ベネチア映画祭で 金獅子賞を受賞した『ジョーカー』を観にいきました。
ジョーカーと聞いても ババ抜きしか浮かばん その程度の知識しかなくて
ロバート・デニーロが出ているので とにかく観ようと行ったわけです。
認知症の母と暮らす コメディアンを目指す心やさしい青年が 日常的にいじめや
侮辱され続け 心理的に追いつめられて やがて殺人者に堕ちていく人間ドラマで
日本でも近年 似たような事件が いくつかありました。
顔はピエロの化粧をし 悪の限りをつくす男は ふ~ん ジョーカーと呼ばれるの?
そんなことも知らず 観終わって 映画に詳しい若者に聞いてみると
バットマンとジョーカーが闘う映画を 観たことがある? と聞かれて もちろん
おばちゃんは知りません。それを1-2本観てから もう一回観にきてよ とのこと。
そうだ!ちょうど今TVで 期間限定ですが 無料で 洋画邦画なんでも見放題を
やっており 洋画を捜すと バットマンとジョーカーが戦うものを2本見つけました。
まず 1989年公開の 『バットマン』 当時52歳の ジャック・ニコルソン扮する
ジョーカーは 愛嬌があって なかなか可愛いです。
次は 2008年公開の 『ダークナイト』 ジョーカー役ヒース・レジャーは 撮影後
公開を待たず 28歳の若さで亡くなりました。この作品は モーガン・フリーマンも
出ています。
上映中のジョーカーは赤いスーツですが 過去の2つは紫のスーツで 顔はどれも
ピエロの化粧です。
はいはい 少し分かってきました。正義の味方バットマンが 宿敵ジョーカーと戦い
最後にやっつけて 街には平和がもどる という結末になっております。
上映中のジョーカーには バットマンは出てきません。今回のジョーカー役ホアキン・
フェニックスの 大減量したシワ顔が不気味で 役にぴったりの怪演です。
『ボヘミアン・ラプソディ』と『グリーンブック』 も上映中に二度いきました。
勉強のかいあって? ジョーカーの存在は何となく分かりました。まだしばらくやる
と思いますので 若者が言うように もう一度行こうと思います。