２０１７/１１/０３ （金）
さぁて、あの夏の日にヒルにたかられて無念のリタイァをした鞍掛山の手前から
いよいよ宇連山へと繋ぐ時がやってきました（＾＾；
１０時間歩く覚悟がある健脚なら一気に鳳来寺山まで踏破できるでしょうが精々６～７時間しか歩けません
ましてやアクセスの悪いコース、途中のエスケープルートも公共交通機関まで遠い
なので今回も名古屋在住のＨ氏の協力を仰ぐこととなりました
二日間しか日程が取れません、鳳来寺山はまた次回として途中の棚山高原まで二日間で歩きます
車の駐車地まで峠を挟んで左右へピストンの倍々歩きです
やってきたのはコース途中の仏坂峠下のトンネル手前
スミマセン、今回は写真がボケてお見苦しいです、枚数も多いですーー；
７：５５
準備を整え歩き出しです
当初は逆コースにしようと思ってましたが
疲れた足でラストの四谷千枚田からの車道の登りを確認して咄嗟に反対にしようでした（笑）
トンネルを潜って千枚田へと車で来た車道を引き返します、下りです楽々～～（＾＾；
８：１５
四谷千枚田への分岐を右に入ります
コースの確認
朝日を受けて千枚田（棚田）、刈り取りが済んでひこばえの緑がいいですね
帰りにゆっくりと見物して行くことにします
展望所に綺麗なトイレが設けてありますので山道へ入る前に拝借して行きましょう
この先ずっとこの山地図が励ましになります
ではあの頂目指して登ります
８：５０
集落の最上階のお宅の庭の横手から山道に入り
石垣の道を暫く登るとかしやげ峠
武田信玄が合戦で病に倒れ甲斐の国へ引き上げて行ったと言われる街道
ウオーミングアップ出来て体が温まりましたのでジャケットは脱ぎましょう
暫く植林地をゆるゆると登って行くと東京まで３９２ｋｍ
先日雨の西丹沢越えしましたから東京から富士山麓までは来ています
大阪まで６１２ｋｍ
大阪からは猿投山神社から香嵐渓までが途切れてますがもうここまできましたね！！
段々と登りが急になってきました
左右の展望は木々に遮られて残念です
９：５５
鞍掛山、馬桶岩分岐に乗り上げ左に取って
鞍掛山山頂 ８８３ｍ
見晴らしも何もありません
古びた東屋があるくらい
水分補給したら前回の無念の離脱地点へと下りましょう
１０：１０
ここや～と確認して直ぐに登り返します
１０：２５
登り返して鞍掛山にサヨウナラ
直ぐ近くにひっそりと三角点
落ち葉に隠れてました
東海自然歩道は先ほどの道へと戻るのですが
尾根通しで仏坂峠に下りましょう
馬桶岩とあるので立ち寄って見ました
岩に穴が穿たれ水が溜まっていて丁度馬の水桶みたいになっていましたが意外に小さかった
尾根を水平に歩いて行くと行き止まり
ここを左に急降下するようです
左手に今日初めての展望
前回、岩古谷山から歩いてきた稜線ですね～
アップダウンきつかった！
１１：１０
急斜面を木々に掴まりながら鞍部に降り着く
作業道やら山道やら乱れて暫く道探し
一旦前のピーク向けて登るが道が無い
また鞍部に戻ってようやくテープを確認
前方のピークの山裾を巻いて道を進む
急下りを凌ぐと藪道はいきなり急登り
幅広の柔道の帯状のロープ場を三点確保で登る
尾根に登りあげるとやっと案内板
左へ鋭角に方向を変えます
１１：３５
一つ目のピークでランチタイムです
展望は無し＞＜；
２０分も休まずに先へ
一旦下ってまた登る
登り切っても展望がないので直ぐにまた下る
激下りと言っても過言ではありません（－－；
１２：３５
漸く、仏坂峠
馬頭観音様が出迎えてくれました
信州方面へ通ずる中馬街道ですね～
塩が運ばれて行ったんでしょうね
１２：４５
お花摘みなど済ませて東海自然歩道を海老峠目指して登ります
海老峠まで行ってまたここに戻ってこなければ車の駐車地へ帰れません
アップダウンを繰り返して峠を目指します
休憩ベンチ№ ３５
まだですね～
もうこの辺りでやめとこうか
いやもう少し進まないと明日の行程が伸びるよ～
ガンバ、ガンバ～
色づく森に癒されながら先へと進む
しかしまだいくつアップダウンあるんだろうーー；
まだ海老峠まで４０分もかかるんだ！
途中の見晴らし岩から見える集落は海老辺りかな？
１３：２０
ベンチ№ ３４
もうここらあたりで戻ろう
来た道をスタコラ帰ります
帰りは多少のアップダウンも気になりません
しかし紅葉にみとれているとズッテ～ンと尻餅を搗きます
ご用心！！
さっき越えてきた鞍掛山からの二つのピークが樹間から見えますよ
１３：５５
仏坂峠に帰還
東海自然歩道は仏坂トンネルへ向かって下りです
ここからは歩き易い街道後かと思いきや荒れてます
信州往還脇道ふりくさ街道と別れて下ります
足元の悪い細い急坂を下ると沢に出会う
ここが最後の水場ですとあるがとてもここの水をそのまま飲む訳にはいくまい
朽ちかけた橋を渡り
真新しい金属製の橋を渡り
急階段を下ると朝のスタート地点だ
すっかり朽ちてしまった休憩所とトイレ
お役に立ちませんね～－－；
開通当初から半世紀近くもの歳月が過ぎてるのですものね
無事に仏坂峠ダブルピストンで前回の鞍掛山目前のリタイァ地点から
少し届かかなかった海老峠手前まで今日繋ぎましたよ （＾＾）ｖ～
さぁ！！
明日は宇連山攻略です
東海自然歩道はまぁまぁ歩き易いでしたが迂回した尾根越しの道は地元の方がたまに登られる道で荒れてました
この日はこの迂回路を登って来られた若いお二人とすれ違っただけでした
東海自然歩道恐るべし！って思ったら違ったのね。
完歩までまだまだ遠い？
このまま行けば日本全国、歩けるのでは＾＾＾＾＾（笑）
お疲れさん～て、ほんま歩けども歩けども完歩未だ出来ずです（笑）
まぁ一歩一歩距離は縮まってますがね（＾＾；
そうね、紀伊半島と四国と歩いたからこの東海自然歩道を完歩すれば後は～いえいえもう歳とり過ぎました、山にも行きたいのです（笑）
役行者の石像や馬頭さんの文字観音があって、
古い街道なのでしょうね。お疲れ様です。
仏坂峠は信州への往還脇となっていたようで道行く人の安全祈願に三十三所観音が祀られていたようです
そしてやはり山岳地帯を行くので役行者様も見守っておられたのでしょう、東海自然歩道は昭和の道で中馬街道を横切って作られていますがもう半世紀近く経って荒れてます
いいえ静岡コースが１７０ｋｍ程ですから東京高尾まではそんなものです！
大阪から京都、滋賀、三重、岐阜、愛知と歩いてきたのです
後は静岡、山梨、神奈川、東京って言っても八王子の僅かですから～