あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

小雲取越え

2011-05-20 18:29:36 | 熊野古道・古座街道歩き
2011.05.18(水)
いつものツアーによる2日間の歩きに今日も参加
梅田を 7:20に出発して道の駅中辺路で少し早めの昼食
予定通りの12:00に熊野本宮大社の駐車場に着きストレッチ
今日は鳥居の前で今日、明日の歩きの安全をお願いして歩き出します
 
 
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やがて左前方に大斎原の大鳥居が見えてきます
熊野は蘇り再生の地です
熱心なファンがここでの無料コンサートを提案しその成功から
普通のオバサンから再び歌手へと復帰された方のエピソードを語り部さんが紹介された
 
やがて熊野川が大きく蛇行し禊を済ませ修験者達が吉野へと駈ける奥崖道の始まりが見える
去年の10月に罰当たりにも南奥崖道二日間の歩きに参加して逆コースで玉置神社からゴールしたのを
今でもハッキリと覚えています
 
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川が増水していればこの橋からスタートですね
 
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恥知らずにも大胆に挑んだ自分を懐かしみながら168号線を請川のバス停まで進む
 
トイレを全員済ませいよいよ小雲取越えの道へと階段を上がり参詣道へと向かいます
ここは中辺路となっているコースです
 
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山道へ入ると直ぐに白くて可愛いお花たちが迎えてくれます
 
 
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自然観察をしながら気持ちよい山道を進みますが長い時間バスに乗ってきた足には登りがきつくなり
そのスピードに着いて行けないほどでペースダウンを早くも訴える人が出てきました
語り部さんは小柄な女性です、おそらくツアー参加者の大半の方より年上です
前方を行く健脚の女性2人はちょっとしんどくなった人に前にくるようにと言いますが
なかなか前に行こうとしません
皆に強く勧められてやっと語り部さんの後ろに着いて先へと進みます
相変わらずワタシは女性陣の最後方、男性陣の前を行きます
 
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木魂が上から見下ろしているみたいな気持ちになります
 
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このシダは普通とはちょっと違いますね
松畑茶屋跡に沢山見られました
 
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説明が後方で聞き取れません
村里との分岐としか説明のリレーは届きません
 
この辺りに万才峠への分岐があるはずなんですが
 
 
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そろそろ息が上がりそうな登りを終えて三千六百峰が見渡せると称される
百間ぐら
 
足元の1m先は断崖です及び腰でしゃがんでしか写真は撮れません
 
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パンフに登場するお地蔵様ばかりが光を浴びてますが
反対側の山のお地蔵様には誰も目もくれません
 
 
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下って林道に出会う前にトイレへの急な階段が現れました
100mほど寄り道になります
一つしかないと言われ行くのを止めて林道出合で待つことにしました
 
 
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下りがきつくなってきました
賽の河原地蔵様に手を合わせます
幼くして亡くなった子供が三途の河原で父母の供養のために石を一つまた一つと積んで行くが
鬼が来て壊してしまうとそれを地蔵菩薩様が救って下さるのです
 
でもね説明板には狼に喰われて死んだ・・・・とも最後にあった
恐~~~い!!
 
 
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この参詣道には万葉歌は見当たらず現代の歌人の碑が沢山あります
 
 
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石堂茶屋跡を過ぎて下り登りとしながら桜峠へとやってきます
 
 
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16:25 桜茶屋跡にやってきました
あの先に見える山の真ん中(少し崩れた場所のある辺り)をぐるりと左へ巻いて明日は登る大雲取越え
今日のゴールの下の集落小和瀬が昔はこの峠から良く見えて
修験者の白装束が見えるとご飯を炊き始めたそうな
 
 
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また登り下りの道を行けば天井高く何の花か大きな花びらが見えます
ズーム限界、花は上向きですので葉っぱの上でお顔は見えませんでした
 
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こちらは赤い色が緑に映えますね
 
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那智山から吉野六田の柳の渡しまで七十五の靡きが続くといわれる中のひとつでしょうか
尾切地蔵様までやってきました
昔から村や集落の外れは淋しく忌み嫌う場所であったためこのお地蔵様も
村外れにあり集落と集落の境界をなくしてつまり集落の外れ(尻尾)をなくしたので
きっとあい仲良く末永く村が栄えますようにとの願い??なんかイマイチな解釈
とにかく、手を合わせ過ぎ行く
 
 
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葉っぱは良く見かけます、そして赤い実もなっているのは見ました
でも蕾は初めてです
 
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やっと今日の終点の小和瀬橋が見えてきました
 
10年前までは吊橋だったそうです
その前は渡し舟での往来だったようです
すると定家様たちは当然渡しだったんでしょうね
 
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17:35 橋を渡ってバス停でトイレとストレッチ
 
道路の向かいには赤い花が待ち受けていました
 
 
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皆、頑張りましたヨ
ではお宿へと向かいましょう
今日は川湯温泉での泊まりデス
なんとこのツアーに参加している方々は中辺路歩きの時に3度もここへ泊まってるんですって
従って今日で4度目
ワタシはお初
 
お部屋から川に作られた露天風呂が良く見えます
まだ明るいので内湯で汗を流すだけにしてゴチソウを早くいただきましょ
 
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待ち遠しかった夕食、いつもの事ながらゴチソウには飢えていますから完食
バイキングはお好きなものをお好きなだけ~~早い者勝ち
 
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久しぶりに牛肉が美味しかった
 
さて部屋に戻りひとしきり今夜初めての同宿人と話していたら
以前からの顔見知りになった人たちがどうやらロビーでの酒盛りが済んだようで
露天風呂にお誘いの声がかかり河原へと下りて入湯した
河原は何処でも掘ったら温泉が湧くところ
ちょっと掘ってみた人いましたが冷たかったとのことで挑戦しませんでした
 
空には星が輝き川のせせらぎとカジカの音に癒されながら
<あ~幸せ~>と部屋に戻りバタンキュー
 
もちろん、ご心配なく河原の露天風呂は何処からでも丸見えですので女性(一応ね)はゆあみ着があります
男性はタオルだけですが、、、
 
冬の間は千人風呂が楽しめるんですって
是非11、12月に訪れてみてくださいね~~~
 
                                         ※ 明日に続きます


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2 コメント

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Unknown (ヨー君)
2011-05-24 23:02:00
いっぱい歩いて、美味しい物を食べて、温泉にも入って、
千人風呂は一度行ってみたいと思いますが、なんせ遠い・・・。
泊でないと行った気にならないですよね。
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Unknown (mannmaruogojyo)
2011-05-24 23:26:00
ヨー君
沢山歩いて泊まってください(^^)/
温泉はまだまだ沢山ありますからね~~
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