ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

商品にCO2排出量表示・経産省が小売り大手と連携

2008-05-10 08:10:05 | 地球環境
*スポンサーリンク


 日経ECOLOMY(-環境+経済+私-)ニュースコーナー 5月8日付記事を取り上げる。記事タイトルは、「商品にCO2排出量表示・経産省が小売り大手と連携」である。
 記事にリンクを張っておくので、他のニュース記事や、コラム記事に目を通すことをお勧めする。

 官民連携により、小売大手が自主企画商品等にCO2排出量を商品ごとに表示する取り組みを開始するというものである。
 CO2排出削減に向け、消費者意識を高揚するという意味で、有効なプランであるかもしれない。。。

 もっとも、記事で、「温暖化ガスの排出量表示で企業に地球温暖化対策を競うよう促すとともに、将来、温暖化ガスの削減費用を商品に課金するといった基盤の整備にもつながる」とも指摘されており、消費者に負担が求められる方向は気にかかるところである。
 応分の負担については否定するものではないが、便乗的に転嫁されるということであれば、問題ではないかと感じるからである。。。
 記事を引用しておく。

 ========
 記事引用
 ========

 消費者が店頭で買う商品をつくる過程で排出した温暖化ガスの量を商品ごとに表示する制度の普及に向け、経済産業省と民間企業が取り組みを始める。イオンやセブン&アイ・ホールディングスなど小売り大手と今年度中に指針をつくり、各社が来年度にもまず自主企画商品に採用する。温暖化ガスの排出量表示で企業に地球温暖化対策を競うよう促すとともに、将来、温暖化ガスの削減費用を商品に課金するといった基盤の整備にもつながる。

 二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの排出量表示は「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」と呼ばれ、欧州で普及しつつある。経産省は温暖化対策に有効と判断。6月初旬にも産業構造審議会(経産相の諮問機関)の環境小委員会で導入に向けた研究会の設置を決め、具体策の検討に入る。
 ========
 Written by Tatsuro Satoh on 10th May, 2008

*スポンサーリンク
 

最新の画像もっと見る