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にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

バーバーの「弦楽のためのアダージョ Op.11」

2007-01-28 15:21:08 | 音楽 美術
民放で放送されている「冬のソナタ」は、やはり観てしまいます^^

今回はドラマに流れるクラシック音楽を取り上げてみたいと思います。

冬ソナでは、「チュンサンのお葬式」のシーンで使われていますね。
バーバーの「弦楽のためのアダージョ Op.11」



すすり泣くような旋律、中間部終わりの、激しく突き上げる慟哭のようなクライマックスで知られています。
訃報や、葬送、また映画などでも多く使われています。
ただし、それはバーバー自身の意図したところではないとも伝えられています。



「冬ソナ」では、
チュンサンのお葬式といっても実際のお葬式に参列
したのではなくて、子供たちだけで川に行って、紙を燃やして亡くなったであろうチュンサンを弔ったのですね。
そのときにBGMとして使われていたのでしたね。
冬の冷たい川に吹き付ける風・・・愛するチュンサンを失ったユジンや、仲間たちの悲しむ姿にぴったりマッチしていました。



つい最近では、ドラマ「のだめカンタービレ」第8話にもつかわれていましたね。
のだめが千秋に催眠療法で、過去の飛行機事故で背負った不幸な出来事から千秋を救ったときにBGMとしてつかわれていました。
のだめが例の口調で
「千秋先輩は悪くないんですよ。事故だから誰もどうすることもできなかったんですよ。・・・もう先輩は飛行機に乗れますよ。・・・神様が呼んでいるから行かなくちゃ・・。」
といって千秋の部屋から出て行くシーンですね。

千秋君の寝顔に神々しい光が降り注いで、彼はつらい過去の出来事から解き放たれるのでした。
そのときに効果的につかわれた曲です。



コメント (2)
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