宅急便で夫の姉から 毎年恒例の芋もちが届きました。
芋もち3本・白いもち1本に カマスの開きが10枚添えられ それと
姉が畑で作った落花生が 生です と書いた紙と共に入っています。
さっそく夫は姉にtelを入れ
「ひざが痛いにすまんね 姉ちゃんありがとう 無理したらいかんよ」
といくつになっても 姉への呼び方は昔のままです。
79才の姉はころんでひざを痛め 今は正座ができない状態とのこと。
今までは餅屋さんに頼んだら 芋もちでも白いもちでも 後から代金を
支払うだけだったものが 今年はさつま芋が不作で 芋を持ち込まねば
芋もちにありつけないとのこと。
弟に送ろうと ムリしてさつま芋を作ったかもしれない 申しわけない。
そのすぐあとに宅急便で また荷物が届きました。
親戚からずしりと重い箱で 開けてみると 杉の木箱入り とらやの羊羹
3棹です。爽やかな杉の香りが漂い 竹皮包みの羊羹は 今までの人生で
まだ食べたこともないです。
お母様のご逝去を知らず失礼しました 1年祭ですね お母様はお羊羹が
お好きでした お供えしてね
と流れるような文字で 手紙が添えてあります。親戚にはどこにも言わず
母を見送ったので 失礼も何もこちらこそ 申しわけないです。
母は羊羹が好きでしたが スーパーで買ったものでも 十分喜んで食べて
いました。 とらやの羊羹は口が腫れるがね と苦笑いするでしょう。