横濱kabitanの、あれこれ話

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黄金町スタジオ「韓国レポート」/ラスト

2010年09月20日 05時11分27秒 | 横浜文芸関連

北仲スクール連続講座「アートとコミュニティ」
 今月12日にあった活動報告
◎質疑応答
進行:(「アートとコミュニティ」講師)鈴木伸治氏
ゲスト:(黄金町エリアマネジメントセンター事務局長)山野真悟氏
    リトマス/ビームの,各ディレクター
    (台湾女性芸術家)周霊芝さん
≪横浜・黄金町について≫の,続き
ビ「インチュンとティタンの話をしたが,黄金町を見て活動がうらやましい。インチュンは,新しくするばかり考えているが黄金町は古いのをそのまま使うのは,インチュンにとっていい」
周「地域の人と交流できて良かった-(リトマスとビームの)2人の話は勉強できたし,鈴木氏のアジアの話も台湾も似たよう。
 -ここには2月と今月の2度目で,黄金町は冬は寂(さび)しそうで横浜は特徴ないのでイメージが余りない。2ヶ月滞在して黄金町での芸術活動して,そうしたイメージが変わった。黄金町スタジオの大窓から外が見え,自分が本当にここの住民になったと思った。周りの環境を日常で体験して楽しかった。ここで造った作品は,ここの人々のものと考えていてダッチワークは4回の研修会は地元の芸術家/住民/子供によるもの-自分がその総仕上げ-作品は黄金町から出てきた創造性。3回目の時,3人の女子小学生が来て最初はオドオドしていたが互い助け合ってやり始めた。制作前に,一緒に体を動かして仲良くなってからやり安くなった。やる内に彼女らは楽しみ,言葉は通じないが最後は簡単な日本語や英語で話してくる-芸術は,文化と国籍がなくなると思う」
山「韓国は,ゲスト2人の拠点は自力でやっていて行政のも見に行ったがこの2チームは黄金町と活動があっている。
-リトマスは,多国籍的で黄金町としても気になる。
-ビームは,話には聞いたが今回は凄い。事務所を見て行くと,(韓国の地酒)マッコリの醸成(じょうせい)向上のままで,駄菓子屋や古本屋も沢山あった。その土地(ティタン)を真っ二つにする計画は,黄金町にされないよう考えている」
     ~私見~
 ≪芸術ばかりでなく,社会に飛び込み周囲を活性化し変えていこう≫
と,8月での「アートとコミュニティ」ゲスト講師のアサヒビール芸術文化財団事務長が言っていましたが,リトマスは活動環境がまさに適性ですが姿勢としてはビームがまさにそういうのを体現しています。
 社会活動しながら≪芸術は芸術≫というのは,西洋的社会は芸術思想で近年は欧米でも疑問視され,逆に東洋的≪社会共同体≫とのつながり(歴史・文化)に注目されてきました。
 要因としては,やはり98年から米国を足掛かりに世界に広まった「ポケモン」だと思います-その以前からはありましたが,学校での授業とか周囲の状況でというのが殆どでほんの一部での事でした。
 「ポケモン」大ヒットに合わせて,アジア全体にも興味持たれるようになったようです-とはいえ,≪芸術と社会活動≫は単なる文化活動ではない本当に問題に立ち向かうもので,現在やるべきものではないでしょうか?現に,過去,多くの社会批判作品が発表され後世に伝えられました。現在は,大衆娯楽分野も入って反響速度が極めて早くなっています。その分,芸術家も世界から注目され芸術できなくなっているかもしれませんが,今は皆で助け合わなければならないしここで東洋的ものを西洋に見直ししてもらうキッカケになれば-



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