にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

のだめカンタービレ第7話

2006-11-28 09:09:29 | 映画  テレビ
久しぶりに娘と一緒に観れました。
今日も盛りだくさんのクラシックが聴けて「ああ、やっぱり音楽って良いな~。」と二人で感動しきって観てしまいました。

ハリセン教師の登場は、シベリウスの「フィンランディア」の曲と共に。

ショパンの曲も聴けました。「ショパン 即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作(幻想即興曲 Op.66)」「別れの曲」





全国から精鋭を集めた千秋の勇士による学生アマチュアオーケストラは、順調に・・・選曲が進むように見えましたが、コンチェルト(協奏曲)の線に固まり、結局モーツァルトのオーボエ協奏曲に決まったのでした。

早速アマチュアオケの練習が始ると、千秋もSオケのときとは違い、名演奏に乗って軽やかに指揮を振るのですが、マンションに帰ってのだめに話をすると・・・、「モーツァルトはピンク色なのに千秋には似合わない」と言われ、千秋もあらためてオケを指揮すると「ピンク色と言うよりは、いぶし銀だな」なんて言ってましたね。

差し入れを持ってきたのだめに、オーボエの黒木くんはどうやら、のだめに一目惚れみたいな感じになり、休憩中にメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いていた清良(水川あさみ)ちゃんは峰くんに「好きだ!!(清良のヴァイオリンが・・・)」と言って、清良にヴァイオリンの弟子入りを申し込んだりしてましたが。

そんな、場の空気も和みメンバーもウキウキとした心持ちで演奏をすると、メンバーもにこやかな表情になり「さっきまでイブシ銀だったこのオケが、ピンク色のモーツァルトに・・・」と千秋まで満足してましたが、演奏者の気持ちひとつでいろんな演奏になってしまうんですね。

千秋は、もう1曲オーケストラで演奏する曲を探します。そして裏軒で佐久間からもらったCDがあることを思い出しました。
CDには、巨匠シュトレーゼマンが指揮のブラームス「交響曲第1番」が収録されてました。
ブラームスは、この曲に20年の歳月をかけていたとのこと。
千秋は師匠ミルヒーの言葉を思い出し、R☆Sオケで演奏することを決意します。

が、オーケストラのメンバーは・・・

 どうやらコンクール(自分の将来)の練習のためにオケの練習をサボりがちになってしまいます。峰くん一人がこのオケに懸ける想いを熱く語りますが、どうもメンバーはしらけてしまい、結局千秋の一声で、コンクール終了まで練習は延期になってしまうのでした。





黒木君の登場を楽しみにしていましたが、やっぱり千秋様の魅力が満載のこのドラマ・・娘も私も千秋君の人柄には魅了されてしまうばかりです。
後輩の のだめを気遣ってやる様子は、こんなステキで面倒見のよい先輩はいないよねと。

幼稚園の先生になりたいのだめ。のだめの将来を真剣に心配する千秋先輩。
すれ違う2人。
本人がそうあることを望まなければ、いくら才能があってもどうしようもない。
のだめのために、まず自分自身が頑張ろうと決意する千秋に、のだめの才能にメロメロになっている千秋君の姿を見ました。





しかし黒木くんのこの言葉はぐっときましたよ~「上を目指すっていうことは、純粋に音楽を楽しむって事じゃないのかな?」のだめの質問に対して答えたこの一言。




コンクールで優秀な成績を修めると将来へ向けての第一歩としては、申し分ないですが、でも自分の好きな音楽を勇士の集まるオーケストラで演奏する魅力っていうのもあります。うーん。むずかしい・・





「のだめカンタービレ」公式HPはこちらから。

「のだめオーケストラ」試聴はこちらから。

上原美佐さん(多賀谷彩子役)のインタビューが!

シベリウス 交響詩「フィンランディア」の概要はこちら。




それから他ブログの人からの情報なんですが、来週の「スマスマ」のお客様は、上野樹里ちゃんと玉木宏さんなんですって!
楽しみですね^^



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4 コメント

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楽しさと厳しさと (シフ)
2006-11-28 12:45:27
非常に難しいテーマですね。
コンクールで優勝(上位入賞でさえも)を目指すことがいかに厳しく困難なことかは、例えば諏訪内晶子さんの著書「ヴァイオリンと翔ける」を読むとよくわかります。
例えてみれば、オリンピックで金メダルを取るくらい難しいことですね。(コンクールにもよるけど)
聡明な千秋には充分それが分かっているわけです。
でも、音楽ってそういうもの?っていう疑問もあるわけです。
プロを目指す人がいかに厳しい練習を積んでいるか、笑いながら教えてくれるのが「のだめカンタービレ」かも知れませんね(笑)。
フィギュアスケートの話になってしまいますが・・。 (tatti)
2006-11-28 13:45:44
>音楽ってそういうもの?っていう疑問もあるわけです

 荒川さんのトリノオリンピックで取った金メダルを思い出しました。

「楽しんで滑ることが出来た。ビデオをあとで観ても、本当に楽しそうに滑っている自分を観ることが出来た。」

こう語れるまでに、どれほど血の滲む努力をしてきたことでしょう。才能があるうえでの計り知れない努力。

自分に足りないものを新星真央ちゃんから学べたから今の自分があると、ずっと年下の後輩であるにもかかわらず真央ちゃんの存在をたたえていた荒川さん。

先ほど、昨日のニュースステーションの録画を見ていましたが、その真央ちゃんが、安藤美姫選手のジャンプで転倒しても、次のジャンプで挽回するビデオを観て、「勉強になりました。真央もそうありたいです。」と語っていました。

美姫ちゃんとて、去年の辛い時期を乗り越えて今日の精神的に成長した美姫ちゃんがあるわけです。

日本のフィギュア界の豊富な人材が互いに切磋琢磨しあって、スケート王国日本を築いてくれるのでしょうね。



「のだめ・・」の千秋も、のだめの並ならぬ才能に、自分がもっと頑張らないと奮起しますね。

のだめに一目惚れする黒木くん、峰くんにヴァイオリンの才能を見込まれ「好きだ!弟子にしてください。」とせまられ、上機嫌になった清良・・
演奏はいつしか「ピンクのモーツアルト」に・・。

結局、才能ある上での血の滲む程の努力とその上で音楽を楽しむ気持ちが(精神的な余裕)必要なのかなと思います。

いずれにしても才能があってのことなのですね~
千秋くんに見込まれたのだめが羨ましい。
黒木くんはのだめに一目惚れのようだし・・。

同感です (eyes_1975)
2006-11-28 17:42:34
先週に戻りますが、ラフマニノフもその1人です。「ピアノ協奏曲第2番」の影には「ピアノ協奏曲第1番」があまりにも不評だったため、落ち込んでいたのです。その中、立ち直って出来上がった傑作とまで言われるほどになりました。たいてい大作曲家には共通するようです。
今年はラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」 (にゃんこままの部屋)
2006-11-29 08:41:56
フィギュアスケートで、村主選手、高橋選手が演技曲に用い、のだめカンタービレでも2週連続使われ、有名になりました。

この名曲が生み出されるまでに、様々な苦労があったのでしょうね。

才能ある者の血の滲むような努力・・・頭が下がります。

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