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ひねもすのたりのたり

塾やってます。愚痴多め。好きなものは、ビール、旅行、本・漫画、音楽、ゲーム。にわかダムラー。偏屈なおばちゃんです。

「国境の南、太陽の西」 村上春樹

2025年04月27日 | 
ここ数日電車移動が多かったので、読んでいた本。



うううーーーーんという内容だった。
前半は面白かったんだけどな。
文章は美しく情景描写もとても素敵だったけど。

村上春樹の小説に登場する人物は
性格的にろくでなしな男性と
それを許容する包み込むタイプの女性、
こういうパターンが割とあるように思うのです。

この話の主人公も
まるで新○誠のアニメの男性みたく
独りよがりのダメなやつだった。
新○誠のアニメ、
どうも人物の性格を受け入れられないケースが多くて、
ちょっと苦手なんです。

ラストぼやかした感じで終わっていたので、
どうなったのかは分からない結末でした。
ただ、
修復する・しないのどちらにせよ
コイツを許すことは私にはできないなぉと思いました。

最近、
登場人物や描写が受け入れにくく素直に堪能できない本が、
私の中で増えてきてる印象です。
許容範囲が狭くなっているんですね…。
頑固で偏屈な老人まっしぐらですかね…。







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「食堂かたつむり」 小川糸

2025年03月29日 | 
昨日読み終わった本です。



去年あたりブックオフで目について、なんとなく買った。

とても柔らかな文体で、
とつとつと語りかけるような雰囲気の話でした。
途中まではよかったのですけど、
豚の屠殺の描写が細かすぎて、
うっ…となりました。

あと、
内容が今じゃなかったな…(これは本には罪はない)


巻末についてた番外編はいらないんじゃ?と思った。
流れているものがなんとなく違う気がしました。



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「メメンとモリ」ヨシタケシンスケ・「黄泉のツガイ」荒川弘

2025年03月18日 | 
前から気になっていたヨシタケさんの「メメンとモリ」を購入。
それと「黄泉のツガイ」新刊をゲット。



ヨシタケさん、すごく好きなんです。
「あんなにあんなに」は号泣しました。

今回買った「メメンとモリ」は
前からネットでチラ見していたので
内容はだいたい知っていたのですが、
やっぱり欲しくなって買いました。
何のために生きているのか…と辛くなったときにそっと背中をなでてくれるような本です。

生きる意味とは?という答えは
毎日ちがっていてもいいのかもね。
ってメメンが言っていたけど
色んな答えがあるし
ぶっちゃけて言うとそんなことは考えなくてもいいのかもしれません。
「何のために」と考えるよりも
「生きていてよかった」と何回も実感できるように生きたいものです。
今度、ヨシタケさんの展覧会があるので、
これは是非行きたい。
(前に世田谷であった展覧会は行けなかったので)

「黄泉のツガイ」
ついにデラさんのお父さんが登場!
面白いねぇ。



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「ONE PIECE」111巻

2025年03月11日 | 
最終章に入った!と言われてもう大分経ったけど、なかなか終わりが見えませんね。



新刊がでると一回読んで、
その後で
その前の数冊をもう一回読んで、
また新刊を読む…というのが
私の連載物コミックスの読み方ですが…

今回111巻を読んだあと
家の中をどれだけ探しても110巻がない。
あれれ???もしかして買ってないのか?

と思って昨日買ってきました。
読んだ記憶もない内容だったので、
やっぱり買ってなかったんだわ。
どおりでなんか話が続かないなと思いました。

つーか
もう話が難しくなってきて
意味が分からなくなってしばらくたってるんですけど終わりを見届けたいので買って読んでいます。
私がボケて最終巻まで読める内に(そして内容が理解できる内に)
完結してほしい。

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「バイバイ、ブラックバード」 伊坂幸太郎

2025年03月07日 | 
引き続き、本棚にあった本を読んでみた。




伊坂幸太郎さんの「バイバイ、ブラックバード」

とても心が温まる話でした。
伊坂幸太郎の小説は、出てくる人がみんな魅力的で、
ほっこりと優しい気分の読後感。

今回も主人公の男性も、
相棒(?)の女性も
とんでもなく変な人だけどどこか憎めなくて、
柔らかい気持ちになりました。

とても面白かったです。



昔、読書メーターっていう本の感想を書くサイトに登録してたんだけど、
パスワードが分からなくなって入れなくなった。
IDもたぶん前のメルアドだったから、
パスワードの問い合わせもできない。
記憶を振り絞って自分のページを見ることはできたんですけど、
編集も追加で書くこともできないのです。
そこに書いてあった読書の記録をここに移したいんだけど、
どうしようかな。


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「流星ワゴン」 重松清

2025年02月25日 | 
数日前に読み終わった本。



「もう死んじゃったもいいかな」と呟いた主人公の男性が、
数年前に事故死した父子と一緒に不思議なワゴン車に乗ることになって…心揺り動かすハートフルな物語。(と背表紙に書いてあります)
「本の雑誌」のベスト1にも輝いたことがあるそうです。


うーーーん

話自体は面白いし、読みやすいし、
心温まるストーリーなのでしょうけど。


元夫のことが思い出されて、とてもモヤモヤしました。
もう父と子の話は読みたくないです。
いつまで引きずってんだと思うけど、
ダメでした。





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「さくら」西加奈子

2025年02月12日 | 
引き続き、本棚にあった本を読んでみたシリーズ。

この本を買ったのは何となく覚えています。
西さんが直木賞を取った後、ブックオフでウロウロしてた時に目についたので買いました。
結構前ですけどね。




最初の方、
時系列が前後して読みにくいなあと思っていたけど、
過去の話に統一されてからはそこは大丈夫になった。
だけど、
障害者をいじめたり、
お漏らしをしたり、
いわゆる下ネタやスカ系がガンガン出てきたり(書き方が結構露骨)、
そういうところが好きになれなかった。

あと、
家族を捨てて逃げ出す主人公の父親がどうしても嫌。
(自分の身に重ねてしまうので)

他の話もこういう雰囲気なのかしら…。

もう多分この作家さんには手を出さないと思う。


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「十角館の殺人」綾辻行人

2025年02月05日 | 
引き続き
いつ買ったのか分からないけど本棚にあった本を日々入浴中に読んでみました。

今回は、
綾辻行人さんの「十角館の殺人」。




以前どこかの
「大どんでん返しと言ったらこの本」のようなコラムで紹介されていた記憶があり、
楽しみーーーと思いながら読みました。

途中、
「え???どういうこと????」
となり、
そこからあっという間に終盤へたたみかけて、
エピローグ。
あまりの衝撃で、
何か伏線あったのかと思って
読み終わってからもう一回頭から読みました。

いやあ…まんまと騙されたというか思い込まされたというか。
ネタバレになっちゃうから詳しいことは書かないけど、
めちゃ面白かったです!!
ドラマ化もされたみたい。

綾辻氏、この小説がデビュー作らしいです。
他の話も読んでみたい。

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「変身」東野圭吾

2025年01月22日 | 
前回に引き続き、いつ買ったのか不明な本棚にあった本。
昨日読了。



途中まで読んだ辺りで、
「アルジャーノンに花束を」みたいな話かなと思って、
そう言えば
「アルジャーノンに花束を」も持ってたけど読んでないな…と本棚を探してみたけど
見つかりませんでした。

娘にあげたのか売っちゃったのか…。
うーむ
図書館で借りてこようかしら。
(でも図書館の本は流石に風呂では読めないな)


「変身」は
途中からは予想と違う方向に話が進んで、
ぐんぐん引き込まれて、
どんどん読み進めました。
とても面白かった。

風呂の中での読書にハマりました。
今日からまた違う本を読んでいます。



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「ユージニア」恩田陸

2025年01月13日 | 

12月あたりから読んでいた本です。
いつ買ったのか分からないけど本棚にあったので、読んでみた。
多分どこかのタイミングで買ったんだと思う。



年末年始で読み終わったのですが、
謎が多かったのでもう一度最初から読み直しました。
写真の本が若干びろびろしてるのは、
私が毎晩風呂の中で読んでいたからです。

読み返しても謎がとても多くて
結局どういうことだったのかがわからない。
というか、
それを明らかにしようとしていない。
なのに、
謎のままで終わっているけど
モヤモヤした嫌な不完全燃焼な感じはなくて、
そのままで受け入れられる不思議な話でした。
とても面白かった。


恩田陸さんは前に読んだことがあったけど、
結構好きかも。
また機会があったら読みたい。

でもさー
新たに入手するのは、
うちに山ほどある読んでない本を読んでからだよね。
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