『書斎の競馬』元編集長のひとりごと

馬・車券歴40年以上50年未満。いつの間にかいい歳になった。

フサイチリシャールの相手は?

2006-03-15 09:00:23 | 競馬
【スプリングS 芝1800メートル 出走予定馬】
ダイアモンドヘッド 牡3 幸英明  池江泰寿
トウショウシロッコ 牡3 吉田豊  大久保洋吉
ドリームパスポート 牡3 デムーロ  松田博資
トーヨーエーピー 牡3 田中勝春 成島英春
ニシノアンサー 牡3 横山典弘 奥平真治
フサイチリシャール 牡3 福永祐一 松田国英
メイショウサムソン 牡3 石橋守 瀬戸口勉
モエレソーブラッズ 牡3 ○○  小島太
以下抽選対象(8/12)
アポロノサトリ 牡3 吉田隼人  堀井雅広
アマノトレンディー 牡3 秋山真一郎 湯窪幸雄
インテレット 牡3 ○○  萩原清
エフセイコー 牡3 柴田善臣  鈴木康弘
セキサンフジ 牡3 蛯名正義  坂口正則
タマモサポート 牡3 藤岡佑介  藤岡健一
トップオブツヨシ 牡3 ○○  鶴留明雄
トーホウアラン 牡3 藤田伸二  藤原英昭
ナイトレセプション 牡3 後藤浩輝  後藤由之
ファイングレイン 牡3 四位洋文  長浜博之
マルブツリード 牡3 ○○ 大根田裕之
ヤマタケゴールデン 牡3 池田鉄平  畠山重則
以下除外対象
サクラオールイン 牡3○○  小島太
ジェイウォーク 牡3 吉田豊  大久保洋吉
ショウナンサザン 牡3 吉田豊  大久保洋吉
スマートフレンズ 牡3 ○○  田村康仁
ダイワバゼラード 牡3 ○○  上原博之
トップオブサンデー 牡3 ○○  伊藤伸一
トーセンシャナオー 牡3 ○○  森秀行
フサイチギガダイヤ 牡3 ○○  森秀行
マチカネゲンジ 牡3 ○○  藤沢和雄

 福永のアドマイヤフジ騎乗(阪神大賞典)で、一時デムーロが頼まれていたフサイチリシャールだが、アドマイヤの回避で福永に戻った。
 フサイリシャールが皐月賞直行宣言をしたため、福永が早い時期にアドマイヤの騎乗を受けてしまったためで、かりに今回乗れなくても皐月賞の騎乗は決まっていたので、乗り捨て? と勘ぐるような材料ではなかったようだ。
 スプリングS→皐月賞→NHKマイルC→ダービーという青写真、2歳時期に5戦しているので今回が7走目となる。
 前走などは朝日杯FS時に比べると明らかに手抜き仕上げ、皐月賞までは酷ローテを不安視する必要はなく現段階で消耗はない。
 使いすぎへの懸念はNHKマイルCあたりからでよいだろう。
 今回は得意の1800メートルで、中山は前々で競馬するこの馬にとっては願ってもないようなコース形態、ここで足踏みするようでは先がない。

 ドリームパスポートは、きさらぎ賞の勝ち馬だがフサイチリシャールには2戦2敗。
 未勝利戦と萩Sでフサイチには完敗している。
 年が明けて能力差が開いたような印象だし、脚質も中山不向き、強調できるような材料はない。

 メイショウサムソンもフサイチには萩S、東スポ杯2歳Sで後塵を拝した。
 フサイチ以上に使い込まれている馬で上がり目には乏しく、勝負づけはあったと考えるべきだろう。
 ただドリームとちがって好位で競馬できる。
 
 ダイアモンドヘッドはキャリア3戦。
 2戦目のデイリー杯2歳Sはマルカシェンクの2着だったが、スーパーホーネットには先着した。
 朝日杯FSは1番枠から先行して5着に終わったが、だいたい仕上がり印象程度の結果で、さほど内容は悪くない。
 本家筋のSS産駒ではないがドリーム、メイショウあたりよりは好素材である可能性は高い。

 トーヨーエーピーはマイル1分36秒8という低レベル芙蓉Sの勝ち馬、右回りの方が走るが争覇圏内の力はない。

 トウショウシロッコは京成杯2着馬だが、勝ち馬ジャリスコライトはまったく眼中にない2着どりの競馬だった。

 ニシノアンサーは京成杯8着、クローバー賞でアドマイヤムーンとハナ差だったが、その後使われまくっているし、ここは同型強力馬が揃った。

 クローバー賞3着がモエレソーブラッズで、ダート主体の使われ方をしてきたが、芝がダメというわけでもない。
 前走は久々で逃げたが自己パターンの競馬ではなかった。

 抽選対象の中ではナイトレセプションが強い。
 前走弥生賞は2分2秒3、アドマイヤムーンからコンマ8差の6着だったが、年末の葉牡丹賞は、2歳馬としてはじめて2分を切る1分59秒9のレコード勝ち。

 アマノトレンディーの唯一の着外ラジオたんぱ杯2歳S(6着)は、返し馬時の放馬が原因だった。

 トーホウアランは連勝中、前走セントポーリア賞圧勝で底を見せていない。

フサイチリシャールの相手探しの競馬。