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にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

シベリウス作曲 交響詩「フィンランディア」シャルル・デュトワ指揮

2008-06-10 15:19:10 | 音楽 美術





シャルル・デュトワ指揮
NHK交響楽団


「苦難のモチーフ」
①金管楽器を中心にして低い音域で始まる「苦難のモチーフ」
②音程は下がるが、音量は大きくなり圧迫感が強調される。
③各楽器の個性を生かしひとつの旋律を異なる楽器群で受け渡していく。
④木管楽器のやわらかい響きが森の木々のように人々を包み込む。
⑤弦楽器が民衆の歌のように大地をふるわせ歌いあげる。
⑥各楽器群が集合し、大きな響きとなって次のモチーフへとつながっていく。

「闘争の呼びかけのモチーフ」
⑦一拍目の休符のタメがファンファーレの爆発をきわださせる。
⑧5音からなるメロディが4拍子で奏でられそのズレがやがてピタリと合う。

「勝利に向かうモチーフ」
⑨爆発的な金管楽器のファンファーレが響く。未来の勝利を予感する明るい部分。

「フィンランド賛歌の旋律」
⑩独特の休符や音符の使い方がフィンランド語の促音便を感じさせる。
⑪木管楽器による旋律はのちに歌詞がつけられ「フィンランド賛歌」として
広くうたわれるようになった。
弦楽器の*トレモロはフィンランドの静かな大自然を思わせる。
⑫「フィンランド賛歌」の旋律は繰り返されー

⑬再び「勝利に向かうモチーフ」が全体で奏でられる。

                    *トレモロ・・・(伊:tremolo、振動、ゆらぎの意)とは、単一の高さの音を連続して小刻みに演奏する技法、
                      ならびに複数の高さの音を交互に小刻みに演奏する技法。



                ー BS「名曲探偵アマデウス」の番組中での演奏より



以前に記した「フィンランディア」の記事はこちら。


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