ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ひまわり」

2019年12月19日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1970年公開の映画の紹介です

監督は、ヴィットリオ・デ・シーカ。
イタリア・フランス・ソ連の合作のドラマ映画です。
主演・出演は、マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレン、リュドミラ・サベーリエワ。


省庁へ出向いたジョバンナは、出征した夫・アントニオの消息を訪ねます。
生死が確かめられない状態ですが、ジョバンナは夫は生きていると信じていると豪語します。
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二日後にアフリカ戦線行きを控えたアントニオとジョバンナは海岸で出会いはしゃぎます。
そして、結婚すると12日間の休日がもらえる事で2人は夫婦となり、更に喧嘩騒ぎを起こしてアントニオは収監されてしまいます。
それは出兵を遅らせる為に2人が考えた事で、間もなくアントニオはロシア戦線に送られてしまうのです。
その後、数年間ジョバンナはアントニオの帰りをひたすら待ち続けます。
間もなく終戦の知らせが届き、ジョバンナは写真を片手に汽車から降り立つ兵士の中にアントニオの姿を探します。
すると一人の兵士が写真を見て、知っていると言い、最後に見たアントニオが過酷な状態だったことを話します。
更に日がたち、便りがなく諦めると言うアントニオの母に、「生きているから探しに行く」と、ジョバンナはロシアに降り立ちます。
大使館でジョバンナはある場所を紹介され、そこはあたり一面ひまわりで覆われていました。
その下にはイタリア兵士とロシア人の捕虜が眠っていると話され、ジョバンナは夫はここにはいないと立ち去るのです。
そして、写真を持ち探し続けるジョバンナに、ついに
「その人は、そこにいる」
と一軒の家を指さされたのです・・・

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原題の『I Girasoli 』も、イタリア語で「ひまわり」です。
因みに英語では「SUNFLOWER」

どこまでも続くひまわり畑は、ソビエト連邦時代のウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほど行ったヘルソン州で撮影されたようです。

ジョバンナ役はこのころ30代半ばのソフィア・ローレン。
この映画の前に、
「河の女」(1956)、「昨日・今日・明日」(1964)、「アラベスク」(1966)などの主演があります。
近年では、ミュージカル出演の「NINE」(2010)では、歌声を披露しています。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (azm)
2019-12-19 17:57:35
再見しようと思ってたところです。
音楽も切なくていいですよね(-.-;
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Unknown (azmさんへ)
2019-12-19 19:38:45
実は、きちんと観たのは初めてなんです
やっぱりとっても、切なく、良い映画でしたね
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ソフィア〜ロ〜レン! (truelies)
2019-12-19 23:46:35
ひまわりが代表作の1つだとは知っているんですが、多分ソフィア・ローレンの名前を知ったのは『カサンドラクロス』だろうなぁ
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こんばんは (trueliesさんへ)
2019-12-21 00:03:54
私も『カサンドラクロス』が最初でした
印象の強い女優さんですよね
今でも映画出演があって、やっぱりゴージャスです!!
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