毎日、無人販売所に、カボチャを並べているこの頃ですが、
カボチャなど四分の一にカットしたものをスーパーで買うのが定番になっているのが今のご時世で、売れ行きが今一つ。
持って帰るのも重いし、冷蔵庫に入れておくのも場所を取る。
ハロウィンのころなら、子供のためにまんま一個を買ってもらえるのですが、冬至カボチャは、主婦目線でいけば、カットしたものに限られるようです。
野菜の無人販売は原則調理したものは売れない規則なので、カットできないのですね。
「うーん。」と頭を抱えて、無人販売所で腕組みして思案しているところ、
ご近所の、高齢男性・・・まったくお仕事もせずに、あちこち、ふらふらと歩き回っているその方に見つけられて、
一言、言われました。
「あんた、魔法が使えるなら、そのかぼちゃ、シンデレラの舞踏会へ行くときの馬車にかえてみなさい。」
お酒でも入っているのか、足元もふらふらとおぼつかない・・・
つまらぬ人に見られたものだ・・・聞かなかったことにして帰ろう・・・
と、聞かなかったことにして、その場を立ち去りました。が・・・
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