ここから,18日付入ります。FMヨコハマ日曜枠WE LOVE SHONAN(13:00~17:35)内16:50に「放送大学提供/学びカフェ」が6月6日から始まりましたが,6月分は韓国編。5分枠内容で,第1回目は「冬ソナヒットの理由」-予想通りの話でした(笑)。でも,5分間ですが勉強になります。
1997.12.17-
東京紙
●〔警視庁,テレ東聴取ポケモン被害入院患者135人に〕
『テレビ東京系列で16日放映された人気アニメ番組「ポケモン」を見て病院に運ばれるなどした子供らは17日正午0時半現在の消防庁のまとめで,30都道府県651人に達し,内135人が入院した。TVニュースやビデオで番組を見た人が病院に運ばれる「二次被害」や,番組を見ていた当時の記憶を失っている例もあった。テレビ東京は同じ番組を今後放映する予定だった30局の放送中止を決定し,番組で強い光が点滅した部分をビデオを元にチェックするなど原因調査を開始する一方,神経科医や専門家らによる調査委員会を発足させた。
警視庁捜査一課と愛宕署は同日,テレビ東京関係者から事実関係について事情聴取。警察庁は全国の都道府県警察本部に自体把握を指示した。また郵政省も同日午後,テレビ東京から事情を聴く他,厚生省/文部省など関係省庁も事実関係の把握に乗り出した。
消防庁などによると,病院に運ばれた651人は3~20歳前後。都道府県別の被害者は神奈川県の77人をトップに大阪府76人/東京都71人/埼玉県70人と続いた。入院患者が多いのは愛知県18人/大阪府・神奈川県各15人など』
1997.12.18-
朝日紙
●〔ハイテク娯楽に要注意 ポケモンパニック〕
『テレビの人気アニメ番組「ポケットモンスター」を見ていた小中学生らが目のかすみなど訴え,病院で手当てを受けた事件は多くの家庭に衝撃を与えた。市販のTVゲームにも,強い光の刺激や点滅画面に関して,一時的体の異常が起きうるとの警告文が記されている。人気アニメ/ゲームの意外な側面について,専門医/親達/業界の声をまとめた-
≪医師は≫
10年間はTVゲームをしていた子供達に起きた,今度と似たような症状について,日本で最初に報告した前田・まえだこども医院院長は,「私が報告したTVゲームの場合と,今度もほぼ同じといってもいいと思う」といい,家庭で,子供達がTVゲームを行う場合の注意点を次のようにあげる。
①テレビの画面に近づく程,目に対する刺激が強くなる。2m以内に近づかない事
②暗い部屋で見ていると,それだけTVの光からの目への刺激も強いので,部屋に明かりを必ず付ける事
③毎日ゲームは行わない。また,ゲームを行う日は,遊び時間を決めて,絶対に守る事
更に前田さんは「ゲームの画面を長く見続ける事によって,近視/乱視などになり易い。室内では長時間遊ぶ事で慢性的に運動不足になり,疲れ易い,肥満の子供にもなり易いと思う」と強調する。
福山・埼玉医科大学客員教授(小児科)は,「こんなに沢山の患者が出た例は世界にもないと思う。今度の例は分からない点が多いので,これから解明されなくてはならない点は多い」と話す。
≪業界は≫
ゲーム業界では取扱説明書に警告表示を入れるなどの対応を取っている。きっかけは1993年にイギリスで起きた子供の健康被害。任天堂やセガエンターブライセズなどのゲームで遊んでいた子供達が,発作を引き起こす例が報道されてからだ。
その後,大手メーカーはゲームソフト/ハード両方の取扱説明書などに「ごく稀に,強い光の刺激や点滅を受けたりゲーム画面等を見たりしている時に,一時的に意識喪失などの症状を経験する人がいます」(任天堂)と,ふりがなをふった警告文を入れている。各メーカーとも消費者からの発作の報告は受けていない,という。
ゲームソフトメーカー約140社などで作るコンピューターエンターテイメントソフトウェア協会の神田・専務理事は「問題が起きた事をきっかけに,必要性があれば映像の技術面の規制も今後課題にしていきたい」と話す。
デジタル技術を駆使した美術作品を紹介する美術館「NTTインターコミュニケーション・センター」(東京都新宿区)では,強い閃光を繰り返す作品も展示している。入口には光過敏性症の経験者に入室を断り,一般にも注意を促す表示がある。
小松崎・学芸課長は「新しい技術には予想できない事が多いので,知り得た範囲で表示すべきだ。過剰反応ではなく,当たり前の事として配慮している」と話している。
≪親達は≫
「うちの子も当日,TVを見ていたのでびっくりした」と3歳の女の子を持つ千葉県八千代市の主婦(29)。≪パッパッと画面や色が切り替わるものは他のアニメもある。戦う場面など激しいものも。気にはしていたのだが・・・」と戸惑いを見せる。
東京都足立区の主婦(33)は「TVゲームをしていて具合が悪くなった子供がいる事や,ゲームソフトの警告表示は知っていたけれど,実際にこんな事が起こるなんて」と話す。6歳の娘は毎週番組を欠かさず見ており,ゲームもよくしている。「時間を限るようにしたいと思うけれど,全てやめさせるというのは無理。早く原因が知りたい」
「TV局やゲーム会社は娯楽を与える側。規制するのではなく,あやがしっかり選べばいいのではないか」と冷静にとらえる声もある。しかし,実際に見てみなければ,中身が分からず,判断できないのが現状だ。2歳半の子を持つ東京都渋谷区の主婦は「子供向番組ははんらんしている。暴力的なものや刺激の強いものを大人が判断できる指標を作り,選ぶ材料を公開していくべきではないか」と話している』
●〔「ポケモン」ショック〕
『TVで放映されている「ポケットモンスター」は,可愛らしいキャラが登場する,子供達に超人気のアニメ番組である。
大人からみると,生々しい残酷な描写も少なく,親子揃って楽しんでいる家族も多いようだ。
-続く
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テレビの前のお子さん達 数え切れないほど
いましたね。当時 私も当時小さい頃からの
世代で 毎週火曜日になると
楽しみで 見てました。
私も見てたけど 別に病院に行く程の
症状じゃなかったよ
翌日になって
NEWSでたくさんのお子さんたちが
病院で手当てと治療を受けて
入院とかの話を聞いて 知りました。
ポケモン事件・・・・
大変でしたね
昔 あんなに目とかに悪い光が買われてた何て
怖かったです
ピカチュウが悪いとか言われて、悲しかった記憶が 蘇ります