あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

台風と競争~~?

2010-09-07 03:05:44 | 済州島(韓国)にて
2010.9.1(水)
2,3日前から嫌な予感!!
なんだか今回は止めた方が良いのではなかろうかと思っていたが、、、
9:00 予定通り斉州へ向けて関空を飛び立つ
チェックイン時にJALのお姉様が<斉州は台風の影響で強風が吹いていますが
今のところ定刻のフライトです>とにこやかな笑顔で案内してくださる
 
ここまできたら欠航でもない限り行きますよ!!
 
大阪の空は何事も無く瀬戸内海の上空から北九州を過ぎても眼下にはまさしく航空写真が広がる
機内から写真撮るべきでした(なんだかデジカメ作動させるのが躊躇われた)
シートベルト着用サインが点いてるのにテーブルをセットして出国カードを記入していたら
エクスキューズミー、テーブル、セットオフ!!と注意されたりしたもんだから・・・
 
機内食はきっちりパチリです
窓からの明かりがどうしても入ります
かなりの空席が目立ちます、平日ですものね
ワタシも3列シートに一人でした、横にだれもいないのは窓側をチャージした者にはラッキーです
 
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斉州への到着直前から雲の中へ突っ込みます
着陸態勢に入って高度をグングン下げると強風に機体が揺れます
翼の間から火花が散るのが見えます
いつもの思い‘パイロットさんよ一任しましたで~~’
平気な素振りで席に着いていますが内心は穏やかではありません
10:40 無事に着陸しました
斉州は雨でした、、、、、
税関をすり抜け預けたリュックとキャリーバッグを受け取り
ロビーへ出るとSさんが「お疲れ~~」と笑顔で出迎えてくれました
1年ぶりの再会です
1週間前にくじいた左足を少しかばいながら歩いています
「足、大丈夫なん?」て聞いておきながらすぐに到着前の機体の揺れ方の酷さの
話などをするワタシの薄情なこと!!
 
荷物があるからひとまず宿に向かいます
直ぐに路線バスにのってまず宿のある市外バスターミナルへ
バスは運賃先払いで右側に昇降口があります、当然運転手さんは左
車内はさすが韓国、こんなきれいな飾りカーテンが施されています
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バスターミナルの程近くに今日、明日と連泊するお宿がありました
Sさんが申し訳なさそうにお宿のことを話し始めます
ごめんね~~!この時期ホテルは高いのと足の便を考えて
バスターミナルに近いモーテルにしたよ・・・・
しかもデラックスルームだけどベッドはひとつだけなんよ・・・
 
ホントにターミナルから2分も歩かないで着きました
宿のご主人はとっても人柄のよさそうな方
彼女が流暢な韓国語でさらっと手続きを済ませると3階の部屋に階段を上がって到着
床は板張りの落ち着いた色合いで昔の引き出しの付いた箪笥が階段の踊り場にはさりげなく
おいてありアンティークな趣、ご主人の趣味でしょうか
Sさん曰く床はおそらくオンドルになっているのだろうと
部屋はセミダブルのベッドがひとつと丸テーブルひとつに椅子2脚
小さい冷蔵庫とTVとPC、ドライヤー
全くの観光に来たわけではありませんので申し分ありません
ベッドも幸いなことに横に枕を並べれば余裕で寝返りできます
富士登山の山小屋のことを思えばなんとセレブ~~~ですよ!!
 
食事もプールもオーシャンビューもありませんが2泊の宿泊費用でもラマダホテルには1泊も出来ません!!
 
 
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プライベートルームは浴槽はありませんがちゃんとツーウェイシャンプー、ボディソープ、固形石鹸が備えてあります、垢すりタオルも、タオルも、残念でした歯ブラシ歯磨きはありません
と、ここで。。。。トイレですが決してペーパーは流してはなりません、備え付けの容器に捨てます
韓国の大きな施設以外は環境保持の為の常識です
 
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温泉マークがついていて事情の解らない方は戸惑うかもしれませんが
韓国のモーテルは素泊まりで安上がりな格好のお宿です
でも事前に良く調べてからにしてくださいね、今回はSさんが韓国の友人にきちんと調べてもらって
手配しておいてくれました
 
部屋に入る前にご主人が冷凍の斉州島のお水のペットボトルを下さいました
冷蔵庫にも2本入ってます、無料です、
 
さて荷物を整理して機内食を食べてきたのでそのまま雨の中を観光に行くことにしました
ターミナルで城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)へのバス路線を確認して出発です
バス停に降りましたが雨が強烈なのとやはり少しお腹が減ったのでお昼にすることにしました
食堂のオジサンが店先で「日本人ですか?食べて行きなさい」と片言の日本語で
招いてくれたので中に入り注文しました
Sさんが交渉します、美味しくてお勧めのシナ
どうやら同じ韓国語でもソウルや釜山とはちょっと違うみたいです
時々???となってました (大阪弁や鹿児島弁みたいなものでしょうね)
 
出てきました
 
鮑粥                               キムチ丼
 
 
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付け合せの副菜 (こちらはお代わり出来ます)
 
 
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                 ご存知のとおり銀の箸とスプーンでいただきます
              二人で分け合って全部をいただいて完食~~~~
       実は昆布に入ってた緑の輪切りの物をオクラと思い食べたワタシ、、たちまち水をコップで3杯
        飲み干しても暫く口の中は火事でした~~~
 
         Sさんが後から食べて{うん、こりゃぁ無理だわ^^}と笑ってました!!
 
 
食事をしている間、何やらオジサンが携帯でやりとりしてお友達かお知り合いのオジサンがやってきました
食事が終わると今晩は何処に泊まるのかと聞いてきます、Sさんが斉州のホテルと答えると
後からきたおじさんに何か言ってます、、、Sさんが会話を聞き取ってどうやらワタシたちが日本人で
雨の中をバスでやってきたので泊まるところを探すかもしれないと思い民泊(民宿)を紹介しようとしたらしい
さすが! 商売人!
で、ご馳走様(ここも・・カムサハムニダ・マシッソヨ~~)と店を出るが強風と雨の嵐!!!
ちょっと目の前の地元のスーパーで雨宿りしてポケッタブルビニール合羽を買い着用する
          傘はあおられてほとんどびしょぬれになり役にたたないのです
         小降りになったのを見計らって城山日出峰へと歩きます
 お天気であれば海に突き出た山頂がすり鉢状になった草原のある円筒形の岬は絶景なんですが
  こんな日には入園は駄目だろうと諦め顔で行けば、
まぁ沢山の観光バスが来ており皆んな山頂目指しているではありませんか、、、、
それなら我々もと続いて行きます、、、、、止めずにお気楽に雨風をものともせず
賑やかに行ってしまう、、、同じ民族なんでしょうかーーーー
 
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益々、雨風が強くなってきましたがなんだか意地になって頂上に向かっていますよ~~
火山が冷え固まって出来た島ですから溶岩は実に不思議な形をしています
 
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何とか頂上に二人とも立ってみました
が、踏ん張っても吹き飛ばされそうな強風にカメラを取り出すことも出来ず敢無く下ります
絶壁が海に落ちています、その少しの入り江には蛸漁の貸ボート場もあります
 
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駐車場からせめて遠景でもと岬が厚い雲間から現れた隙にやっと一枚
 
 
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やっとあきらめて宿に帰ることにしました
バス停で待っていると一台のタクシーが止まってしきりに何処まで行くのかと聞いてきます
<バスターミナルまでなら20,000ウォンとかなんとか・・・
バスだったら二人で4,000ウォンで済みます、しつこく次のバスが来るまでに帰り着くと言い離れませんが
しっかりきっぱりSさんは断ります!!  たいしたもんだ!!
なんか捨て台詞を残してやっと行きました
直ぐにバスもきてターミナルまで帰ってきました 17:40
ターミナルで美味しい食事どころを紹介してもらいお店に向かいます
 
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少し大通りを歩いて右折するとありました
 
今夜はこんなメニューです
 
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豚肉の焼肉、海栗と若布のスープ、海鮮スープ、
主食は五穀米?(赤米にコーリャンか??)、副菜にミニチジミ、モヤシのナムル、etc
お腹も満足、満足
 
お宿に帰る途中でとうとう傘の骨が折れてしまいました
ターミナルの売店で500ウォンで買いました
 
ちなみに彼女が今の相場は1,000ウォンで800円ぐらいだというから
今のところは400円のお買い物です
全部彼女が持参しているウォンとカードで支払ってくれてますので
最後に諸々の精算をすることにしました
ワタシの持参した韓国通貨は前回の旅行時に残った紙幣の14,000ウォンと
小銭が1,300ウォンのみ
今回は全く両替せずに日本円だけを持参しました
 
なんの不安もなく台風の中でも足が痛む(Sさんゴメン)のも、へ、ともせず
楽しく斉州の一日目が過ぎた
 
モーテルで横になって明日も雨は上がらないという予報を見ても
明日になって考えよう!!といい、NHKのニュース放送を見てオヤスミ~~~
 
 
また明日~~~