あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

南奥駈道の極一部・・笠捨山へ

2011-06-05 23:54:00 | 大峰 奥駈道を歩く
2011.06.04(土
 
天気予報は晴れ♪♪
毎度の奈良の南方の山へのツアーに出掛けます
朝は 5:30 に地下鉄乗って、乗り換え乗り換え 7:00 に近鉄橿原神宮駅に着きました
出発は 7:40 です
いつもは 8:10 ですが、かなり遠方ですので今日は30分早くなりました
土曜日でダイヤも少ないうえに早朝は急行がありません
1本乗り遅れると集合時間に間に合いませんので時間がかなりもったいないですが仕方ありません
全員揃って7:45出発です
 
あれ?みけさんがいません、、、、寝坊でしょうか?
どうやら、代金を振り込まなかったようですよ、、、あ、違いました 
予約をしたつもりでしてなかったようです
休みは無理に取っていたのでどっか北の方へ出掛けたらしい 
 
シートには今日の行程の地図と次月からの予定表&UHA○△糖さんからの飴ちゃんの差し入れ
 
顔なじみの方と運転手さんの後ろの一等席に座って長い道中のスタートです
なんでも下北山の道路が工事中で時間規制があるので予定の169号線を変更して
168号線から登山道へ向かうようです
ですが、大淀のバスセンターにツアーリーダーの所長さんや先導車のメンバーさん達と
合流のために立ち寄ります
そこから168号線に出る為にくねくねの狭い五條市の山を行きますので早くもバス酔いの人が出ました
もう通いなれた道の駅大塔でトイレ休憩して十津川へと向かいます
 
こちらから425号線に入るところでもやはり規制があり
何としても10:30までに規制区間に入らないとならないようです
 
なのに、、、、、、、トイレが我慢できなくなった男性が一人バスを止めてしまいます
致し方ありません、これは我が身にも起こりうることですから、、、、、、、10分のロスタイム、、、、
 
でも~~、道路時間規制解除の電光板が点滅してます
あれ?土曜日は解除なのでしょうか
 
なんとか、時間内に工事現場に滑り込みバスは進みます
 
21世紀の森を過ぎて、また一人違う男性がバスを止めます
 
そうこうしているうちに女性がひとり車酔いで先導車に移ります
 
そんなこんなで 白谷トンネルを抜けて四の川林道の登山口に着いたのは 11:45
ここでもハプニング!! 
登山口を行き過ぎてしまい工事中のお兄さんにストップかけられました
 
バックしてやっと登山のスタートです 11:50
 
 
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お弁当やお茶を詰め込んでいきなりこの階段からスタート (ストレッチは銘々で済ませます)
 
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急な取り付きで、長い時間(約4時間)のバス移動で足が思うように上がりません
暫くして水場があり木立の中を早くも喘ぎながらジグザグと高度を上げて行きます
 
伐採された展望のきく場所から池原ダム湖が遠くの眼下に見えました
前方には素晴らしい稜線も広がります
 
 
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また木立へと入り50分ほどで佐田辻に建つ行仙宿山小屋に到着
ここで、お昼です
小屋の中を覘いてみますととても綺麗です
この奥駈の小屋や道は新宮の山彦グループの皆さんがお手入れをしてくださっているそうです
お陰さまでワタシのような者でもなんとかこの厳しい修行道を歩くことが出来ます
感謝、感謝です
 
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予定よりもかなり時間が押しています
昼食やトイレを済ませたら行きますよ~~
 
南奥駈道に出て今日の目的の山、笠捨山へと3つのピークを越えて行きます
道を遮る倒木や木の枝を除けながら行きます
 
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一番奥の反射板のある山に向かいますよ
 
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大きな杉の木の根元に石碑がありました
団体の後ろからゆっくり行きますがなかなか立ち止まって読んでる暇がありません
 
 
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                          一つ目のピークを越えて
 
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もう花は終わりですと言われてましたが、、、、なんとか待っていてくれましたよ、、、、、、
 
 
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さすがにシロヤシオは白い花の絨毯でした
 
                              二つ目を越えて行きます
 
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緑のシャワーが容赦なく降り注ぎます
 
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少し休憩しましょうと止ったところは
ラクダの木の広場(所長さんが名付け親)  14:05
 
 
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大好きです
空に向かって上げた手に若さがいっぱい飛んでいた~♪
 
 
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三つ目を越えて
 
下って最後の登りです
 
痩せた尾根、左は崖なんです!!心して少しの間、寡黙の人になってください!!
 
 
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紅葉かと思うほどのツツジ
 
つい余所見してしまいます
 
 
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15:00 何とか笠捨山 1352m 登頂です
                            
                             山頂にある雷様避け???
                   石碑の裏に謂れが書いてあるんだけど、立ち塞がって動かない人がいるのよね
                            (白いのは桜の花びらの模様)
 
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二等三角点
 
 
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山頂からは霞んでますが弥山、八経も見えてます
 
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次なる目標の行仙岳も
 
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のんびりもしていられません
早々にピストンで帰ります
 
今登ってきたところは下り、下ったところは登り、、、当然ながらの事
 
 
真赤なツツジとメドがついたシロヤシオに見送られて下ります
 
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少し下ったところで
一人のハイミドルのおじさんが足が攣って身動きできなくなってしまいました
登りも相当遅れていた方です
ブカブカとはいえジーンズです
 
添乗の方々や同行の参加者が協力
雁字搦めのテーピングや攣り止めの漢方薬の服用、ストックの貸し出し、リュックの携行
ありとあらゆる処方をしてゆっくり下りていただくことにして
先頭は出発
 
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ここはストーンと谷が落ちてます
さっきここ見ながら登っていったっけ
 
 
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登り、下り、四つんばいになりながら這い上がり
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振り返り、お山にサヨナラ又来るね
お花たちよ待っててくれてありがとう
 
 
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ホンマにここ登ったかしらと皆口々に言いながら急な下りを帰る
水場まで戻ってきました
あと少しです
 
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ハイ無事に戻ってきました 17:30
 
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 薬の効果があったようです
15分も待たずに遅れていた男性もサポートされながら無事に降りてきました
 
急いで急いで、温泉へと向かいます
425号線を下北山のきなりの湯へとバスで下ります
 
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18:40 温泉到着
さっぱりと汗を流して、下北春まなうどんをお土産に買いました
 
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くれなずむ、きなりの湯の看板の上の地すべり補強のコンクリート上を何やら大きな茶色の動物が
歩いています
皆で見上げています
持っていた携帯でズームしますが動物はハッキリしません
 
添乗員さんが‘‘カモシカ’’ですよ、、と教えてくださり携帯に納めてくれましたが
やっぱりカモシカは茶色い影にしか写りませんでした
 
さて、これから169号線を飛ばして帰ります
途中、杉の湯でトイレ休憩して
橿原神宮駅に着いたのは 21:30 大和八木へ回り電車を待っていると
<<鹿と接触した普通列車が6分遅れています>>
と、アナウンス  <・・><??>
快速急行はそのまま時間通りに出たが結局次の駅で先に行くべき普通列車を待ったので遅れた
鶴橋からまた乗り換え乗り換え、、、、
 
家に着いたのが 23:11 
 
実に18時間もの日帰り登山となった
ちなみにバスの走行距離も220kだったそうだ