あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

憧れのユートピア・大山 (Ⅲ)

2011-06-27 18:53:41 | お山(全国各地)
<<ラストスパート>>
 
時の経つのをうらめしく思いながら、名残尽きないユートピアを後にします
 
沢山の可愛い花たちに一言一言のお礼を述べて下ります
 
こんなにありがたい気持ちにしてくれて感謝です
 
 
 
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アカモノさんたち、ありがとう!!
 
 
 
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大山北壁よなんとかその姿で踏ん張っておくれ~~!!
 
 
 
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お花見を済ませて下山しかかるとユートピア小屋に6人くらいのパーティが到着
上から<お~~い!>と手を振ると下からも<お~い!>と手を振って応えてくれる
山ならではの楽しさだ
 
記念撮影をしているのを見てワタシと奥様も記念に一枚Kさんのカメラに収まる
 
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パーティが登ってくるのを待ち挨拶を交わして下山に向かう
パーティも象の鼻の辺りでユーターンしたようだ
小屋から見ると彼らはザレた斜面をショートカットして下っているのが見える
ワタシ達より先に下山して行きやがて姿が見えなくなった
 
ワタシ達は安全に上宝珠越えまでピストンする
14:00 そしてここから急な細道を下って砂すべりの道を帰ることになる
 
 
 
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下るに当たって奥様からスパッツ付けた方が良いとアドバイスされ装着して下る~~~~
 
富士山のそれを思っていたが
そんなものではなかった
安山岩の大きな石や砂礫が一緒になって向う脛の辺りまで埋まりながら
滑る~~~~滑る~~~ズルズルズル~~~~
 
 
                 どいてどいて~~~~~~!! 止まらないです~~~!!
 
 
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100m も滑ったでしょうか
やっと堰堤で止まりました
 
この涸れ沢の側面にサンカヨウが咲くというので見に行きましたが
花はすでに終わって葉っぱだけが大きく繁っていました
Kさんとても残念がっておられましたが
ワタシは天上のお花畑を見ることが出来て
大満足ですから、お気になさらないでね、、、
 
 
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元谷で夏山登山道からの行者谷コースと合流して
下宝珠越えの分岐まで下る
そこからまた来た道に合流して朝にお参りして願掛けした大神山神社奥宮へと戻ってきた
 
15:15 インターナショナルな沢山の観光客で溢れていた
 
 
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再び日本一長い自然石の道を下って駐車場へと辿り着いた
 
午前中は風がきつかったがユートピアに着いてからはピタリと止みお花畑での時間も
あっと言う間に過ぎた
 
結構な汗をかいたのとワタシの帰りのバスの時間までまだたっぷり時間があるのでと
淀江のスパまで案内して頂き奥様とさっぱり汗を流した
まだ時間も余り「「むきぱんだ」」という弥生時代の村落を復元した公園へも、、
麓は結構な雨が降ったようで道路も濡れており時折パラパラとにわか雨も落ちてきた
 
 
 
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お疲れ残るであろうのに米子駅まで車で送ってくださる
帰りの車中からみごとな二重の虹が見えた
 
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そして極め付きの‘‘ど!!厚かましさ’’
 
米子駅前で夕食にと、蕎麦と彩りにぎり定食までごちそうになって帰ったのでした
 
 
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18:45 大阪へ向けて高速バスがスタート
 
米子自動車道から山頂を雲に包まれた<伯耆富士>大山を望みながら眠りに落ちた
 
 
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今回のサポートをしてくださいましたK様ご夫妻には
どれだけの感謝の言葉を述べても足りませんが
本当に何から何までお世話いただきありがとうございました
これからも良きブログフレンドとして
また人生の拠り所としてよろしくお付き合いくださいませ
 
ありがとうございました
 
 
 
 
※ まだまだ沢山の植物を拝見させていただいたのですが
レッドデータになっているものが多々あり掲載は控えさせていただきました
 

憧れのユートピア・大山 (Ⅱ)

2011-06-27 17:01:25 | お山(全国各地)
((つづき))
 
ユートピア小屋に靴を脱いで上がり昼食にします
朝、米子駅のハートインで買った牛カルビのおむすびや赤飯のおにぎりを貪っていると
Kさんの奥様が、リュックからトマトやブロッコリーのお野菜とオレンジにバナナ、ヨーグルトと
まるで不思議なポケットみたく沢山出してくださり、ここでも遠慮無しに皆いただきました
食べきれないので残りは自分のザックに仕舞いこんで帰りのバスでのおやつにします
重たい思いをして運んでくださってありがとうございます
 
12:00 それでは、いよいよ天上の花園、ユートピアへと参りましょう
 
ここまで誰にも会いませんでした、ワタシ達でどうやら独占できそうです
振り返ればとても素敵な山容の三鈷峰が望めます
 
 
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次第に細尾根になりところどころ岩が露出して慎重に足を運ばないと崩れて滑ったら
奈落の底です、雪渓もまだ残っています
 
 
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サワフタギの白さが新鮮です
 
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ユートピア小屋までに既にお目にかかっていましたが
やはり、岩場の険しいところに咲く姿は可憐です
なだらかな斜面を避けて種を保っているのでしょうか
 
                              ダイセンクワガタ
 
 
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足元をしっかりと確認しながら岩場の細尾根をピンクの絨毯に呼び寄せられて進みます
少し山上の雲が晴れてきました
剣ケ峰も姿を見せています
 
 
 
 
 
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もう、ここからは花園の住人達が挙ってお出迎えです
                     
                              ノウゴウイチゴ
 
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ダイセンオダマキ
 
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花園を独占してあっちの峰、こっちの峰と見渡しながらしっかりと心眼に焼き付けておきます
 
象の鼻のあたりから先までもう少しで剣ケ峰ですがここから先の登山道は上級者でも危険な地帯
今日はお花畑を訪ねてきたのですから十二分に満足しました
お名残惜しいですが、そろそろ下山することにしましょう
 
 
 
 
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13:00 来た道をとって返すことにします
 
                                     <<休憩>> m(-_-)m
 

憧れのユートピア・大山 (Ⅰ)

2011-06-27 02:29:33 | お山(全国各地)
2011.06.23(木)
 
ひょんなことからブログフレンドのKさんにお誘いを頂き行って参りました
鳥取県は大山のユートピアへと  
 
カレンダーはず~~っと雨マーク、ぎりぎりまで判断をしかねました
ですが、ですが~~ 
 
雨の確立が下がりました、ややもすれば曇りかと、
こうなれば、早い早い、夜行バスに乗って行きます 
Kさんとの待ち合わせ場所の米子駅に 4:45 に到着です
ハートインも 6;00 開店
7:00 の約束ですので椅子に腰掛けて一眠り
ハートインが開きました、通勤の人々もぼちぼちお買い物
おにぎり3個と飲料を買い込んで暫くすると携帯が鳴りました
Kさんの奥様からです
今日はワタシ如きの為にご夫妻で案内してくださいます
なんと光栄なことでしょう
時間通り 7:00 にお迎えにきてくださり、ご挨拶もそこそこに大山の駐車場へと向かいます
初対面というのに旧知の友人の様に遠慮無しにタメグチでしゃべくるおタケです
 
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7:30 大山寺山門近くの駐車場でトイレを済ませて身支度を整え出発
雲が厚いですが雨は大丈夫なようです
少し風が強いですがとても歩きやすい天気だと思います
 
やはり信仰の山です、赤い手編みの帽子のお地蔵様がお出迎えです
 
 
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今日はなんと言われても
天上のお花畑を訪ねて行くのです
よろしくお願いしま~~す
 
山道で早くもお花にご挨拶
 
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大山寺さんには山門の下から右の手と左の手を合わせて
今日の山行の安全をお願いします
大神山神社奥宮の鳥居を一礼して潜り
石畳の道を進みます
 
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志賀直哉の「暗夜行路」の舞台にもなっていますね~
 
和合の石の上には立派な夫婦杉
 
 
日本一長い自然石の道の両脇には白い花が一杯です
 
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ヤマアジサイやツルアジサイ、ショウマ、などなど・・・
 
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Kさんご夫妻はとっても仲良しで温かです
 
 
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朝まだ早いので誰もお参りにはきていません
お賽銭を入れて改めて真摯な気持ちでお参りします
 
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8:05  いよいよ 天上のお花畑、ユートピアへの登山口です
 
やはりツルアジサイが高く高く上っています
 
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え~~~と~~、沢山の花や木の名前、メモしてません、ぜ~~んぶ忘れました
恩知らずというか、不真面目というか、根っからのアホです 
 
 
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ここから下、中、上、宝珠越えで登って行きましょう
 
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だんだんと素敵なブナの林に入ってきました
西日本一のブナの自然林が続きますよ~
 
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ブナの緑の海を泳いで行くうちに
 
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いつしか木の根道の急な登りです
 
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初回の急登りを終えて汗も出てきました
水分補給をして空を見上げると青空も垣間見えます
 
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暫くはナルコユリの咲く平らな山道を
歓声を上げながらKさんご夫妻の間に割って入って進みます
 
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次から次へと初めて目にするランやツクバネソウのお出迎えに足は止まり放し
 
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ヤマボウシだって負けてませんね
 
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行く手に三鈷峰が見えてきました
遠望の姿からは想像し得なかった山肌の崩壊が見られます
 
 
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右手には去年の8月の末に登った弥山への夏山登山道の六合目避難小屋が小さく見えています
 
 
 
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そして、眼下に淀江から米子の市街地、中海、三保湾、美保関半島も見えてます
しっくりと晴れていたら隠岐島も見えるのだそうです
 
 
 
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梅雨恵みの雨をたっぷり受けて低木も勢いを増し
腰の辺りまで登山道にせり出して、時にはトンネルになり道案内がなければ迷いそうです
 
Kさんのお陰でとっても貴重な花を幾種類も確認できました
季節が巡り来れば必ずや花開いてくれるのです
どうか見つけたらそっと語りかけて末代までの生命の引継ぎを見守ってくださいね~~
そして自分だけの心のアルバムに残してください
 
 
タニウツギが一面ピンクの川を成していました
 
 
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弥山の北壁は切れ落ちて剣ケ峰にも雲のベールがかかり山頂は見えません
 
 
 
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目指すユートピア小屋はまだあんなに小さく
果たしてあそこまで辿り着けるのでしょうか
 
 
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岩登りに差し掛かり、3点確保でよじ登ります
見上げる先に空が広がりロープを頼りに登ります
 
 
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10:35 下りはここから別ルートで帰ります
進行方向に向かって右(写真では左に)僅かに急な抜け道が見えます
大丈夫かしら??
ま、行きと帰りは違うほうが楽しいけど、、、、
 
 
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北壁の荒々しい岩肌がハッキリしてきました
 
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カワイイ実がなってるみたいです
ツツジでしたよね、、、、、、
 
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これは ナナカマド
 
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11:10 やっと三鈷峰(1516m)への分岐まで辿り着きました
 
 
 
 
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ユートピア小屋も間もなくです
 
 
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カラマツソウでしたかしら?
その先に象の鼻から剣ケ峰へと縦走路が続きます
 
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11;20 やってきました~~~~~~ユートピア小屋
 
誰~~もいません
朝が早かったのでお腹ペコペコです
貸切でランチタイムにしましょう
 
 
 
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ゆっくりまったりとランチをして
これからハイライトのお花畑に行きましょう
 
 
                                               ((つづく))