発展と意識を深めて欲しい”と150年前にやっと外国に門を開いた最初の土地で姉妹関係にある,横浜からのメッセージと共に日中で活躍するそれぞれ各分野の第一人者をゲストに日中関係を掘り下げていてとても勉強になりました。ただ,アニメマンガに関しては唯一〝ドラゴンボールは同人モノまで読まれている”という古い作品の情報ほか突っ込んだ内容でなかったような感じでした。
 角谷さんがいう通り,日中間サブカル現在状況は幅が広すぎるのとやはり門外漢ではなかなかまとまった濃密な情報が入手しにくいと思います。それにサブカル情報も,現在進行形で漠然とやると私のように雑然としてしまう危険性が当然あります。今回のこの特番はとてもいいですので,一つレギュラーとして土日のどちらかで22時辺りで1時間枠で分野別で角谷さんをメインにどうでしょうか?すでに,別口でありますが若干雑然としていてぼやけている感がありますのでそれとは別に〝日中間サブカル事情”と特化したものに・・・

【本題】
 事件から,映像面で飛躍的に向上した分3D映像における視覚的増加で,以前よりも鑑賞中の脳・目疲労度も大きくなっています。別のイミで,何ら異常が起きるかもしれません・・・ですから,改めて・・・

1997.12.17-
読売紙
●〔「ポケモン」被害689人に(夕刊)〕の,続き
『入院者の都道府県別の内訳は,神奈川/愛知25人,大阪22人,東京15人,北海道/福岡14人,千葉/群馬/埼玉9人,岡山8人などとなっている。
 一方,郵政省は17日午後,テレビ東京から事実関係について事情を聴く。同省放送行政局は「これだけの被害が出るのだから極めて重大な事態」と受け止めておりこの日午前のテレビ東京の緊急会議の結果報告を受け,今後の対応などについても協議していく。
 また,厚生省も17日朝から急きょ,今後の対応を協議した。子供達が運ばれた医療機関などからの情報収集の他,医学的見地から専門家の意見を聴き,今後も同様の事態が起こる可能性があれば「国民に向けた注意喚起を検討する」(厚生科学課)としている。
 警察省は17日,全国の都道府県警察に「ポケモン」被害の実態を把握するように指示した。
 テレビ東京やアニメ製作の小学館プロダクション,任天堂など「ポケットモンスター」のキャラに関わる関係各社は17日午後,対応を協議する。いずれもTVアニメの今後の放送の他,ゲームや来年夏の公開に向けて製作を進めている劇場用アニメ映画などに関係しており,対策を話し合う』
●〔広がるポケモンパニック(夕刊)〕
『人気TVアニメ「ポケットモンスター」(テレビ東京系)を見た子供達が次々と倒れるなどの発作を起こした問題で,一夜明けた17日,多くの専門家は「光過敏性」の疑いが強いと指摘した。また,診察した医師たちは入院した子供達に後遺症はなく,回復に向かっていると語ると共に,番組に影響を受けた子供達に脳波の検査を受けるように呼びかけている-
≪ビデオで見た子供の被害も≫
 「ポケットモンスター」の16日夜の放送後,ビデオに録画した番組を見た子供達も発作を起こしていた事が,17日分かった。
 東京都の多摩地域だけでも4人いた。八王子市内では,16日午後11時頃,男子高校生(17)と女性(19)がそれぞれ自宅で収録した番組を見ていて発作を起こし,救急車で病院に運ばれた。小金井市でも,同9時40分頃に小学生の男子(10)が,また町田市でも同11時45分に男子中学生(14)が救急車で運ばれた。
発作,何故一斉に:
 「ポケモン」を見ていた子供達が倒れた原因について,精神科医らは,光過敏性の可能性を指摘した。
 北里大医学部の三浦教授は「光過敏性と思われる。テレビの特定の画面の動き/色などが,発作因子の持つ人に,発作を誘発させたのだろう」と指摘する。
 国立療養所静岡東病院の浦野名誉院長は「光過敏性体質の子供が,1秒間に15~20回点滅したり,青い色などの,視覚的に有害な刺激を長時間凝視し続けたための反応」と見ている。
 三浦教授らによると,発作因子を持つ人は全体の約1%だが,10歳以上(以下?)に限っては約8割が持っている。神経機能が発達途上にある子供の場合,光などに影響され易い可能性があるという。
 また,高橋慶応大病院精神科医によると,同じ番組を見ても,光などへの感受性の違いや体調,テレビの見方によって倒れる子供もいれば,倒れない子供もおり,個人差がある。どのような光の点滅が誘因になるかについては,色遣いや感覚など様々な要素があり,どれが危険だと単純には言えないという。
 東大医学部の松下教授は,今回の放送について,「脳の検査の一つに,真っ暗な部屋で患者の目をつぶらせて,何100照度という光を点滅させ,脳波に異常がないか調べる法方があるが,TVを通じて検査を行ったのと似た効果を与えた」としている。
 発作への対策について,浦野名誉院長は,「有害な光刺激から2m程離れて見るとか,明かりを消した暗い部屋で長時間見続けない事などが有効だろう。以前にも発作を起こした経験がある子供の場合,脳波検査の出来る病院にいく事を勧めたい」と話している。
 高橋医師は「多くの子供には何故影響が出たかは,興味深い問題で,詳しく調査する必要があるだろう。これまでのTVゲームによる発作と問題のものだろうが,マスメディアを通じて一斉に起きたという点が,今まで聞かなかった事だ」と話している。
 また一時は呼吸不全に陥った大阪市平野区の5歳女児を診察した山吉大阪府中病院救命診療科医長は「余程怖がったのか,今でも口数は少ない。はっきりした事は言えないが,光過敏性発作の可能性もある。両親の不安を取り除くためにも,小児科に通院してもらい,引き続き経過を観察したい」という。
 8歳の女児が経過入院している大阪市東淀川区,白川病院の白川院長(70)は「脳波を含め体には全く異常はなく,今朝は元気に回復している。脳が未発達な赤ちゃんが,強い刺激に十分対応できず熱性発作を起こす事がよくあるが,今回の例も,一緒にTVを見ていた大人が症状を発症していない事から,これによく似た症状ではないだろうか」と話している。
 岡山市伊島町の岡山済生会病院に入院した同市内の小学生の男子1人を診察した小児科主任医長の井上医師(52)は「搬送時は落ち着いていたが,発作止めの薬を飲ませ,脳波と血液の検査をしたが,いずれも異常はなかった。閃光性刺激による光過敏性だろう。後遺症などはない」と話していた。
≪不安を訴える母親の声次々≫
 読売新聞本社には17日朝になっても,「ポケモン」を見て具合が悪くなった子供達を持つ母親から心配する声が相次いだ。
-続く


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1 コメント

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Unknown (マイマイ)
2015-04-24 08:07:47

この日 出来事なら 覚えてますよ。

当時私も小さい頃から世代でして
毎週火曜日楽しみで 見てました。

見てましたけど 気持ち悪くなりませんでした

少しだけ 気持ち悪くなりましたね。

でも病院には行かなかったですけど。

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