ウェザーコック風見鶏(VOICE FROM KOBE)

風の向くまま、気の向くままに……

エコな行動でポイント獲得 - 環境省、導入支援に本腰

2007-09-01 09:33:22 | 地球環境



 

 日経ECOLOMY(-環境+経済+私-)のニュースコーナー8月25日付記事を取り上げる。内容は、「環境省が、エコポイントの普及を推進する方針を25日までに固めた」というものである。
 家庭部門、オフィス部門で「温暖化ガス排出削減が進んでいない」現状について、7月19日付「1人1日1kgCO2削減運動に見る日本の削減戦略」等で取り上げてきている。
 そうした実態を踏まえて、環境省も危機感を感じて、「家計部門における温暖化ガス削減」にむけて、実効性のある政策運営を迫られ、方針を固めたものと考えられる。
 日経ECOLOMY記事タイトル、「エコな行動でポイント獲得 - 環境省、導入支援に本腰」にリンクを張っておくので、目を通すことをお勧めする。。。

 しかし、カード等で、環境に配慮した行動に対して「エコポイント」が貯まり、それを商品購入などに使用できるということになれば、一般受けするかもしれない。。。
 いずれにしても、一般の人たちが、「エコな行動(=環境に配慮した活動)に興味を持ち、具体的な活発な行動につながる」ことが重要で、それが「家庭部門の温暖がガス排出削減」に直結するような仕組みが必要である。

 環境省も、「2008年度予算の概算要求に、制度を導入する企業や地域の商店街などの支援策や、CO2排出量や環境配慮の度合いを評価し表示するための調査費など5億円超を計上する」とのこと。また、「消費者は自分がどの程度CO2を出しているのか把握できず、削減意識が根付きにくい。お金と同じ価値を持つエコポイントを全国に普及させ、環境に配慮した消費への変化を促したい」としているとのことである。

 具体的には、「増加が目立つ家庭や運輸部門の排出削減のため同省は、省エネ家電などさまざまな製品やサービスについてCO2削減効果の調査を実施。製品への排出量表示を進める一方、排出量の少ないものに『エコポイント』を多く与え優遇する試みを支援する。地域や企業を対象にエコポイント活用のためのアイデアを公募し、波及効果が大きい案について、機器の整備や試行に要する費用などを補助、普及を促す。家電量販店で省エネ性能の良い製品を買った場合は、その店のポイント還元サービスを優遇したり、公共交通機関を使った時にポイントを与え、商店街の買い物に利用できるようにしたりといった取り組みが考えられる」としているようである。
 実効的な効果を期待したいところである。。。
 Written by Tatsuro Satoh on 1st September, 2007

エコミュージアム・理念と活動―世界と日本の最新事例集 エコミュージアム・理念と活動―世界と日本の最新事例集
日本エコミュージアム研究会
牧野出版

このアイテムの詳細をみる


地球を楽しむ環境ボランティアナビ 地球を楽しむ環境ボランティアナビ
学習研究社

このアイテムの詳細をみる


最新の画像もっと見る