ひねもすのたりのたり

塾やってます。愚痴多め。好きなものは、ビール、旅行、本・漫画、ゲーム、音楽。にわかダムラー。おばちゃんです。

2021 吉備国の旅2日目③

2021年07月28日 | お出かけ
感染者の爆増が止まらないのに
TVもオリンピックフィーバー😱😱😱
一体どうなってるのでしょうか
頭もフィーバーしてるとしか思えません。




旅の記録の続きです。
嫌じゃない方はもうしばらくお付き合いください。


吉備津彦神社から歩いて吉備津神社につきました。
ここで
わたしはこの旅最大の失態をおかします😱


吉備津神社はさっきの吉備津彦神社と同じ大吉備津彦命を祀っています。

今回岡山に行くと決めた後、
桃太郎の伝説をちょいちょい調べたりしたのですが、
面白いんですよ。


皇子である吉備津彦命は、
天皇の命を受けて温羅(うら)を討伐しますが、
この温羅は百済から逃げてきて吉備国に住み着いていた民族とも言われているそうです。
要するにその地の豪族を鬼扱いして
大和朝廷が支配しようとした話ではないか、と。
この際に吉備津彦命がつれていた家臣の中に
犬と雉と猿を思わせる人達がいて、
それがお供の話になったのでは、と言われているそうです。

例えば犬飼部。
この人の末裔が五・一五事件で暗殺された犬養毅だそうで、
この神社の碑にはなんとお名前が残っています。





矢置岩。
吉備津彦命が闘いの前に矢を置いた岩ですって。





平賊安民
神社に掲げてある文句としては変わってるよね…



お参りして、
御朱印帳をお願いし、
受付横で映像の案内をしばらく拝見。
かなり詳しいのが何パターンもあって
面白かったので延々と見てました。
今思うとこんなことしてる場合じゃなかったのです…


有名な廻廊がずーーっと続いています。



素敵です。




途中にお社への道があったりする。


さあ!御竈殿にやってきました!


ここに来たかったんだよ!!

吉備津彦命に討ち取られた温羅は
首になっても何年も唸り声をあげ続けたそうで、
地中深く埋めてもその声は止まず、みんなほとほと困り果てたそうです。
ある日吉備津彦命の夢の中に温羅が現れて、
「俺の妻に首を祀らせろ。そうすれば今後は占いをしてこの国の役にたとう」と言ったとか。
そんな由来を持つ吉備津神社の鳴釜神事。
今でも吉凶を竈を炊いて占うそうです。
いい時は釜が低い音で鳴り響くんですって。

ブラタモリで見て、本当に見てみたかった!!!


な!
の!
に!!!!

御竈殿は閉まっていました。
なんと15:00までしか入れなかった。。。
私が建物の前に到着したのは15:13😱😱😱😱😱
あんなとこで映像をもたもたのんびり見ていなければ😱😱😱

あああああああ、ショック。






後でサイトを見たら
ちゃんと15:00までって書いてあった😭

あー悔しい。本当悔しい。
また来るしかないわ。




鳴釜神事については、雨月物語にもお話がありますね。
アレもなかなか怖い話です。

続く!




コメント
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