『書斎の競馬』元編集長のひとりごと

馬・車券歴40年以上50年未満。いつの間にかいい歳になった。

京王杯SC

2008-05-16 20:42:37 | 競馬
スズカフェニックスはまともにスタートをきれたら高松宮記念で勝てたろうか。出遅れて開き直れたからあれだけの脚を使えたとも考えられる。いずれにせよ1番枠で福永というのでは買う気になれなかった。今回は58キロだが武豊に戻る。強敵はスーパーホーネットくらい。中心視してよいだろう。

昨年は高松宮記念から安田記念に直行したスズカフェニックスだが、今年は京王杯を使う。ステップ競走というより阪神C勝ち、阪急杯2着から1400メートルのほうがチャンスありとみての登板であろう。マイルでスーパーホーネットやカンパニー、外国馬に勝てる保障はない。安田記念はともかくここは負けられないという意気込み。

スーパーホーネットの高松宮記念は寄り道だった。わざわざ1200メートルを使ってきたので期待したのだが勝てるような仕上げではなかった。ただし着賞金拾いくらいのもくろみだったとすれば意味はあったといってよい。昨年スワンSを勝ち、マイルCSがダイワメジャーにクビ差の2着でスズカフェニックスには先着している。今回は斤量がスズカより1キロ軽いのは有利だが、仕上がりに差があるような気がする。1400メートルは3戦2勝。

2頭ともに追い込み型なので、割って入るとすれば先行流れ込み型。能力的には差がありそうなので大きなことはいえないが、内田騎乗でアイルラヴァゲインが面白い。掲示板外したのは22戦して2走だけ、堅実無比と言えるかも知れないがともかく決め手がない。高速馬場対応力はあるので前々で流れに乗れば。

ドラゴンウェルズにも同じような事がいえる。決め手はないが粘りはある。思ったほど強くならないが、キャリアからすればのびしろはある。