ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

バイオ燃料に量産目標・産官学連携、最大20万キロリットル

2008-03-26 08:05:03 | 地球環境

 日経ECOLOMY(-環境+経済+私-)ニュースコーナー3月25日付記事を取り上げる。
 タイトルは、「バイオ燃料に量産目標・産官学連携、最大20万キロリットル」である。記事タイトルにリンクを張っておくので、ニュースコーナーや、コラムコーナーの記事をチェックしてみることをお勧めする。

 輸入エタノールに対して競争力の見込めるバイオ燃料を産官学連携で開発を急ぐとしているものである。
 再生産サイクルの早いヤナギやイネ科の植物を主原料に使う計画とのことで、量産が可能になる場合、1リットル40円程度での生産が可能になるとのことである。
 政府計画の50万キロリットルが、年間ベースガソリンその他化石燃料の消費量の中でどの程度の割合を占めるのかについては、年間消費量についての知識がないため、分からない。
 しかしながら、地球温暖化防止に向けたCO2削減に有効な、この種の代替エネルギーの量産が可能になるようであれば、それは評価すべきところと考える。

 話は変わるが、今日からまたテンプレートを変更した。
 以前使用していたボノロンについて、「緑のgoo」版が作られたようで、今日から使用させてもらうことにした。
 「緑のgoo」も成長し続けており、現段階で、90,876本に達している。「地球環境の浄化及び緑化」に少しでも貢献したいところであるが、残念ながら、私のブログの貢献度は「ゼロ行進」となっている。
 前段のバイオ燃料に関する記事を引用しておく。

 ========
 記事引用
 ========

 新日本石油、トヨタ自動車や経済産業省、東京大学などが参加する協議会が、2015年までに最大20万キロリットルのバイオ燃料を国内生産する量産目標をまとめた。ヤナギやイネ科の植物などを主原料に使い、輸入エタノールに対して競争力がある1リットル40円での生産が可能としている。政府がバイオ燃料の導入目標とする50万キロリットルの4割にあたる規模で、産官学の連携で開発を急ぐ。

 26日に開く「バイオ燃料技術革新協議会」でこの目標を元にした生産計画をとりまとめる。原料には南日本に自生するエリアンサスといったイネ科の大型草、ヤナギやポプラなど3年程度で収穫可能な広葉樹を候補とする。

 いずれも栽培の手間があまりかからず、生産コストを抑えられるという。半径7キロメートルの育成地で仮にイネ科の植物を年間130万トン収集すれば、同10万―20万キロリットルのバイオ燃料の生産が可能という。生産には東京の山手線内の面積の1.5倍となる130平方キロメートルの耕作地が必要だが、減反などによる未利用農地などの活用で実現可能とみている。
 ========
 Written by Tatsuro Satoh on 26th Mar., 2008


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バイオ燃料 (yutakralson)
2008-03-27 15:07:49
こんにちは。ピザテンフォーのyutakrlsonです。私自身は、小麦やトウモロコシなどの穀物を原料にするバイオエタノール生産には反対の立場です。やるなら、穀物以外でやってほしいですし、それにとてつもなく豊かで、膨大な海洋資源に目を向けてほしいと思います。それは、ともかくとして、いろいろなところで、co2削減の動きがありますね。本日はそれに関連し、新たなお知らせを掲載させていただきます。
ピザテンフォーでは、4月1日からテンフォー全店で「あつエコ宅配」を開始します。「あつエコ」宅配とは、ピザテンフォーが生み出した全く新しい発想によるピザ宅配システムです。これによって、専門店と同等の美味しさを提供させていただくとともに、紙のピザボックスをなくします。ピザテンフォー全店で紙のピザボックスをなくすと、年間で680トンのco2削減効果があります。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
返信する