気取らずにワインとカメラを勉強しよう♪

★ワインとカメラのだらだらした備忘録

ヴァルポリチェッラ

2012-09-20 05:48:43 | 日記
ヴェネトのトップ生産者であり、
またイタリアでも5本の指に入る造り手として名高いアレグリーニ。
16世紀初頭から、ワイン造りで名声を築き上げてきた、家族経営の名門ワイナリーです。

5年連続でパーカーポイント95点以上を獲得、
世界最高峰として高い評価を受ける、偉大なアマローネや、
独自に生み出した“リパッソ”という製法で造られるワインを始め、
コストパフォーマンスが秀逸なヴァルポリチェッラなど、
そのラインナップは個性豊かで芳醇なワインばかり。
全て自社畑のブドウから造られる、モダンで美しいヴェネトの銘品は、
一度味わえばきっと虜になってしまうはずです。

ヴァルポリチェッラは、イタリアの中でも特にワイン造りに適した土地として有名です。
『ロミオとジュリエット』で有名なヴェローナの街から程近く、
アルプス山脈から続くレッシーニの山々と
イタリアで一番大きな湖である、ガルダ湖の間に位置しています。
ヴァルポリチェッラを横切る谷から暖かい気流がもたらされ、
そして、近くにあるガルダ湖が昼夜の温度差を広げてくれます。

このような恵まれた地形により生まれる、
独特な気候(マイクロ・クライメイト)が
果実味のしっかりしたブドウを育んでいます。







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ロエロ・アルネイス・レヴィ・ラベル

2012-09-19 05:47:02 | 日記
イタリア、ピエモンテ州のロエロとモンフェッラートの間の
サン・ダミアーノ・ダスティにワイナリーと畑を持つ、フラテッリ・ポンテ社。

第二次世界大戦後に、祖父カルロが
小さな畑でバルベラを栽培したことがワイン造りの始まりです。
その後、父ジュゼッぺ、母ジョヴァン二がそれに続き、
彼らの子供たちへと引き継がれ、
親子3代に渡りワイン造りを行っています。

この数年は、3代目当主、レナートを筆頭にイヴァン、マッシモ、
そしてメリーの兄弟を中心として一歩一歩着実な前進を目指し
自然を重視した、ブドウの特性、個性を生かすワイン造りに邁進しています。

この愛らしいラベルを手掛けるのは、グラッパの巨匠ロマノ・レヴィ氏。
17歳の時から、2008年に惜しくも亡くなってしまうまで60年以上ただひたすら
グラッパを造り続けていました。

一本一本彼自身が描いたラベル画は、世界に二つと同じものがなく、
その芸術的センスからも愛好家の間では高値が付き、
市場では滅多にお目にかかることのない貴重なグラッパとなっています。

そんなロマノ氏と現当主レナートの出会いは、彼が醸造学校に通っていた頃にまで遡ります。
学校誌の編集に携わっていたレナートが、雑誌の表紙をロマノ氏に
依頼したことがきっかけで、交流が始まりました。

ロマノ・レヴィ氏のラベルをまとう、ということはワイナリーにとって
一つの財産であり誇りでもあります。

温かみのあるそのラベルデザインから想像できるように、
職人の頑固さと人情味が現れている心温まるワインです。








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クエスト

2012-09-18 05:14:30 | 日記
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれるカレラと並び、
ブルゴーニュに引けを取らないカリフォルニアワインとして、
人気を二分しているのが、こちらのオー・ボン・クリマ。
ワイナリー名となっている「Au Bon Climat」とは、
英語で「well exposed vineyard」、「良く露出している、良く見られている」という意味で、
頭文字をとって、ABCと呼ばれています。

オー・ボン・クリマは、1982年、カリフォルニアのサンタ・バーバラの地で始められたワイナリーで、
オーナーは「カリフォルニアワインの怪人」の異名を持つジム・クレンデネン氏。
金色の髪の長髪に派手なシャツといういでたちで、
見た目はまるでプロレスラーかロック・ミュージシャンのような雰囲気です。
しかし彼の生みだすワインは、その容貌からは想像できないほど、繊細でエレガント。
そのワインのクオリティの高さも「怪人」と呼ばれる所以です。

それもそのはず。彼はフランスで修行していた際、
あのブルゴーニュの神様“アンリ・ジャイエ”に師事していました。
ジャイエのワイン造りに多大な影響を受けた彼は、
テロワールを繊細に表現したワインを造るため、
冷涼な気候でピノ・ノワールやシャルドネの栽培に向いているサンタ・バーバラに
ワイナリーを創設しました。

そして、ワイナリーを立ち上げてまもなく、1989年、1990年とたて続けに
ロバート・パーカー氏から「ベスト・ワイナリー・オブ・ザ・ワールド」に選出され、
1992年には、ロサンゼルス・タイムスの「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、
たちまち世界的な高評価を得、人気ワイナリーの仲間入りを果たしたのです。





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オテロ

2012-09-17 05:12:58 | 日記
あのペトリュスをプロデュースしているクリスチャン・ムエックス氏が
カリフォルニアで造った新しいワイン「オテロ」。
すでにカリフォルニア・プレミアムの地位を確立した「ドミナス」の
兄弟的なワインであり、そのクオリティは一飲の価値あり。

完成されたボルドースタイルのオテロはバランスの良さ、
しなやかさ、優雅な味わいに「ボルドー右岸の帝王」クリスチャン氏の
美意識が感じられます。

ワインの名前である“オテロ”は、
偉大なシェイクスピア作品の登場人物を思い起こさせますが、
フランス語のシャレで、
同じ発音で「もう水は十分だ」→ だからワインを楽しんでください!
という意味があります。


ナパ・ヴァレーのヨーントヴィルとオークヴィルにある、
クリスチャン・ムエックス氏所有のブドウ畑の区画で
収穫されるブドウがブレンドに使われており、
スキンコンタクトとバレルによるエイジングによって、
若いうちから楽しめるしなやかな味わいになっています。




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ナパヌック

2012-09-16 05:11:30 | 日記
あのペトリュス、トロタノワ、オザンナ、ラ・フルール・ペトリュスといった
ボルドー右岸最上のワインを手がけるクリスチャン・ムエックス氏。

彼がカリフォルニアの地で造るウルトラプレミアムワイン、
"ドミナス"のセカンドラベル的存在である『ナパヌック』の
最新ヴィンテージ2008年が入荷してまいりました!
ナパヌックと言えば毎年、入荷は1回限り、発売後、即完売となってしまう、
超人気のカリフォルニアワインです。

ボルドー右岸最上のワインを手掛けるだけあって、
ムエックス氏が生み出すカリフォルニアワインには、
カリフォルニアワインの持ち味である円熟した味わいに加え、
ボルドーのグランヴァンに通じるエレガントさや複雑性を兼ね備えています。

ワインの名前である「ナパヌック」とは、 ナパ郡のヨーントビルにある畑で、
1836年からブドウが植えられているナパ・ヴァレー最古のブドウ畑です。
クリスチャン・ムエックス氏が所有してからは、
灌漑設備を設置しない、 ドライ・ファーミングを採用するなど、
可能な限り自然にブドウを栽培し、
「ナパヌック」のテロワールを活かすブドウ造りが行われています。
もちろんハーベストはすべて手摘み。
しっかり張りのある完熟した果実のみが選別されます。
オーク樽も果実とのバランスをとるために新樽20%におさえ、
ブドウ本来の果実味と酸を大切にしながら樽熟成させています。



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