100回目という記念の 夏の甲子園に出場する 56校が出揃いました。
今年は100回目ということで 過去の名勝負や 心に残る試合の数々を
NHKが数日前から流し 懐かしさで胸がいっぱいになります。
高知代表は 今回も明徳義塾やろねと思っていたら 県予選決勝戦で
高知商業高が10-2の大差で明徳を破り 甲子園への出場を決めました。
高知商業高は昔から県民に 市商(シショウ)の愛称で親しまれている
伝統校で 県立高ではなく 高知市立の商業高校です。
かつては全国制覇もしましたが ここ数年甲子園へはあと一歩で涙を
飲んでいましたので 後輩の出場を待ちかねていたOBは大喜びです。
高知はかつて高校野球の強豪国でしたが 最近はそれもなく 甲子園
での一勝が難しくなっています。
鵬程万里果てもなき 太平洋の岸の辺に
建依別のますら男は 海の愛児と生まれたり
久々に市商の 鵬程万里を聞きたい 卒業生でない私まで感動するほど
市商の校歌 鵬程万里はみごとに短く 出だしの伴奏から一番の歌詞が
終わるまでが なんと30秒を少し切ります。
そのため 甲子園で一勝して校歌が流れる中 校旗の掲揚がありますが
思いっきり急ぎ旗を上げなくては 旗が上がる前に歌が終わってしまう。
この潔く短い校歌は 出場56校中で最も短い校歌でしょう。 鵬程万里を
校旗が風にたなびきつつ昇る 映像とともに聞きたい 欲を言えばそうね
3回ほど聞きたい と欲張りばあさんは思うのです。